あぐらンジュブログ

[超常現象・超能力・手品] カテゴリの記事

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• Dr.レオンは、お笑いだったのか

  たぶん、もう見ないと前に書いたレオンだけど、また見てしまったorzとりあえずセロより先に放送したのは正解。ネタが被ってるからねｗお買い上げすれば素人にでも出来る手品が今回も見られたｗちょっとした「業者向けマジックの種」新作発表会かもしれない。しかしまぁ、ダウンタウンと絡めるあたり、「お笑い」と思えば、ぎこちない手つきも許せるというものｗたぶん同業者はヒヤヒヤしながら見てるでしょうｗそしてワンカットじゃないネタ多過ぎ！「あっ、そこで編集入ってる」みたいな。バラエティだからいいけどさ。とは言え、衆人環視ネタを卒業したのは成長か？もうさんざんネットでバラされたからね、セロとかｗｗｗ同じ人物が別の場所で衆人に混じってちゃダメっしょ。にしてもレオンの正体は、岸谷五朗じゃなくてＴＭＮの木根じゃと言うとろうがッ！

  2007.07.20

• ゲツヨル最終回。超能力バスター：ランディ

  最終回といっても前シーズン「極上の月夜」が終わった後で始まったのがこの「ゲツヨル」なわけで、事実上２回目の最終回ということに（笑）・・・で、最終回にして「超能力を証明して見せたら100万ドル贈呈」と懸賞金提供を公言する超能力バスターことジェームズ・ランディを持って来たぁぁぁ！今回の挑戦者は精霊タンと交信することで透視能力を発揮する「自称霊能力者」マイケル・マッジオ。結局、超能力は有りませんでしたとさ（笑）自らマジシャンのランディが提示する環境で証明しなくてはならないため、それでも挑戦するとしたら、真に賞金目当てか、自分で能力があると思い込んでる人だろう。（実は番組出演料が目当てだったりして・・・）昔のように番組が安易にインチキへ加担する事が許されないため、この手の番組は現在、やればやるほどシラケる。だが、それが真相だから仕方ない。今回「おっ」と思ったのは、たま出版：韮沢潤一郎の（韮沢が出た時点で急にネタ番組の臭いが漂う・・・笑）「FBIに捜査協力する霊能力者もいる」発言に対して松尾貴史が「あんなものは自分がそう言い張ってるだけだ」と反論した部分。「そうそう、そのとおり」と思わず言ってしまった。なぜなら、FBIが公式コメントとして一度も「この人に捜査協力してもらって、この事件を解決した」と聞いた事がない。全部本人自身の発言か、それを真に受けたテレビの受け流しなのだ。アリソン・デュボアにしても・・・。つーか、アメリカのテレビも案外自由なんだなと思う（笑）ではなぜ、FBIは彼らの発言を「否定」しないのか・・・。わざわざ否定するのもメンドクサイとか（笑）前にも書いたけど、もしそんな人物が実在したら真っ先にホワイトハウスが雇うだろう。だから捜査協力の事実があったとしても、ハズレのほうが圧倒的に多いと想像できるのだ。そもそも仮に能力者が居たとして、捜査協力したとしても、それは助言としか扱えず、証拠が集まらなければ起訴できない。礼状すら取れない。ならばFBIは超能力者の捜査協力を公言して差し支えないはず。まして、超能力者が味方にいるなら「こんな人がお前の悪事を見抜きますよ」と言っておいたほうが犯罪抑止に繋がるというもの。要は、それが出来ない程度か、そんな事実は無いか、そのいずれかだ。

  2007.06.19

• 空飛ぶ貴公子ピーター・マービー第３弾

  既に３ってことだけど、ピーター・マービーは初めて見た。ラスベガスって感じのイリュージョンメインなのだけど・・・。（母国スイスではシャングリラのようなステージになっていた！）タネ解りやすッ。単に演じてるのがブロンドのイケメンってだけの「見栄えの良いショー」だった（まぁ、そこが重要なのだが）テレビ用としてはセロやマリックのほうが数段勝ってる。ピーターはド派手演出の「舞台向きマジシャン」だと思った。ステージのイリュージョンならば、こんなもんだろう。超能力や霊能力を装ったり、「時空を捉えました」とか変なこと言わないだけマシ（笑）ところで番組だが、いきなり野外で「衆人環視」つっても、あんなに雨降ってる中で誰一人として傘をさすでもなく、ひるむ事なく笑顔で見続けるなんて・・・、仕込みだって丸解りじゃろうがぁぁぁ（笑）ということで、水槽の真ん中に鏡の仕切り入れた手品も、動画を仕込んだ携帯電話マジックも、衆人がサクラだからこそ成り立ってたことに・・・。しかも冒頭の「黒い椅子が白に変わる」手品で、変わる瞬間の白い煙に「ちゃんと椅子を隠すよう」画像処理した事からして、ペットボトルをケータイの陰に消した時も一部画像を加工した疑いが持たれる。（実際、解らなかった種は手とケータイの隙間に背景のチラシが見えた事だけ）にしても、テーブルの下が不自然になってタネ丸出しの「密室型イリュージョン」とか、同じく解りやすい「実験的イリュージョン」とか、（車止めの手前へ最初から立ってバーに似せたもの腿に付けたの丸解りだし、　あと、夜になってフェンスの所では普通に吊っただけだし・・・）タイトルだけが大仰で、今どき「これは無いな」と思った。後半に感動モノを持ってくるのはセロのパクリだったし、番組そのものが劣化していた。

