>田中伊佐資式LP収納術はその悩みを解消したので、ありがたいことこの上ない。
今まで使っていた自作のLPボックスの大きさが、伊佐資さん紹介のやり方に偶然はまったのも大きかった。自作ボックス以外は、レコードを入れるKEAのかご KOSINGEN(クーシンゲン)も下のローラー(楽ちんパワフルキャリー用長尺台車)も教えにそのまま従った。8ボックス分 3万円弱の出費と板を切る作業は必要だったが、長年の問題解決に比べれば安いものだ。
今はクーシンゲン前面に適当なLPをディスプレイしており、見た目的にも大改善となった。これはレコード袋を100均のクリップで止めているだけ。見せるLPは気分によって変えている。
飾ったジャケットが、その奥のクーシンゲン内のジャンルやミュージシャンをなんとなく表している。例えば写真ならば、RCサクセション/BLUEの奥は日本のロックやシティポップス、Marty Paich/The Brordway Bitの背後はJazzピアニストのリーダー作、YMO/公的抑圧はYMOファミリーみたいな。
店のようにきれいにジャンル順あいうえお順というわけにはなかなかできなかったが、Jazzは楽器順(p、as/ts、tp、tb、b、ds、オムニバス)とGerry Mulligan。以前もBlogに書いたが Gerry Mulliganコレクターだった頃があり、一ミュージシャンとしては図抜けて枚数が多いから。これはCDも同様。
日本のロックやシティポップスは、大きくメインが男性か女性かでくくりなおした。山下達郎と竹内まりやを分けたが、シティポップ枠の方がいいかもな。男性の方が多く、かご内の枚数に差が出るため。
洋楽は他に収めてある。
一かごに75枚くらいは入っているから、×8で600枚。あまり詰め込むとパタパタできないし、引き出す時もいらぬ力がかかってしまう。レコードはすごい重い。
それと今まで通りの棚に刺す置き方でざっと75枚。これは大半がオーディオ・ラボ・レーベル他の菅野沖彦録音。
単純計算で計675枚か。
非常によく聴く、いわゆる試聴版は探しにもいかなくてよいようにIKEAのレコードスタンド OBEGRANSAD(オーベグレンサッド)に収め、傍らに置いた。これが超便利で、結局このオーベグレンサッドの盤ばかり聴く副作用はある。ここに今25枚あるから、総計700枚。
これが我が家のアッパーLP枚数の目安か。
今回整理したら、少なくともこの家に越してから聞いた記憶のない盤が150枚以上あった。処分したから以前の半分以下の枚数のはずだが、購入もあるから、沈んだものは沈んだままなのだろう。
整理は続く。