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カテゴリ:イタリアワイン新規登録
今日は朝から暖かなお天気ですね。
さて、本日は新しく取り扱いを始めましたスプマンテをご紹介です。 カンパーニア州 サン・グレゴリオ ドゥブル・グレーコ・スプマンテ 2004年 税込み価格 8112円 コルクの気持ち本店 YAHOO支店 グレーコ 100% メトード・クラッシコ 瓶内熟成 24ヶ月 アルコール度数 12.5度 輸入 モンテ物産(株) ガンベロ 2グラス シャンパーニュの超有名生産者ジャック・セロスとのJVで作られているワイン。 お値段もジャック・セロス級? 昨年、サン・グレゴリオのエクスポートマネージャー、ロビンさんと一杯やる機会がありました。 そのときに初めてドゥブルを飲んだんです。 実に繊細な味わいだったのを覚えています。 大変美味しかったんですが、お値段がお値段だけに仕入れを躊躇していました。 でも今回お客様のレストランさんで使っていただけることになり、 やっと仕入れることができた次第です。 ロビンさんのお話はよくおぼえています。 サン・グレゴリオが設立された当時(1986年)、 カンパーニア州のワインは決して品質を誇れるものではなかったとのこと。 ですがこの地で生産されている葡萄は大変すばらしい力を持っている。 やり方次第で高品質のワインを作り出すことができるに違いない。 当初はそんな考えを基に研究を重ねてきたそうです。 まさに有言実行。 現在スティルワインの評価は、他州の生産者をしのぐほどになっています。 その話を聞いた上で質問しました。 ドゥブル、飲んだ感想はまさにシャンパーニュのよう。 繊細で複雑で。 でも、御社はこの地の葡萄の特徴を大切にされている。 土地の葡萄で作ったはいいが、味わいに何のグレーコらしさがないのではないか。 ただ単にジャック・セロスのまねじゃないか。 意味があるのか? なんて生意気なことを、「酔った勢い」で聞いちゃったんです。 ロビンさん、あっさりと「まねしてます」のお返事。 サン・グレゴリオは今に至るまで研究を積み重ねてきた。 新しいものを作り出すためには、現在知り得る最高の技術を研究する必要がある。 シャンパーニュの技法を学ぶことは、新しいスプマンテを作り出す第一段階だ。 ドゥブルはまだ第一段階にあるワイン。 やっとシャンパーニュと肩を並べるレベルになったと言った方が正しい。 グレーコのポテンシャルを引き出してやるのは次の段階だ。 実に謙虚で、ある意味すがすがしいお答えだったのを覚えています。 もう大ファンになってしまいました。 今回やっと取り扱うチャンスに恵まれたドゥブル。 ビンテージを重ねていくたびに変わって行くであろう味わい、今からもの凄く楽しみです。 ちなみに写真はそんなお話をしながら、すっかり酔っぱらったロビンさんと私(林津)です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.04.02 13:17:06
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