  2007.06.07

• 

  笑いの金メダルにロミオ・ロドリゲス（笑）

  昨日の笑金でロミオ・ロドリゲスがタカトシにネタを伝授し、初歩と言われるワンアヘッドのマジックをさせていた。これ、全く同じネタをゲツヨルでは霊能力的なものと称し、心を詠んでるフリしてたのに。「美輪さん、透視の妨げになるから念をシャットしてください」とかｗｗｗそれを今更「メンタルマジック」だってぇぇぇ。美輪明宏さんに「この人はスゴイのよ」と言わせしめた「サイクキックダイバー」じゃなかったのかよ！ロドリゲスってばスピリチュアル本も出してるじゃないかぁ。これじゃ、よいしょした美輪さんの立場がないじゃんｗｗｗｗやっぱりただの手品なんだから、最初からそう言えば良かったんだよｗｗｗただ、世のスビリチュアルがマジックや下調べや観察や単なる洞察（コールドリーディング）によるものだと再確認させた功績は大きい（笑）あと美輪明宏さんも案外だまされてるんだ、と解ったし。まぁ本人、昔からネタでやってるわけだけど・・・。

  2007.05.21

• モクスペ　世界の怪奇現象大追跡ＳＰ

  なんだかんだ言いながら見てしまう・・・。とは言え、例えばそれが明らかに捏造と解るＵＦＯ映像とか流す「ただのバラエティ」だったら笑えるんだけど、自称超能力者による殺人犯や行方不明者の透視メインでは笑えない。それどころか番組冒頭、草野仁は「超能力はまだ解明されていない。信じるか信じないかは貴方しだい」と、マスメディアの責任を放棄するコメントで始まった。超能力が実在することを前提として・・・。真偽不明なものでも「視聴者に判断ゆだねれば放送できる」というなら、仮に、有害性が「疑われる」健康情報でも、「まだ害があると実証されてないから」という理由で、「良いか悪いか自分で判断してください」と言えば放送可能。・・・てことですかぁ？そもそも、「超能力者達が数々の事件を解決してきた」というが、具体的にどんな事件にどのように関わってきたか全く説明がない。すべて自称超能力者の自己申告では？　裏は取ったの？あと、超能力捜査で解決した事件と、解決できなかった事件、その数を明示して欲しい。偶然ってことだってあるわけで・・・、それら情報を見せもせず「視聴者に判断をゆだねる」だなんて、なめてるとしか言いようがない。

  2007.05.18

• 

  「江原啓之＆嵐～明日への扉～」オーラ無し

  昨夜ＴＢＳ「オールスター感謝祭」の合間でフジ「江原啓之＆嵐～明日への扉～」の終盤だけ見た。国分太一もそうだけど、ジャニーズ事務所は江原と何かあるのか？「明日への扉」を見た印象は・・・、普通の人生相談だった。みのもんたでも、あれくらいのことは言える。てな内容。別に江原啓之でなくていいじゃん。フジは従来、江原啓之関係の番組としては「天国からの手紙」を放送していたのに・・・、これはどういった変化なのだろう？「天国からの手紙」は素人さんを対象に、亡くなった人の霊が残された家族に何を告げたいか、江原啓之氏が伝えるといったもの。それによって御家族と視聴者を泣かせる感動番組である。フジ系列と言えば関西テレビの「あるある捏造問題」が記憶に新しい。この時期「不確かな事を現実であるかのように放送すること」は慎重になって当然である。当の江原啓之も普段は芸能人相手に「守護霊が云々」と、やたら霊魂を絡めているのに、昨夜の「明日への扉」は局の意向へ合わせるかのような発言。（天国からの手紙の時と全然違うじゃないか！）その結果、放送倫理的には充分許容範囲内に収まってる印象を受けた。霊魂が実在しようがしまいが、江原啓之にそれを見る能力があろうとなかろうと、まぁ、イヤなら見なければイイという感じのものであった。ちなみにテレ朝の「オーラの泉」は対芸能人なので、元々かなりの幅で許容されている。それ自体がタレントとのバラエティ番組だからである。そして江原氏の持論、「お墓に霊はいない。だから墓参りに行ってないからと悔いる必要ない」は昨夜もやっていた。彼の場合、まずそこから語り始め、その後で「もちろん墓参りするのはいい事だ」と付け足す。人生相談全般では「気持ちの変化や、前向きな心の重要性」を説いてるのに、なぜ墓参りに関しては「先祖に対する気持ちの問題」から先に説かないのだ。優先順位が変。墓参りに関してトラウマでもあるのだろうか？

  2007.04.01

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  Ｄのゲキジョー：マリックｖｓユリ・ゲラー

  Ｍｒ．マリックがゲストという事で初めてＤのゲキジョーを見た。ユリ・ゲラーによる超能力ブームが手品から人気を奪い、それがＭｒ．マリックの転機になったとは・・・。超能力にしか見えない新機軸のマジックを目指し、それを実現してみせた強者マリック。彼は自身のマジックを超魔術とは言っていたけど超能力と言った事はなく、そのマリックという名はマジックとトリックを合わせて作ったそうだ。そもそも名前からして手品だと主張してたつもりらしい。しかし「ハンドパワーです」って決め文句が紛らわし過ぎた。当時、超能力だと世間に誤解された結果、それを手品だと暴露した記事によってバッシングを受けたのだという。人気に火がついて「超魔術＝超能力」という先入観が一人歩きした。そんな感じの事をマリックは語っていたが、超能力と取られかねない演出によって人気を得たのは計算通りだし、事実だ。日本の手品に革命を起こしたマリックだが、当時の一般人にとっては斬新過ぎたのかもしれない。バッシングされたのは、それだけ多くの人が超能力だと信じた事の裏返しだから。マリックとユリ・ゲラーが対面していたというのも興味深かった。「訴訟を抱えていて、スプーン曲げは私が元祖だと一筆欲しい」と言ったそうだ。マリックはゲラーに触発されたスプーン曲げのネタを演じており、喜んでサインしたという。ゲラーは感謝し、マリックの前でスプーンを曲げて見せたそうだ。（実際には全てを見せてはいない）マリックもお返しにゲラーが持って来た箱の中味を言い当てたら、彼は「そのタネ、どこで売っているのか」と尋ねたそうだ（笑）（実際どうやって言い当てたのだろう、ていうか話をどこまで信じて良いのか）超能力ブームに席巻された頃の事を語ったマリックの言葉は、怒りが込められていたように感じた。その言葉とは・・・「超能力者は研究所で科学者を相手にやってたらいいんですよ。　それがズカズカとエンターテインメントのステージへ上がって来たわけですよ」とても的を射た指摘だ。

