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2024年09月05日
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カテゴリ:日本語本
地雷グリコ 青崎有吾

射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。
勝負事に、やたらと強い。
平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、
風変わりなゲームの数々。
罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、
百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。
次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――
ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇。


直木賞は取れませんでしたが、
第24回本格ミステリ大賞(小説部門)、
第77回日本推理作家協会賞(長編および連作短篇集部門)、
第37回山本周五郎賞

の3冠を受賞した快作。

昔からあるゲームをアレンジして勝負する、
という連作集です。

それほど複雑でないゲームも
新たに条件を付けると、
とたんに難しくなります。

繰り広げられる頭脳戦。

射守矢真兎(いもりや・まと)は頭の回転がとびきり速く、
状況を一瞬で読む、ゲームの天才。

しかし、それほど鋭い高校生に見えないので、
相手が油断します。

毎回、逆転が繰り広げられ、
あっと驚く勝ち方をみて拍手喝采!

これは面白い。
もう夢中で読んでしまいます。

射守矢真兎(いもりや・まと)の鋭さは、
青崎有吾さんの○○館の殺人シリーズの
裏染天馬と同等、いや上まわるかも・・・。

そしてこの小説、青春小説でもあります。

最後の爽快感は格別。

青崎有吾さんの代表作になりましたね。






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最終更新日  2024年09月05日 21時03分14秒
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