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愛 こ と ば・心 の 散 歩 路

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2021/07/13
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カテゴリ:フーテンの寅さん



















 -------------------------------------------------------------
   私、生まれも育ちも葛飾柴又です
   帝釈天でうぶ湯をつかい
   姓は車、名は寅次郎
   人呼んでフーテンの寅と発します

      とかく西に行きましても東に行きましても
      土地 土地のお兄貴さん お姐さんに
      ご厄介かけがちなる若造です
      以後、見苦しき面体 お見知りおきおかれまして
      向後万端引き立って よろしくお頼み申します



       

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 ^-^◆ 映画『男はつらいよ』全シリーズ回顧録<9/48>

 【前回】映画『男はつらいよ』全シリーズ回顧録<8/48>


 ■■ 『男はつらいよ』第9作 (柴又慕情)■■

     監 督   :山田洋次
     脚 本   :山田洋次、朝間義隆

     マドンナ  :吉永小百合
     ゲストスター:宮口精二、佐山俊二、吉田義男
     ロケ地   :静岡、金沢、福井県東尋坊
     封 切   :昭和47年8月5日
     上映 時間 :1時間47分



<あらすじ>
 旅行客で賑わう金沢の町、
寅次郎はOL風の3人連れと出逢い、
飯をおごったり、案内したり、
その中で目元涼しい(吉永小百合)に心を奪われたのは例の通り。
だが柴又を訪れた歌子から、
恋人との結婚話を打ち明けられた寅次郎、
涙の奮闘努力がはじまる。


        






 さくらの家の建築資金の足しにと、2階の寅次郎の部屋を
貸し出そうとしていたが、「もうお前の住むところはない」と
言われたかのように寅次郎が感じ気分を害してしまう。
とらやを出ようと訪れた不動産屋(佐山俊二)で紹介された物件が
なんととらやの「貸間」で自分の部屋を紹介されて仲介手数料を
取られたいらだちから大げんか。さくら達の建てる家についても
馬鹿にするような発言をしたことでさくらを泣かせてしまった
寅次郎は、いたたまれずとらやを去る。







寅次郎が行った金沢には、歌子(吉永小百合)、みどり、
マリの友達3人連れが来ていた。福井に移動した3人に茶屋で
居合わせた寅次郎が話しかけ、味噌田楽をごちそうする。
彼女たちと記念写真に収まる寅次郎は「チーズ」と言うところを
「バター」とやってしまった事で大ウケ。


 




 すっかり彼女たちと打ち解けて、ともに旅をすることになる。
別れ際、寅次郎と会えたことで今回の旅が楽しくなったと、
歌子が土産として買ってあった焼き物の鈴をお礼として渡す。
寅次郎ははるか年下の歌子に強く心惹かれてしまう。






柴又に戻った寅次郎は、会えるかもしれないと来ていた
みどりとマリに偶然出会い、とらやの敷居をまたぐ。
寅次郎は2人からうれしい話を聞く。
両親が離婚のために、著名な小説家だが家のことは何もできない
父親(宮口精二)の面倒を見ている歌子は、どこか薄幸そうな
女性だったが、そんな彼女が寅次郎の話をするときは笑顔で、
寅次郎に会いたいと言っているというのだ。
寅次郎は「いい婿でも探してやりたい」と守ってあげたい
気持ちになるが、その「婿」に自分がなることを夢見てしまう。

   




 情報を聞いた歌子が、翌日寅次郎のもとを訪ねてくる。
寅次郎の失恋話などで全員が笑い転げるようなとらやでの楽しい
団欒に癒やされた歌子は、こんな楽しい思いをした事はないと、
また来る約束をする。別れづらそうな歌子に、さくらは何かを
感じ取る。

 
    


 歌子には、ここ何年も結婚を考えている駆け出しの
陶芸家の男性がいるのだが、その男性のことを父が認めず、
苦悶していた。「結婚したきゃ勝手にしろよ」と突き放す父の
態度にどうしたらいいか分からず、「どうしてもお父さんが
相談に乗ってくださらないのなら、私一人で結論を出すより
仕方ありません」と書き置いて、家を出る。


  



とらやを再び訪れた歌子に、さくらは泊まっていく様に勧める。
歌子はさくらに、実は最初からそのつもりだったと告白する。
それを見抜いていたさくらは、父親と何かあったという歌子を
翌日の夕食に諏訪家に招待する。自分の結婚後の父親の生活を
心配する歌子に対し、博は、誰かの幸せのために犠牲になる人が
いても仕方のないことがあると言う。
それに、一人で生活しようと思えばできるはずなのに、
できないと思い込んでいるだけなのではないか。
歌子の父親にはそれに耐える力があるのではないか。
そんな博やさくらの言葉に、歌子は結婚への決意を固める。





  
       

寅次郎は、昼間、歌子と時間を共に過ごして、幸せいっぱい。
諏訪家での食事に自分が呼ばれていないことでむくれていたが、
博に「兄さんがいては話しづらい愛情問題」と言われて、
「自分との愛情問題」だと勘違いしてしまっていた。
そんな寅次郎は、諏訪家に迎えに行った歌子に、陶芸家との
結婚を心に決めたという報告をされ、愕然とする。
しかし、歌子が自分一人で悩まずに済んだ、幸せになれるのは
寅次郎と出会えたお陰と、泣きながら感謝すると、
絞り出すように「決心できてよかった」と祝福する。



         <後 39回続く>



   
 ※ 画像の一部は、ネットから拝借しました。


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Last updated  2021/07/13 11:10:47 AM
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