  2007.03.10

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  なぜ「うたばん」に江原啓之が！？

  て、ＣＤ出すのかよ江原啓之さん！歌ってるし（笑）やはりエンターテイナーだったのですね。バラエティが似合ってます。あるいは守護霊さまが「歌いなさい」と進言されたのでしょうか？きっとこの歌で、より多くの霊が救われる事でしょう（感涙）江原啓之氏の番組は「天国からの手紙」の一部しか見た事なかったけど、いつも見てる「うたばん」に出演したから見てしまったさー。●うたばんの江原語録パート１「生まれる前の夫婦喧嘩を覚えていた」「父親の死の直前に黒いオーラが見えていた」「オーラで黒板が見えず学校で気分が悪くなった」全部本人による自己申告です。しかも両親が他界しておられるので今や証言を得られません。本当にありがとうございました（合掌）そして江原さんは「歳を気にする」そうです・・・。トイレに行ったりエッチしてる時も霊はいるんですよね。色んな霊が見えて、自身も守護霊や霊達からいつも見られてるのに、今さら意外と小さな事を気にされるとは、思ったより近しい人です。江原「よく『私の周りにはロクな人が集まらない』と言う方がいますけど、　　　それは貴方がロクな人じゃないからですよ」これは宗教の勧誘に使われる常套句。観念的で不条理な先導です。（これに対する返答は「愚痴をこぼすヒマがあったら努力しなさい」が正解）もしそれが宗教の折伏だったなら次に、こう続く・・・。　自身が汚れているから災難がふりかかるのです。　だから信心・努力して浄めなさい。ところが現実にはお人好しほど詐欺に遭い、善良な人の多くが若死にしている。（これは世間の宗教勧誘に対しての反論）●うたばんの江原語録パート２「お墓に霊がいたらおかしい」「お墓参りするより霊に心配かけないようにすることが大事」でも、「私は親の墓へ子供を連れて月に何回も行っている」「お墓に酒を供えるのは禁酒した人に見せびらかしてるようなもの」「死んで間がない人の墓へ供えるならいいけど何年も経過してたらダメ」言ってることがメチャクチャです（汗）そうそう、うたばんスタジオには「霊が少なくとも３０人」いたそうだ。それでなくても東京は人口過密状態なわけで、この先、どこまで霊魂は増え続けるんでしょう？プラス、こっくりさんで呼ばれたりする動物霊達もいるし（笑）ネズミやカエルやハエやミジンコの霊魂も増え続けてるのだろうか？もう世界は霊魂だらけだね。あの世はもちろんのこと・・・。もしかして輪廻転生してるっていうのでしょうか？　循環ですか？ならば、最初の霊魂は何だったのでしょう？地球に誕生した最初の霊魂は微生物の？それとも三葉虫？アンモナイト？ていうか、そもそもあの世ってどこ？●うたばんの江原語録パート３父親の霊「苦労は買ってでもしろって言うでしょ・・・。　　　　でも苦労はするもんじゃないね。ほとんどの人は身から出たサビだ」江原啓之「私は、そんな父の言葉などを元に本を書いてるんです」苦労する原因がその人のマイナス要素だなんてトンデモナイ。根本的に間違ってる。苦労があるからこそ乗り越えた時の喜びがあり、同時にそれが生きている証しとなる。つまり、苦労をマイナスでなくプラスに感じろという教訓なのだ。それを真っ向から否定し、あげくに苦労するのが「身から出たサビ」とは！ちなみに、うたばんの古谷ディレクターを江原がスピリチュアルカウンセリングした。「血液検査行ってますか？痛風とか気をつけたほうがいいですよ」見えてるなら、なぜ言い出しが「血液検査行ってますか？」と疑問系になる。見た感じ太めのディレクター＋テレビ関係者は酒の席が多い＝痛風に注意。ほとんどの占い師にこの程度の芸は可能だろう。しかも、外れた場合は編集でカットしてもらえるという保険まで付いてる。

