カテゴリ:フーテンの寅さん
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------------------------------------------------------------- 私、生まれも育ちも葛飾柴又です 帝釈天でうぶ湯をつかい 姓は車、名は寅次郎 人呼んでフーテンの寅と発します とかく西に行きましても東に行きましても 土地 土地のお兄貴さん お姐さんに ご厄介かけがちなる若造です 以後、見苦しき面体 お見知りおきおかれまして 向後万端引き立って よろしくお頼み申します ---------------------------------------------------------------- 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 映画『男はつらいよ』全シリーズ回顧録<7/48> 【前回】映画『男はつらいよ』全シリーズ回顧録<6/48> ■■ 『男はつらいよ』第7作 (奮闘篇)■■ 監 督 :山田洋次 脚 本 :山田洋次、朝間義隆 マドンナ :榊原るみ ゲストスター:田中邦衛、犬塚 弘、柳家小さん、 ミヤコ蝶々 ロケ地 :越後広瀬、沼津、青森県鯵ヶ沢 封 切 :昭和46年4月28日 上映 時間 :1時間31分 <あらすじ> 今日も旅を行く寅次郎の前に、東北なまりのあどけない少女が 現れた。少し頭が弱い花子(榊原るみ)であったが、 「寅さんのお嫁さんになりたい」と告白されて、 寅次郎は嬉しい悲鳴。花子の小さな恋は寅次郎を少年のように、 感激させるのだった。 以前の「近々嫁をもらう」という便りを元に、 寅次郎の産みの親・お菊(ミヤコ蝶々)が訪ねてきた。 お菊は「相変わらず独り身で迷惑ばかりかけている」と だらしない生活振りに怒り始める。 さくらは、寅次郎の態度に怒りつつも、 出来損ないと寅次郎を否定するお菊の言葉に対しては、 猛然と抗議する。 お菊は、そんな寅次郎への愛情に満ちたさくらの態度に涙ぐむ。 嫌気が差した寅次郎は、一晩で柴又から旅立ってしまう。 そして、沼津で津軽訛りの少女・花子(榊原るみ)を見かける。 花子が普通の女の子よりやや頭が弱いことに気が付いた寅次郎は 放っておけなくなり、故郷の青森県・驫木に帰りたいと知って、 旅費をカンパして弘前までの行き方を教える。 万が一のためにとらやの住所をひらがなで書いたメモを渡し、 「とらちゃんに聞いてきたと言えばいい」と告げて、 二人は別れる。 数日後、柴又のとらやに花子が訪ねてくる。 案じた寅次郎も戻ってきて、二人は再会を果たす。 とらやの面々は花子の肉親を探そうと提案するが、 寅次郎は自分が花子の面倒を見るといって聞かない。 寅次郎の大袈裟な世話焼きっぷりに唖然とする一同だが、 当の花子は寅次郎にいつしか好意を抱くようになっていき、 ついには「とらちゃんの嫁コになりたい」と打ち明ける。 寅次郎は「花子お前、古里にも帰るなよ。ずっとここにいろよ。 俺が一生面倒見るからよ」と本気にしてしまう。 ……が、そんな寅次郎の言葉を花子は聞いていない。 しかし、寅次郎は世帯を持つことを真剣に考え、挙句その話が お菊にまで伝わってしまい、さくら達はやきもきする。 そんなある日、寅次郎が不在の折に、 花子の小学校時代の教師をしていた福士先生(田中邦衛)が 身元引受人としてとらやを訪れ、愛情あふれる態度で、 花子を連れて津軽へ帰ってしまう。 それを知った寅次郎は激高し 『花子は自分のようなヤクザ者のそばにいるよりも 津軽の福士先生のそばにいるほうが幸せなのかよ』と問う。 さくらは一瞬ためらうが、毅然として「そうよ」と答える。 失望した寅次郎は、さくらを突き飛ばしてとらやを飛び出す。 数日後「花子も元気にしていたし、俺はもう用のない人間だ」 という速達が寅次郎からとらやに届く。 とらや一家は嫌な予感を覚え、さくらは発信元の轟木に向かう。 そこで、福士先生と、先生の学校で給食のアルバイトをして 元気に過ごす花子に会う。 福士先生から寅次郎が訪ねてきた時の様子を聞き、 安心はしたものの、まだ不安がよぎる。 しかし次の瞬間、 あるバス停で乗客や女性車掌に親しげに話しかける寅次郎の姿が 見える。「(俺が)死ぬわけねーよな」と満面の笑みを浮かべる 寅次郎であった。 本作も、 寅さんの江戸弁、そして粗暴さ。 しかしそこに愛がある…。 儚い寅さんの恋愛は、いつも実らず終わってしまう。 全体として軽やかに流れていき、 テンポが良くダレるところもほとんどない。 寅さんが珍しく自殺をほのめかすような手紙を 送ってくるあたりも、 相当花子に入れ込んでいたんだな……というのがわかる。 <後 41回続く> ※ 画像の一部は、ネットから拝借しました。 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ========================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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