字幕無しで見れる映画
ディズニーの実写映画、『Max Keeble’s Big Move』 (邦題 トラブル・キッズ)が大好きです。おそらく、日本では劇場公開されていません。今日、久しぶりに見ちゃいました。アメリカ版のビデオです。当然字幕はついていません。でも、何回も見ちゃうんです。私の英語学習お気に入り映画です。なぜかというと、「字幕がなくても、楽しんで最後まで見られるから」です。つまり、1 どのシーンも面白くて、英語がわからなくても笑える。飽きない。 子役はみんな可愛いし、 名演技に、すごいなーって思ってるうちに終わる(笑)。2 セリフがわからなくても、ストーリーがなんとなくわかる。 (そして、使っている英語が比較的簡単。) なので、ストーリーの状況から、単語の意味が予想できる。3 だから、何回も繰り返し見る。そのうちに、新しい単語を覚える。という訳なのです。(ちなみに、『ペイ・フォワード』も、2の理由で、字幕無しで見ることができる映画でした。でも、繰り返し見れませんでした・・・あのストーリーは悲しい。)この理由って、小さい子がお気に入りの映画を繰り返し見る理由と同じですね。子どもにとったら、有名な俳優が出ていようと、前評判がどうであろうと、全然関係なくて、映画のおきにいりのシーンばっかり見るわけですから。そうしてるうちに、新しい言葉を覚えるんですよね。うんうん。この映画は、カナダにホームステイ中、たまたまテレビで放映していたのですが、面白くて強烈に印象に残ったので 、あちこち探して、市販のビデオを手に入れました。 そして、10回ぐらい繰り返し見ていたら、やっとこの題名の意味と、ストーリーの流れがつかめました(笑)。それまでは、登場人物の名前と普通の英単語も聞き分けられなかったので。まさしく、小さい子が意味もわからず、お気に入りのシーンばかり見ているのと同じ状態だったんです。帰国後知ったのですが、この映画で主人公のマックスを演じるのはアレックス・D・レンツ。『ホームアロン3』の主人公を演じた、ベテラン名子役でした。ホントに可愛いし、すっごい名演技なんですよ!この子は見ていて飽きないです。あと、この映画は、いじめられっこが、いじめっこ(暴力・金)&権力をふりかざす大人に対してアイデアで勝負するという話です。(この、よくありそうな、子供向けディズニー映画的あらすじが、すっごく面白く味付けされてるんですよ~!) 今日、見ていて、この内容が、アメリカの民主主義の考え方とダブりました。権力をふりかざす校長、暴力・金を巻き上げるいじめっこ VS アイデア勝負の一見無力な主人公マックスと仲間たちは、国家権力 VS 言論で戦う市民 という感じに。まあ、なんて法学部的発想なのかしら(笑)。 ・・・・と、英語を聞き取れたのにすっかり気をよくして、『Gone With the Wind』 の字幕無しに挑戦したら、さっぱり聞き取れなかったです。だって、スカーレット、興奮すると早口なんだもん(泣)とりあえず、ビビアン・リーの美しさを再確認しておきました。それにしても、この映画って、登場人物の中が次々と死んで行っちゃうんですよね・・・(初めて見たとき、スカーレットの娘の死が本気でショックでした。そこまで殺さなくても!スカーレットとバトラーがかわいそう過ぎる!)その様子は、まるで昼ドラのよう、と思ってしまったミミでした(笑