  2007.02.16

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  ロミオ・ロドリゲス「極上の月夜」悩み透視

  さらに引き続きロミオ・ロドリゲスのサイキックショー（笑）粘着してるつもりはないのだが・・・。前の透視ネタは比較的ちゃんとした芸だった。そして次の「秘密の悩みを透視するネタ」は、また一段とスゴイ。彼のは超能力なのだから、なおさらスゴイ！だから、ここでどんなに検証を行なったところで、ロミオの超能力が「手品で可能だという理論」に過ぎない。決してロミオを貶めるような「真のネタバラシ」をしてる事にはならないのだ。ロミオ・ロドリゲス・Ｊｒ紹介サイトhttp://www.company.co.jp/romio.htmlさて、彼が次に披露したのは秘めた悩みを透視する超能力。＜以下ネタバレあり、注意！＞まず、ハガキより少し小さい程度の紙を七人のゲストに渡す。紙を半分に折り、その左右の上部へ好きな二桁の数字を記入させる。数字は抽選に使うという。その紙を折り目にそって半分に切らせる。そして、その片方に各自が悩み事を記入（もちろんロミオは見てない）記入された名刺大の紙を四つ折りにさせる。（かなり小さくなる）そこでＢ４サイズくらいの大きな黒い封筒が登場する。SOPHIAの松本充が封筒の中を確認「何もないです」（手まで突っ込んだため、さすがにロミオはドキッとする）その後、それぞれの悩みが書かれた紙片を封筒へ入れさせる。ロミオは封筒の外側に手を当て、透視するかのようなフリをする。すると彼は背後のテーブルへ向かい封筒を逆さまに。（封筒へ入れたのに、すぐ出しちゃうのかよ！）テーブルにはマットが置かれており、その上へ四つ折りの紙片七個が転がり落ちているようだ。（このシーンはロミオの背に隠れて、よく見えない）手元アップの映像は紙片が出た後からのみ。ロミオは折られたままの紙片を七つ、マットの上へ並べる。そして、ゲスト達の抽選用紙、残り半分も四つ折りにさせ、同じ封筒の中へと・・・。ロミオは封筒から紙片を取り出し番号を告げる「１３」熊田曜子「ハイ」（ロミオは、その紙を他には見せずポケットへ）そして熊田曜子の「母を上京させるかどうか」を当てる。同様に劇団ひとりの「友達がいない」を当てる（笑）（劇団ひとりの場合、お笑いのボケに思えるのだが・・・）＜ここからネタバレ検証あり、注意！＞これは簡単！タネは封筒、誰でも出来る。黒い封筒の中心には縦にパーティション（仕切り）があって、それのどちら側へ紙片を入れさせるかだ。映像をよく見たら、その封筒にもちゃんと蓋（上部で折って糊付けする部分）が有り、それが止め（あるいはスイッチ）の役割を果たしてると解る。封筒を縦に割ったなら仕切りを真ん中にして「封筒外側に蓋のあるＡ」と「封筒外側に蓋の無いＢ」に分けられる。１．松岡に封筒を確認させた時、蓋は内側へ折られている。　　蓋がそのままの状態で七人に紙片を入れさせた。実は、あらかじめ封筒には七個の紙片が入っていた。それが入った側Ａを封筒の蓋で止め、松岡に確認させた。確認させたのはＢの側で、そこへ悩み紙片を入れさせた。黒い封筒なので中は透けないし、凹凸も見えにくい。さらに蓋が折られていても黒なら目立たない。２．透視を始める前に、折っていた蓋を直し、立てている。　　蓋が立った状態で背後のテーブルへ紙片を出す。ゲストの悩み紙片が入った後に蓋を開け、Ａの側から仕込んであったニセ紙片を出した。同時にＢ側へは悩み紙片が入ってるため、出す時のロミオは後ろ向きながら少しぎこちなかった。３．蓋はそのままの状態で番号のみの抽選用紙片を入れさせる。ロミオは封筒の蓋がないＢ側の口を両手でしっかり持ち仕切りを見えにくくしていた。蓋が開いた状態のため油断するとＢの口部分が開いてしまうのだ。そして空になっているＡ側へ使わない抽選紙片を入れさせた。４．その後、そしらぬ顔で蓋を内側へ折る。　　蓋を折ったまま紙片を出して番号を告げ、悩みを当てる。抽選用紙の入ったＡ側を閉じるように蓋は内側へ折られた。Ｂに入ってる悩み紙片を抽選のフリして読めばＯＫ！これは宴会でも使えそう。しかし、実際には超能力なので全く同じには出来ないかも（笑）最後に、前の記事では陳腐だの子供騙しだの書きましたが、超能力が実在しないことを証明は出来ませんので、ここに謝罪し、訂正します（なんてね）まぁ、エンターテインメントってことなんですけど、マジに信じる人もいるし。

