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カテゴリ:喫茶「話倶話倶」
「あなたはどこまで日本語を知っていますか?」というテーマで、あの日本語界(?)のサラブレッド・金田一秀穂教授を講師として招き、日本語の色々を勉強していく番組だ。
まずは、日常街中でよく見かける張り紙から... ≪犬のフン、しないでください≫ ≪ネコの缶詰、あります≫ ≪女性安売りデー≫ 最初は、何がおかしいねん? と思ってよく見ていたら... アハハハハハッ! と笑いが止まらなくなってしまった♪ こんな張り紙、よく見るよね。どこにでもある風景の中に、見事に溶け込んでしまっている文章。あたり前のように通りすぎていたけど、よ~く考えたら、こんなおかしいことはない\(≧∇≦*)/ さて、初笑いがすんだら、真面目に日本語のお勉強。 辞書を作る時に、言葉の意味を考える。どうしたら、一つの言葉をよりわかり易く説明できるのか? ≪右≫を誰にでもわかるような説明文って、どんな表現? 広辞苑では、≪右≫をひくと、「南を向いた時に、西にあたる方」とあり、新明解国語辞典では、同じような文に加えて、「この辞書を読む時、偶数ページのある側」とある。う~ん、わかり易い♪ これだけを見ると、新明解国語辞典はとても親切だ。方角がわからなくても、≪右≫側がどこなのか、よくわかる。 これだけを見ると、新明解国語辞典がより親切でわかり易いような気がしてくるけど、かなり作り手の主観が入っているのだ。 たとえば、「おこぜ」「鴨」「赤貝」などを引いてみると、きちんと説明がされているのに、必ず「うまい」とくる。 これには、一同大爆笑だった ヾ(>▽<)ゞヾ(▽^ )ゞヾ( >▽)ゞ どういうんだろうねぇ。鴨がきらいな人だっているだろうに...フフフッ さて、続きましては、賢く見える敬語の使い方。 例えばあなたがサラリーマンだとして、夕方、廊下でバッタリ社長に会ったら、どんな挨拶をしますか? ...私は、わからなかった。金田一教授の登場です。 「あ、社長、どうも...」 一同、え? それでいいの? 金田一教授の仰るには、「...」の部分が大切で、「お世話になっております」や「お疲れさま」の気持をこめて「どうも...」と、丁寧に頭を下げるのだ。 「お世話になっています」は社外の人に使うのが正しく、社内での使用は不適切、「お疲れさま」は目上の人が目下の人に使う言葉なので、これも不適切。そういう気持をこめて、「どうも」&頭を下げることで、充分なんだそうだ。 敬語の方程式は f(xyz)=アルファ(敬語) f=場面(葬式なのか、道端で会ったのかなど) x=上下関係(目上なのか、上司なのかなど) y=内外(身内なのか、社内の人なのか、お客さまなのかなど) z=親しさ この4つをかけ合わせた言葉が、その相手にふさわしい敬語なんだそうだ。う~~~ん、敬語は不可解だ(XoX) 【タモリの敬語のまとめ:深く考え、簡単な言葉で、態度で示す】 最後に日本語の微妙な使い分けの勉強をした。寸劇風に、ゲストが表現力を発揮するコーナー。 一つめは ≪アップアップする≫≪パニくる≫≪テンパる≫ これを上手に表現し、金田一教授に正解をもらったのは、タモリ。 緊張の度合いを現わしたこの三つの言葉は、まだ少し余裕のある≪アップアップ≫、対処のし方がわからずオロオロする≪パニくる≫、何も考えられずにかたまる≪テンパる≫が正解。 二つめは ≪大笑い≫≪高笑い≫≪バカ笑い≫ 設定は、賄賂を渡してあった学校に息子の入学が決定した報告を聞いて≪大笑い≫をし、ライバルが落ちたことを聞いてその憎い母親の悔しがる様子を想像して≪高笑い≫、そして、憎みきれないほどの意地悪をされた姑がなくなった知らせを受けて≪バカ笑い≫するというもの。 小倉優子のあほさ加減が前面に出た演技にはまいったが、真打登場で、若村真由美の迫真の演技は素晴らしかった♪ さすが、無名塾出身の演技派女優! 見事に三つの使い分けを演じて、金田一教授に大正解の大丸をもらった。たった1、2分の短い演技に、私も思わず引きこまれてしまった。すごいなぁ、女優さんってヽ(*^。^*)ノ ということで、新年早々、日本語のお勉強をした昨夜だったが、私もたくさん学びがあった。日本語には、擬音がたくさん使われているそうだが、言葉の種類が少ないせいらしい。≪歩く≫という言葉一つとっても、中国語なら≪闊歩≫≪徒歩≫などの種類があるが、日本語で表現する時には、≪サッサと歩く≫≪トコトコ歩く≫≪ヨチヨチ歩く≫≪ドタドタ歩く≫などと擬音を用いる。因みに、マンガなどでよく使われる静かな場面での「し~~~ん」という表現は、他国の言葉にはないそうだ。新発見だぁ♪ さあ、今年はしっかり敬語を身につけ、大人の女として自立しなければ! サクサクとPCをこなし、サッサと家事をかたずけ、ルンルンと仕事をこなし、ドシドシ体重を減らし、ピッカピカな女になるぞ~~~~~!!! o(~○~;)o ハァハァ... こんな私ですが、みなさん、見捨てないで~~~、今年も遊んでねぇ\(*^O^*)/ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【賢人訓より】 《琴瑟相和す》...きんしつあいわす 瑟(しつ)は、中国に古くからある大型の琴。 琴と瑟は合奏すると、よく調和してすばらしい音楽を奏でることから、夫婦の仲がきわめて睦まじいことをいう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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