カテゴリ:フーテンの寅さん
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------------------------------------------------------------- 私、生まれも育ちも葛飾柴又です 帝釈天でうぶ湯をつかい 姓は車、名は寅次郎 人呼んでフーテンの寅と発します とかく西に行きましても東に行きましても 土地 土地のお兄貴さん お姐さんに ご厄介かけがちなる若造です 以後、見苦しき面体 お見知りおきおかれまして 向後万端引き立って よろしくお頼み申します ---------------------------------------------------------------- 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 映画『男はつらいよ』全シリーズ回顧録<10/48> 【前回】映画『男はつらいよ』全シリーズ回顧録<9/48> ■■ 『男はつらいよ』第10作 (寅次郎夢枕)■■ 監 督 :山田洋次 脚 本 :山田洋次、朝間義隆 マドンナ :八千草薫 ゲストスター:米倉斉加年、田中絹代 常連 スター:渥美 清、倍賞千恵子、前田 吟、 太宰久雄、佐藤蛾次郎、中村はやと 三崎千恵子、松村達雄、笠智衆 ロケ地 :甲府 封 切 :昭和47年12月29日 上映 時間 :1時間38分 <あらすじ> 寅次郎が旅から帰ってみると、幼馴染の千代(八千草薫)が、 美しくなって柴又で美容院を開店していた。例によって寅次郎は 彼女に熱を上げるが「とらや」に下宿している 大学の助教授(午前様の甥)岡倉(米倉斉加年)が千代に 一目惚れしてしまったから話がややしくなるのだった。 寅次郎が旅先から帰ってみると、幼馴染の千代(八千草薫)が、 夫と離婚してとらやの近所に美容院を開業していた。 「お千代坊」と再会した寅次郎は、 その美しさにたちまち友達以上の感情を抱くようになり、 暇を見つけては千代の美容院に遊びに行ったり、 千代をとらやに招いたりする。 ところが寅次郎と入れ替わりにとらやの間借り人となっていた 東京大学の助教授・岡倉金之助(御前様の甥=米倉斉加年)も 密かに千代に好意を抱き始めたことが発覚。 寅次郎は、初めのうちインテリの岡倉に 好意を持っていなかったこともあって、 恋愛については奥手の岡倉をからかう。 しかし、恋わずらいにかかってしまった岡倉に頼まれ、 同情する形で、自分の恋心を封印し、岡倉の気持ちを伝えに 千代をデートに誘う。 千代は離婚したことで、別居している息子と会えない寂しさに 苦しんでおり、そんな千代を精一杯慰めようとした寅次郎に 安らぎの気持ちを感じるようになっていた。 そんな寅次郎に、 「お千代坊もさ、いつまで一人でいられるわけじゃないんだし」 などと言われ、遠回しにプロポーズされたと勘違いした千代は、 「ううん、嫌じゃないわ」と答える。 お互いに勘違いに気付いたあとでもなお、 千代は「寅ちゃんとなら一緒に暮らしてもいい」と言うが、 寅次郎は照れからそれを冗談にしてしまう。 不首尾を岡倉に伝えた後、寅次郎は旅立つ。 正月にとらやを訪れた千代は、 なお「寅ちゃんとなら(結婚しても)いいわ」と言って、 とらやの一同を笑顔にさせる。 <名場面> 寅次郎が甲州路を旅している最中に休息させてもらった 旧家の女性(田中絹代)に聞いた、 同業のテキヤの寂しい末路の話。 テキヤ稼業の無常を悟った寅次郎のシーン。 <寅次郎の恋愛論> 「恋なんてそんな生やさしいもんじゃないぞ。 飯を食うときも、ウンコをするときも、 もうその人のことで頭がいっぱいよ。 なんだか、こう、胸ん中がやわらかーくなるような 気持ちでさ。 この人のためなら何でもしてやろうと、 命なんか惜しくない、 『ねえ寅ちゃん、あたしのために死んでくれる』と 言われたら、ありがとうと言ってすぐ死ねる、 それが恋というもんじゃないだろうか」 <いい話> 冒頭で、「お転婆のさっちゃん」という花嫁姿役で、 源公役の佐藤蛾次郎の本当の妻が花嫁衣裳を着て登場する。 山田監督や渥美清ら主要キャストが、金もなく、 籍さえ入れられず同棲暮らしだった佐藤を見るに見かねて、 妻を出演させると同時に、 映画のセットを使って二人の結婚式を行った。 <後 38回続く> ※ 画像の一部は、ネットから拝借しました。 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ========================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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