  2007.02.02

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  ロミオ・ロドリゲス「極上の月夜」透視ネタ

  引き続きロミオ・ロドリゲスのサイキックショー（笑）先に行なわれた芸はマジックとも言えないようなネタだったけど、次の透視ネタはちゃんとした手品。なのに彼らは、心を読む「超能力」だと語る・・・。ちなみに今回紹介するネタはドラマ「ＴＲＩＣＫ」でソックリな種が暴露済みのもの。そう、ネタをバラしたのはＴＲＩＣＫの山田奈緒子である（笑）ロミオ・ロドリゲス・Ｊｒ紹介サイトhttp://www.company.co.jp/romio.htmlさて、彼が次に披露した心を透視する超能力とは・・・＜以下ネタバレあり、注意！＞ロミオは円形テーブル中心の穴部分に立っている。それを扇状に囲む七人のゲスト達。まず、名刺大の紙片と、それを入れる黒い封筒が三つずつ用意された。劇団ひとりに一対を渡す。そして劇団ひとり自書の本から任意のページを選ばせ、ページ先頭の文字を記入させる。紙に書かれた文字は「回った。」その紙は黒い封筒の中へ。もちろんロミオには見えないように。だが、封筒に蓋はあるものの糊付け等の封はされない。その封筒がテーブルの上、劇団ひとりの前へ置かれたまま、次に熊田曜子へ・・・。ナレーション「さらに熊田、杉本の心の秘密を透視する」ロミオ「熊田さんには初恋の相手を・・・」熊田は「大介くん」と書いて同様に封筒へ。そして最後に杉本彩へ・・・。ロミオ「御自身がすごく手に入れたいものを」杉本は「土地」と書いて同様に封筒へ。ロミオはテーブルに置かれた熊田と杉本の封筒を回収する。テレビではカットされていたが既に劇団ひとりの封筒は回収されていたようだ。封筒を左手に重ねて持ったままロミオは白マジックペンを取るため後ろを向く。そして見分けのつかない黒封筒へそれぞれ１．２．３と番号を書き、テーブルの上に並べる。（三つの封筒を一度手に収めた後で番号を書くとは！）40cm×30cm程度の黒板を持って劇団ひとりの前へ。ロミオ「本の36ページですよね、その言葉をイメージしてください」その時、ロミオは持った黒板で隠しつつジャケットの胸の内側へ手を！ロミオは色々話しかけながら黒板へ文字を書くが、それをすぐには見せず、伏せてテーブルへ置く。ロミオ「うん」（これでヨシッて感じ）そして、１の封筒を取り、開けて紙を見る。（見たのはロミオだけ）ロミオ「回った」と読みあげる。（実は読んだふりなのだが）そのまま紙は他の誰にも見せずロミオのポケットへ。テーブルの伏せた黒板を取り、ひっくり返して皆に見せる。そこには「回った」の文字。驚くゲスト達。次に熊田曜子の前へ。同じような感じで黒板へ書き始めるロミオ。黒板を見せると「大介」の文字。驚くゲスト。（なぜか、２の封筒を確認するシーンがカットされている）そして最後、杉本彩の前へ。テーブルの上へ３の封筒のみ置かれたカットが映る。黒板に「土地」と書いてそれを見せるロミオ。驚くゲスト達。＜いよいよ、ここからネタバレ！＞ここでポイントとなるのは、三人に出したお題がそれぞれ違うこと。（混同しないようにするためだろう）黒い封筒は手に収まるくらい小さく、かつ見分けがつかないこと。（すり替えても気づかれないため）その封筒が糊付けされなかったこと。（簡単に中から紙を出せる）黒板記入後の封筒確認は読むだけで紙を見せずポケットへ入れた。このマジック、ドラマ「ＴＲＩＣＫ」であったように、最初の「劇団ひとりが何を書いたか」だけ解ればいいのだ。劇団ひとりの封筒を、あらかじめ用意した別の封筒にすり替えたのだろう。たぶん白マジックペンを取るために振り返った時。そして熊田の封筒に１、杉本の封筒に２を書き、替え玉の封筒に３を書いた。劇団ひとりの前に立ち、黒板を構えるロミオ。この時、黒板の陰で封筒の中を確認していたと思われる。　実はそれまで黒板はどこにも見えてなかったのに、　次のカットでは、いきなり胸の前に黒板を持っている。　放送されなかった黒板を持ち出す部分は重要。　黒板を受取るか持ち出すなどした時に、　劇団ひとりの封筒をコッソリ開けたと推測される。紙を見た後は胸の内ポケットへ隠し、黒板へ文字を記入。文字は見せず、伏せてテーブルへ置く。こうすれば「気になるのは黒板に書かれた文字」という事になる。テーブルに置かれた１の封筒を開け「大介くん」と書いてあるのを見ながら、「回った」と読み上げる。注意は黒板に向いてるため、紙をポケットに入れても気にならない。そして伏せていた黒板を晒す。次は熊田曜子。ロミオは「大介」と黒板に書いて２の封筒を確認。「土地」と書いてあるのを見ながら「大介」と読み、黒板を晒す。（↑この封筒確認シーンは放送ではカットされている）最後に杉本彩。ロミオは黒板に「土地」と書いて見せる。３の封筒を確認する必要はない。バレないように劇団ひとりの封筒内を見るには少し技がいる。それでも「美輪さん、念をシャットしてください」とか、超能力だと言い張るかのような演出は陳腐で、子供騙しの手品という他ない。もうＴＲＩＣＫで放送されちゃったからだけど・・・。

