Choral am Ende der Reise ～旅の終わりの音楽～

某フィルのチェロの主席奏者と
日本人女子ピアニストの
（日本の音大→オーストリアの音大→そこの大学院→今年卒業）が
演奏会をやるっというのでハルちゃんにチケットをもらい、
行ってみる。


演奏会、さすが地元の団体が主催しているというだけあって、
「某フィルのチェリストをききにきた」という
感じではなくて、なんというか毛色がちがう。

まずは市長の挨拶から。


市長の挨拶ですか！！


とびっくり思いつつ、聞く。


なぜワタシがでてきてしゃべってるかというと、
ピアニストちゃんのおうちと市がこういうコネがあるんですよ。


という話。


ピアニストちゃん。


コネの話をぜひしてくれるなよな～、っと思う。

コネでこんなに大きいコンサートを開いてもらって
よかったですね～。

といいたくなるようなコンサート（毒がでてるなあ、ワタシ）
であったから。

市長が出てきて、携帯電話が何回も鳴って、
くしゃみはみんなするし、音がポーンと飛ぶピアノ。


しかししかししかし、

某フィルはすごかった。
きっちりとしたボウイング、音色、フィンガリング、ビブラート・・


すごいなあ。
すごかった。


このチケットをおおもとからくれた方が
ご夫妻でいらしていたので、
あわてて持ってきたおみやげをあげる。
というか、たまたま、スタバでお昼ごはんに買った食べ損ねたドーナツと
ベンダーマシンで出しておいたおやつなんだけど・・
持っていたので、よかった・・（はるちゃんとおみやげ
ないね、って言っていたところであった）。
夫妻、仲良くにこにこおにぎりを食べているので、
「いいなあ（お母さんが作るおにぎりをにこにこしながら
ふたりで食べるのっていいなあ、かわいいな）」と
いっていたら気の毒に思ったのか奥様がクッキーをくれた。
昼ごはんだ～、と思いながら食べる。
お昼を食べる暇すらないのである、最近。


音楽なんて、肩書きや経歴やなんでもプロフィールを
言ってもらうとほんと先入観がつくので、
言ってもらうのは非常に迷惑だなあ。


と、全体的に思った。


そして、夜は、はるちゃんと色々しゃべる。
ミステリーツアーの話から、恋愛の話から、
介護の話まで。


フライハイトの話（誰々が誰についてこういっていた、とか
誰がこういっていて、とかそういうの）って、いつも思うけど、


to the pointじゃないな


っと感じる。いつもそう感じている。
よく見てないなあ、形容があまいな、と思う。
けど、そんなこといったら、じゃあ、お前は
ただしいのか、ということになるけど、そうじゃなくて、正しい
正しくないじゃなくて、やはり主観がはいるもんだし、
その人がそう思っていることが一番大事なので、
まあ、いいのか。

しかし、

礼儀がなってない

ってワタシもよくいわれたなー、と自分を振り返る。

楽しい一日でした。

そして、飲んだので、夜家に帰るとひとり爆発して
静かに日記に色々書いた。