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カテゴリ:イタリアワイン新規登録
昨日よりは幾分暖かく感じられる札幌です。
で、予告通り、ソーヴィニヨンを味見しましたのでご報告です。 ヴェネト州 マルカート ソーヴィニヨン・コッリ・ベリーチ 2006年 税込み価格 2065円 ソーヴィニヨン・ブラン 100% 短時間だけ炭酸ガス中でスキンコンタクト。 4000リットルのオーク大樽とステンレススチールタンクで半分ずつ発酵。 ステンレスの方はその半分を乳酸発酵。 そのまま7ヶ月間熟成後ブレンド。 アルコール度数 12.8度 輸入 (株)オーバーシーズ ヴェロネッリ 85点 立派なコルク。 色塩梅。 いいですね。 濃いめの黄金色に、緑色も見て取れます。 香りはグレープフルーツとハチミツ。 樽の感じも実に華やか。 一口目。 舌の上に「ノシッ」と乗っかってくる感じ。 とろりとした濃厚な感じが、最初から伝わってきます。 酸味がとても滑らか。 濃いめの構成を引き締めていて、それでいて出しゃばらず。 後味には香草系の香りが爽やかに残ります。 ミネラル感はたっぷり。 スキンコンタクトのおかげでしょうか。 あと、樽香。 データでは大樽熟成で半分だけとなっていました。 でもそれ以上の存在感です。 発酵から樽で行っていますので、大樽でもこれほどよく香りが移るんでしょうね。 樽のニュアンスにつきましては、皆さん好き嫌いがはっきりしていると思います。 私もそうですが、 最近は樽熟成をさせていないタイプのワインを選ばれるお客様が増えています。 きっと素直な葡萄の味わいを求めてらっしゃるんでしょうね。 でもこのワインのようなちょうど良い樽香ですと、 「たまには樽もいいね」と感じていただけると思います。 2杯目以降。 時間の経過とともにどんどん味わいは変化していきます。 ただ、よくある果実感ががどーんと出てくるタイプじゃありません。 あくまで穏やか。 濃厚なんですが、引っかかるところがないと言いますか。 ハチミツ系の甘い香りは強くなってきますよ。 でも甘みはのりません。 複雑性が増してくる感じです。 1時間40分。 最後の最後でほんの少し酸味が強まりました。 全体的な感想は「やっぱりマルカートは安い!」です。 イメージもう1000円くらい高くてもイイ感じ。 よくここまで作り込めるものです。 サンプルで頂戴しているので褒めすぎるのも何ですが、とてもおいしいです。 肴。 ナポリタン。 スナックトマトとモツァレッラチーズ、オリーブオイル塩胡椒。 先日見たシルシルミシルでカゴメの特集をやっていました。 で、感化されてこの夕食。 ケチャップとトマトがどうしても食べたかったんです。 ナポリタンはパスタを含めた材料すべてをコンソメで茹でてしまうと言う荒技? 茹で上がったらケチャップであえただけだそうです。 パスタに味がしみていて、旨かったですよ。 見た目は地味ですがね。。。 あとモツァレッラチーズ。 このワインにとてもよく合いました。 ミルク感があふれるようです。 取り合わせって重要ですよね。 カミさん、ごちそうさま。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.03.27 13:13:04
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