  2007.02.01

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  心を読む男ロミオ「極上の月夜」ネタバレ

  たまたまチャンネル替えたら「極上の月夜」でロミオ・ロドリゲスなる人物がゲスト達の潜在意識を読み取ると言っていた。これまたヒドイ。ただの手品師じゃん。ロミオ・ロドリゲス、そもそも名前が・・・　？？？サイキック・ダイバー。イギリス国籍だってぇ、マジでぇぇぇ？顔はコテコテの日本人に見えるんですけどぉ。言葉に関西訛り入ってるし（笑）ロミオ・ロドリゲス・Ｊｒ紹介サイトhttp://www.company.co.jp/romio.htmlただの心理マジックを超能力であるかのように語るのは、一般視聴者を愚弄する行為だと思う。ちゃんと手品だと言えばイイ！こんなエセマジシャンのタネに関して、たまたま解ったものは、ためらわず掲載してみようと思う。なので以下、マジックのネタバラシ有りますので注意！しかし今回のはマジックとも呼べないほどのカラクリです（笑）さて、その「サイキックショー」の一つは・・・まず、ロミオがＥＳＰカードを取り出す。ＥＳＰカードとは：○□☆＋等の単純記号がプリントされたカードである。超能力（ＥＳＰ）透視実験用に作られたと聞く。カードがバラバラに並んでいることをゲスト達に見せるが、シャッフルはしない。←ここ重要。ゲストの三宅裕司にロミオがそのＥＳＰカードを渡す。その後もシャッフルは無し。ロミオ「今から三宅さんの行動パターンを読んでみます」ロミオがボードにカードの記号を一定の配置で描く＜描かれた図＞　　○　＋　　○　□　　　☆ロミオ「上から一枚ずつカードをテーブルに置いていってください」三宅裕司は言われたようにカードを上から一枚ずつ伏せたまま置いていく。（その途中、カードの裏側に不自然な擦れが入った物が一枚映る）ロミオ「好きな所で止めてください」三宅裕司は言われたように、まもなく置くのを止める。ロミオ「そこでいいんですか？」三宅　「いいですよ」テーブルの上と三宅の左手に、ほぼ同量のカード。三宅の左手側のカードを回収するロミオ。今度はテーブルのカードの山を一枚ずつ交互に右と左へ分けさせる。伏せたまま積まれたカードの山が二つ出来る。ナレーション「ロミオは一切操作していない、全ては三宅の意思」（んな事はない。ここまでは完全にロミオの先導によるもの。笑）ロミオ「今、二つの山に分けられてますよね、どちらか指差してください」三宅は右の山を指差す。ロミオ「一番上のカードをめくって、ココへ置いてください」ロミオがテーブルのある部分を指差し、そこへ置く三宅。めくったカードは○。ロミオ「またどちらか指差してください」再び三宅は右の山を指差す。ロミオは先に置かれた○の手前を指差し、そこへ置く三宅。めくったカードは再び○。ロミオ「またどちらか指差してください」三宅は左の山を指差す。ロミオは先に置かれた○の右側を指差し、そこへ置く三宅。めくったカードは＋。このような手順が計５回行なわれた。三宅裕司が指差した山と、めくられたカードの順は下記。右○、右○、左＋、右☆、右□ロミオがそのつど指した順番は下記である。　１○　＋３　２○　□５　　　☆　　　４これを見たら当然、４番目の☆が美しくない順番である事が解る。グッジョブ三宅裕司！よくやった！だが、ロミオは見越したように指さしているため違和感がない。予言通りの配置が完成し、驚くゲスト。しかし、これは単純な心理マジック。初めにＥＳＰカードの上側１０枚を下記の順番に積まれていたのだ。上：ウラ側←　○＋○□☆☆□○＋○・・・・・　→オモテ側：下（１１枚目以降のカードはどうでもいい）４種類のカードで１０枚、５枚で折り返す順番がポイント。それをテーブルに一枚ずつ上から伏せたまま置いて行くと、上：ウラ側←　・・・○＋○□☆☆□○＋○　→オモテ側：下カードは逆の順番に積まれた形になる。途中映ったカードの裏が不自然に擦れていたのは１１枚目。少なくとも１０枚以上カードをテーブルに置かせる必要があるので、そのための目印になっていた。・・・○＋○□☆☆□○＋○の順番に積まれたカードを次に、上から一枚ずつ右と左、交互に分けて行く。もちろん伏せたまま。右○、左＋、右○、左□、右☆、左☆、右□、左○、右＋、左○再び上下逆になり、下記順に積まれた山が出来あがる。右：○○☆□＋・・・左：＋□☆○○・・・（注：右と左が逆になることはあるが問題無い）最後に右か左、計５枚めくらせるのだが、カードの順番は解っているため思い通りに配置を指示できる。たとえ４番目、☆のようなイレギュラーっぽい順番があっても「ここへ置いてください」と場所を指定してるため、彼が全てを予知したように見える。そこが盲点。なお、ゲストは上から順にめくっていくわけで、右でも左でも５枚めくれば順番は様々でも○○☆□＋の種類と枚数は不動。素人にも解るこんなネタで超能力を語るとは（汗）もしマリックだったら、バラシネタにしか使わないような低レベルだ。「この人はスゴイのよ」とか言う美輪明宏さんて・・・。案外、スピリチュアルもマジで信じてたりしてね（笑）天草四郎の生まれ変わりとかいうジョークを飛ばす人だから、それはないか・・・。テレビをよく知った大御所であることは間違いない。

