「江原啓之&嵐~明日への扉~」オーラ無し
昨夜TBS「オールスター感謝祭」の合間でフジ「江原啓之&嵐~明日への扉~」の終盤だけ見た。国分太一もそうだけど、ジャニーズ事務所は江原と何かあるのか?「明日への扉」を見た印象は・・・、普通の人生相談だった。みのもんたでも、あれくらいのことは言える。てな内容。別に江原啓之でなくていいじゃん。フジは従来、江原啓之関係の番組としては「天国からの手紙」を放送していたのに・・・、これはどういった変化なのだろう?「天国からの手紙」は素人さんを対象に、亡くなった人の霊が残された家族に何を告げたいか、江原啓之氏が伝えるといったもの。それによって御家族と視聴者を泣かせる感動番組である。フジ系列と言えば関西テレビの「あるある捏造問題」が記憶に新しい。この時期「不確かな事を現実であるかのように放送すること」は慎重になって当然である。当の江原啓之も普段は芸能人相手に「守護霊が云々」と、やたら霊魂を絡めているのに、昨夜の「明日への扉」は局の意向へ合わせるかのような発言。(天国からの手紙の時と全然違うじゃないか!)その結果、放送倫理的には充分許容範囲内に収まってる印象を受けた。霊魂が実在しようがしまいが、江原啓之にそれを見る能力があろうとなかろうと、まぁ、イヤなら見なければイイという感じのものであった。ちなみにテレ朝の「オーラの泉」は対芸能人なので、元々かなりの幅で許容されている。それ自体がタレントとのバラエティ番組だからである。そして江原氏の持論、「お墓に霊はいない。だから墓参りに行ってないからと悔いる必要ない」は昨夜もやっていた。彼の場合、まずそこから語り始め、その後で「もちろん墓参りするのはいい事だ」と付け足す。人生相談全般では「気持ちの変化や、前向きな心の重要性」を説いてるのに、なぜ墓参りに関しては「先祖に対する気持ちの問題」から先に説かないのだ。優先順位が変。墓参りに関してトラウマでもあるのだろうか?