2年目に思うこと
セブと付き合いだして早1年半、一緒に住みだしてからは1年が経過。今、わたしたちは2年目にいる。わたしのフランス滞在も2年目。20代の頃は結婚とか家庭を持つとかそういうことには一切興味がなかったわたし。両親はわたしが中学を卒業したとたんに離婚。ウチの兄も2度も離婚Σ(・ω・ノ)ノわたしが小さい頃から母親はいつも不幸そうな顔をしてたなぁ…家庭を持つってこんなに大変なんだって子供ながらに思ってた。家族でしあわせな時間を過ごす、という経験がなかったわたしはそういうものにあこがれがなかった。ひたすら冷めてたし早いうちから家を出て、ひとり暮らしをした。「夢はお嫁さんになること」なんて言ってる友人を少し軽蔑のまなざしで見たりもしてたっけ。今でも実家に帰るとすこし息苦しいし、ひとりになりたくてたまらなくなる。20代最後の歳になって付き合った元彼のF、今でもたまにSMSやメールをして近況を話したりするけど、実際に会うのは年に1回くらいになってしまった。ここのブログでも彼のことを何度も書いていたけど、なんで別れたのかはくわしくは書かなかったと思う。当時は書きたくなかったんだよね。恋愛恋愛したブログにしたくなかったし。でも今なら書けるかなぁ。彼はすごくいい人だった、ほんとうに優しかったし大人だった。楽しかったなぁ、毎週末飲みにでかけて、話だっていっぱいした。でも彼との未来がどうしても見えなかったんだよね。言ってみれば享楽的な暮らしを理想とする典型的なパリジャンだったから。その頃からわたしが求める男性像が違ってきていた。わたしが求めるのは家庭的で誠実な人。10代、20代のわたしからしたらびっくりするくらい自分がそっち側の人間に偏ってきてることを感じた。そんな時にふとセブと出会って、彼の人柄にすごく惹かれた。おっとりしてて、ふんわりと包み込まれるようなイメージの人。笑顔が作られてない、そんな感じ。ガツガツしてなくて無垢できれいなものを感じた。わたしはそんな彼に多分、期待したんだ。実際つき合ってからもやさしく包み込んでもらったし、今でもそうだと思う。優柔不断なところとか決断力がないところにイライラしてケンカにはなるけれど(というよりわたしがひとりで爆発)基本的には平和。そして2年目。もしかしたら来年(3年目)は学生としての滞在許可証更新は無理かもしれない。進路を変えたから、その空白期間を突っ込まれる可能性がとっても高い。実はセブにPACSを持ちかけたけれど、無言。言葉を濁して終わりだった。固い約束をするのがこわいんだ。いぜんにそう言われたことがある。一緒にいられる手段さえ考えてくれないんだなぁ~…と思ったらやっぱり哀しくなった。。。。付け加えないといけないのは、わたしはものすっごく現実派でセブくんはユートピア派(爆)彼がわたしを大切に思ってくれてるのは分かるし、わたしも同じ気持ちだけど実際問題としてクリアしていかないといけないことはクリアできてない。あせる気持ちと「自分でなんとかしなくちゃ」という気持ちが交差してさいきんは落ち着かない。。。ノエルでセブ家族を前にしてさらに自分の居場所みたいなものが中途半端になってきている気がする。また暗い話になりました~ごめんなさい(´・ω・`)ショボーン たまにはこんな話も…いいよね?人間だし。