  2007.01.31

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  「マジック革命！セロ！」ネタバレ注意。

  やっぱセロは上手い！時空をとらえるＤｒ．レオンとは全然違う（笑）まぁ、レオンはＴＭＮの木根さんだからね（嘘）こういった番組を見る時の心構えは、１．気持ち良くダマされる。２．タネを見破ろうと必死になる。この二つがあると思うのだが、もちろん前者が推奨される。しかし「どうやってるの？」そう思わせることでマジックが成り立つ以上、誰もが少なからずタネを知りたいものだ。ただ、近年のテレビ用マジックには頭を傾げたくなる。カメラが観客側でなく、マジシャン側に加担してるから。かつてのマジックは地味だったが、タネそのものが既成概念を逆手に取ったものや、まさに指先のテクニックそのものだった。今回のセロは親指分断マジックで技の一端を見せた。なかなか同じようには出来ないはず。セロは基本にその技術があるから素晴らしいと思う。それでも、幾つかのマジックでカメラアングルがタネそのものでは、気持ち良くダマされているとは言いがたい。古い考え方だとは思うけど・・・。テレビ側が堂々とサクラやカメラでマジックを演出するなら、見る側による多少のネタバラシも許されるだろう。あと「あの人達は仕込みなんだ」と言っても、なかなか周囲に信じてもらえないのが歯痒いという事もある（汗）＜ここよりネタバレ検証ありますので、激しく注意！＞なお、これは個人検証による憶測に過ぎません。手品はタネが解るとガッカリするもの、極力知らないほうが良いです。ＵＳＪで行われたスパイダーマンにちなんだマジック。テーマパークなので周囲には大勢のギャラリー。その中からセロが一人の女性を選ぶ。カードを任意に選んだ「まなみ」さんはハートのＱに「まなみ」とサイン。セロ「これで、世界で一枚しかない、まなみのカードです」その後、カードを切ってギャラリーの数人に配る。ハートＱを持っていないギャラリーは外され四人まで絞る。その四人を立たせ、カードは頭の上に。少し距離をおき、セロが手をかざして構える。かけ声と共にセロの手首から蜘蛛の糸（紐）がシュルシュルと伸び、一人の男性のカードに届く。次に紐はシュルルッと巻き戻りカードはセロの手元へ。お見事！●検証画像これがサイン入りトランプ「ハートのＱ」のビフォア・アフター。よく見たら「まなみ」の文字が違っている。それが世界に一枚だけのカードじゃなかったことで、少なくとも「まなみさん」と「カードを持って立っていた男性」は、仕込みだとほぼ確定。そこに仕込み有りと解れば大抵の事は出来てしまう。その男性の後ろには怪しげな販売用ワゴンと無表情な男。紐はセロの手首から出ていたが、長袖なので手首部分の露出はわずか。特殊メイクによって紐の射出口を隠していたことは誰でも解る。紐はスルスルとほぼ一直線にカードへ向かい、巻き戻した時もカードは地面に落ちることなくスルスルッと手元へ。セロは厚手の大きな上着を着ている。蜘蛛糸飛ばしのマジックに入る前、広場の観衆を後退させたが、四人はワゴンにとても近く、周辺には不自然な人だかりがある。男とセロの間へ渡したと思われる「細い糸」がテレビに映っておらず、広場の観衆にもそれが見えなくなるまで後退させられたのだろう。仕込みエキストラはワゴン周辺だけでＯＫと思われる。セロの上着の中とワゴンがポイントか？私的には結論出ているけど確信はない。流石はセロ！ギャラリーに仕込みを入れるのは常套手段なので完全に適正。カメラアングルをタネにした今どきのマジックは、ケーキのチェンジと氷にケータイをインした時だと思う。

  2007.01.24

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  探偵！ナイトスクープ「アジの口にエイリアン」

  アジの口の中に笑顔のエイリアンがいるって！？二つ目の依頼がエイリアン情報の確認。えええっ、マジっすか？そんなもん居るわけないやろ！なんかの見間違やで、きっと・・・。と、ところが、ウオノエという寄生虫で、それが実在したとは！な、な、な、なんと、釣り上げたアジの口にエイリアン発見！その衝撃映像が「探偵！ナイトスクープ」にて放送されたのだ！す、すっげぇ、本当に笑った顔のように見える！我々地球人は知らない間にエイリアンの侵略に遭っていたのだ。寄生虫という世を忍ぶ仮の姿で。スゴイ。スゴ過ぎるぞこのスクープは！チュパカブラも真っ青。まだまだ世の中には知らないことがいっぱいあるもんだ。よくぞ調べた探偵！ナイトスクープ。ついでにエイリアン食べてるし（驚）しかも美味しいって言ってるぅぅぅ。ただ、ウオノエを生きてる間に調理したかったためか、いつもの林 繁和先生による料理でなかったのが残念。たまに見逃せないネタやるんだよねぇ、この番組。

  2007.01.20

• ビートたけしの超常現象マル秘ファイル

  もはやネタ番組としてのみ存在意義を発揮するオバカ番組。毎年、大晦日はコレを楽しみにしていたのにぃぃぃ、レコ大と共に前日へスライド。オマケに、年越しはナイナイと決まっていたのに今回は無し。いつもより多めに紅白を観てしまった・・・。岡村め、紅白なんかに出やがって、にしても時間取り過ぎだろ（笑）美川さんの振り付けは真島かよ。と思ったら真島本人登場で思いっきり被ってるし。不覚にも笑ってしまったけど、結局全部ＯＺＭＡが持ってった（笑）それにしても大晦日前日の「超常現象マル秘ファイル」超能力はまたひどい手品を見せられた（笑）それでも、ちゃんとナポレオンズを呼び、手品である事を匂わせるあたりは、良心的だなぁと感心した。気功だって、暗示かけてるだけなんだけど・・・。まぁ、それも効くまでの時間が１０分とか１５分とか、要した時間をちゃんと放送したからそれでも少しはマトモ？被験者個人の体力・精神が要素だと簡単に推理できる。て事は、見破るためのヒントだけは小出しにしてる？もしそうなら進歩？制作側もインチキのタレ流しは良くないと自覚し始めてるのか？いや、マニア的には退化してるわけだが（笑）いずれにせよネットに情報が溢れ、視聴者が昔のように騙されっぱなしでなくなった。ＴＶ局としては露骨に見破ろうとすれば出演してもらえなくなり、番組そのものが成立しなくなる。怪しげな物で視聴者を掴みたいという企画意図と、マスメディアとしての責任。そのはざまで試行しなければならない企画だったりするのかも。

