決して違うと思います~その2~
8月31日のニュースより。ミドルスブラがチェルシーからドイツ代表フート、Rマドリーから元イングランド代表ウッドゲイトを獲得した。フートは移籍金約13億円の5年完全移籍、ウッドゲイトは1年ローンで完全移籍のオプション付き。ミドルスブラ監督のサウスゲイトは「我々は2人の大物センターバックを獲得した。 2人の選手にはミドルスブラで一緒にプレーしたがっているという 共通する点がある。 私は本当に嬉しい。」と大物ディフェンダー獲得を喜んでいる。フートはドイツ代表としてワールドカップに出場した。しかし完全なレギュラーではなく扱いはバックアップ要員。所属していたチェルシーでもベンチ入りさえままならない状況だった。背も高く1対1の強さ、セットプレーでの攻撃には定評があるものの、スピード勝負に弱い。ウッドゲイトはイングランド代表に名を連ねていた時期もあった。しかしボウヤーと起こした人種差別事件を機にパフォーマンスは下降線を辿っていき、レアル移籍後は怪我にも泣かされたものの、出場はわずか2年間で2試合ほど。見るところを見れば大物と呼べる逸材であはあるものの、トータル的な実力にここ最近のパフォーマンスを考えれば、どう考えても大物と呼ぶことは出来ない。この2人を獲得したミドルスブラ。昨シーズンまで指揮を執っていたマクラーレンがイングランド代表に就任したことでサウスゲイトが監督の座に就いた。サウスゲイトは昨シーズンまでミドルスブラで選手としてプレーしており、日本野球で言うヤクルトの古田監督のようなところ。イングランド代表経験もあるサウスゲイトのポジションはセンターバック。心の底から彼らのことを大物と思っているのかどうか。ほな、また。