カテゴリ:フーテンの寅さん
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 映画『男はつらいよ』全シリーズ回顧録<0/48> ■■ はじめに ■■ 映画『男はつらいよ』は、 第1作が昭和44年8月27日に上映されたので、 もう……52年になります。 今でも、時折りリバイバル企画をテレビ等で見る事も出来ます。 昭和57年に公開された第30作『花も嵐も寅次郎』で、 世界一の長編映画の記録として、 正式にギネスブックの認定を受けたそうです。 平成7年公開の『寅次郎紅の花』がシリーズ第48作で、 最終シリーズとなりました。もう……26年前の事です……。 『男はつらいよ』のタイトルについては、 当時、TBS系列で放送されていた、 山田洋次監督、渥美清主演の人気テレビドラマ 『泣いてたまるか』の最終回が「男はつらい」という タイトルであったことと、 その頃の北島三郎が唄うヒット曲「意地のすじがね」の歌詞に 「つらいもんだぜ男とは~」という一節があったことから、 『男はつらいよ』というタイトルに決定されたそうです。 これから、長期シリーズとして、 『男はつらいよ』を第1作から48作まで、 概要を簡単にご紹介していきます。 寅さんは、観客をおおいに笑わせ、楽しませてくれました。 「男はつらいよ」という作品のおかしさは、 笑いながらもどこか鼻の奥がツーンとくるような、 複雑で奥の深い笑いなのは何故でしょう…………。 山田洋二監督は「男はつらいよ」の公開に当たり、 喜劇の意味について次のような文章を書いています。 「この作品は、男が男らしく、 人間が人間らしく生きることが、この世にあっては、 いかに悲劇的な結末を辿らざるを得ないかという事を、 笑いながら物語ろうとするものである」 そう言えばドラマの中で特別な場面を除いては、 寅さん自身はほとんど笑いません。どちらかといえば、 深刻な表情をしていることが多いように思います。 しかし、見ている我々は笑っているんですよね。 いや、そうじゃない、10人中8人位は笑っていますが……、 後のひとりは、真剣にうなずいているし、 もう一人は泣いてさえいるんです。 見ている自分の過去の体験と、微妙に作用してくる場面が 数多くあり、その都度、自分なりの反応をするようです。 山田監督は、笑って下さいとも、泣いて下さいとも、 頷いて下さいとも言っていません。 そんな風には、この作品は作られていませんね。 その辺りが、この作品の奥深いところかもしれません……。 何度でも、見ることができて、その時の年齢や環境に応じて、 それなりに味わえるところかもしれないですね……。 <後 48回続く> ※ 画像の一部は、ネットから拝借しました。 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ========================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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