  2007.01.01

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  江原啓之「天国からの手紙」のような番組

  ぴったんこさんを観るつもりだったけど、デビ夫人の出番が長いから初めて江原啓之を観てしまったさ。一部分だけども・・・。「今、ここにいらっしゃる」マジですか？「ピンクのカーディガンを着てる」ご遺族いまいちの反応。「下は濃いスカートで・・・」スカートの色はアバウトかよ！えーっとぉ、もし天国から手紙とか来たら腰が抜ける。（この類いの番組を見るとループしてしまうネタだけど・・・）亡くなった人は何も言えないから江原の言いたい放題。本当に霊が見えて会話できるんなら、未解決事件を霊視して世の中の役に立ってくれたらいい。ご遺族達の心も癒せるだろう。しかし、したり顔のオヤジが普通に説教かましてるだけじゃん。家族に不幸があった人や死期の近い人は魂の存在とか信仰を受け入れやすい。精神的救いを求めているのだ。そこへ付け入ろうとする輩が実際この世に多数いるわけで・・・。テレビが死者の魂とか守護霊とか、一切根拠のない事をまことしやかにタレ流して良いのか？マスメディアならば責任持って検証してくれ！言葉だけで丸め込むのって、同じような事を詐欺集団や怪しい宗教の勧誘がやってるのに、テレビ局がそれを助長するとは・・・。もし後に彼がインチキだと解るなどしたら、出演したご遺族達はどう思うだろう。純粋な素人さんに対してテレビ局は責任取れるのか？仮に今、アメリカ三大ネットがプライムタイムで同じ番組放送したら、それだけで訴訟騒ぎになるんじゃまいか？まぁ、それ考えたらこういう事に関して日本は米国より自由だあね。それ自体は悪い事でないかもと思う・・・。要は受け手の問題なわけだが、農耕民族的な和を重んじる日本人は、他人の言う事を頭っから信じてしまう土壌があるのだ。いや、もしかして番組最後に小さく「フィクションです」とテロップ入れてたとか。しかも短く。それならセーフ？ちなみに、同じ胡散臭い番組でも「ＦＢＩ超能力捜査班」の勝ち。これくらいやってくれなきゃあ。そもそも、まかり間違えば役に立つわけだし。

  2006.12.27

• 時空を捉えました？！Ｄｒ．レオン

  今日初めて見たんだけどＤｒ．レオン。怪し過ぎる。存在が！ていうか、お前、ＴＭＮの木根だろ（笑）そして、今度は心霊マジックかよ。心霊とか吹かしてるのは聞き捨てならないので「種」見破ったぞテメエ。まぁ、知ったかぶりだけど（汗）指に人型の物つけてレンズの前を横切らせただろ。直前に指でリハーサルしたにも関わらず、一回目は低過ぎて失敗してるし（笑）二回目でやっと成功。時空をとらえ損ねてるぅぅぅ。それにしても、テレビオンリーの「カメラ視点ネタ」増えた。元祖は「ナウ！」だと思うけど・・・。そのカッパーフィールドもお買い上げになったというカードがジワジワ変わって行く科学マジックを日本でやるとは！日本のオジサンが発明した種だと前にテレビでやってたよコレ。手品と発明が好きな普通の人だった・・・。ま、いいけど。種自体は普通に考えても解らないわけだし。スタジオ外でやるネタってギャラリーが仕込みだと解ってるから、意外とつまらない。冷めたステーキが美味しいわけないだろウソつきめ（笑）あっ、意外と楽しんでるかぁ。こういうマジックってセロまではルックスもアレだし許せるけど・・・、このまま劣化コピーが増えて行くのはどうかと思う。ペットボトルのネタとか見飽きたし。何より「時空を捉えました」とか「コンプリート」とか、大した実力もないのにキャラを作ろうとしてスベッてるのが見苦しい。もう観ないと思う。セロで充分。いやいや、木根さんとツーショットだったら絶対観る（笑）

  2006.12.19

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  「魔界潜入！怪奇心霊(秘)ファイル８」出た！

  昔は「あなたの知らない世界」なんて番組もありましたが、「魔界潜入！怪奇心霊(秘)ファイル８」この類の番組を久々に見てしまった・・・。実は結構好きだったりする。見ながら「んなわけねぇだろ！」てツッコミ入れるのが（笑）まだこんな番組作るって事は視聴率取れるんでしょう。あっ、自分も見てるし（汗）問題は、皆が笑って見てるんだったら良いのだが、信じる人が意外に多いこと！（特に年寄り）例えば、金縛りが起きる医学的根拠や、その時に見る幻影のメカニズムを全く説明せず、根拠の無い心霊現象へ誘導するのは、マスメディアとして犯罪じゃないだろうか？これでは、金縛りにあって幻を見た人が、ちゃんとしたカウンセリングを受けないで、詐欺まがいの霊能力者に高いカネを払ってしまいそうだ。そうなるようメディアが加担してるようなもの！せめて字幕で「これが心霊現象である事は証明されていません」と注意書きを入れる必要がある。今回の「怪奇心霊(秘)ファイル」は台湾へ出向いて取材！有名な幽霊屋敷なのだそうだ。うわっ、草が揺れてるよ。幽霊が草揺らしてる。恐いよ！・・・て、誰かが手で揺らしてるの見え見えじゃないか（笑）下の方も映せっての！そして暗視カメラの映像。ゲゲッ、何か白いモノが映ってる！ナレーション「人魂のように見える・・・」んなアホな！　輪郭がクッキリしてるし、丸くないぞ！しかも、それが現れた時・消える時の映像はカットされてる。いきなり映ってる映像だけ流すなんて、「編集して、それらしく見せてます」と言ってるようなもの。あれはどう見ても、草にとまってる虫だし（笑）そしてゲストタレントの体験談ですか・・・。再現ＶＴＲ良く出来てますね。ナレーションは「旅館」と言ったのに当のタレントは「ホテル」と言ってます（笑）おまけに「今、そのホテルはもう無い」だなんて都合良過ぎ～。不思議な事は実際あるだろうとは思う。だが、それは科学で解明出来ない事でなく、「まだ」科学で解明出来てないだけでしょう・・・。メディアのやるべきは、その真相に近づく事じゃないだろうか？お笑いなら別だけど・・・。いや、もしかして、やっぱりお笑いだったのか？

  2006.08.06

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