入間市の塾　愛夢舎からのメッセージ

全2272件 (2272件中 1501-1550件目)

< 1 ... 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 ... 46 >

• 模様替え　～けろけろ

  ご無沙汰しちゃっております、鎌田です中間テストやら、進学説明会やら、保護者会やらで、アタマの中がぱんぱんおまけに、良くなりかけてた体調が、またしても不調をきたし恥ずかしながら、許容範囲オーバー寸前の状態が続いておりまして、きっと、ブログを書いたらオーバーヒートを起こすような気がして書き込み、さぼっちゃいました、スイマセンまたしても、小田切大明神の提案で、季節に応じたデザインに模様替え今の時期は、当然「けろけろ」です。Kama

  2009.06.07

  コメント(0)

• 卒業生宅に招かれました

  　一昨日は卒業生Ｆ君のお父様、お母様から「お酒の席」に招かれました。しかも、自宅（？）。（Ｆ君のお母様は愛夢舎後援会副会長なんです）　私が金曜休みだということを知っていて、お二人も金曜日にお休みをとり準備万端という感じで私を待っていてくださいました（笑）。　そして、Ｆ君の先輩Ｋちゃんのお母様も合流されていました。このお母様もお休みをとってくれたらしい（笑）。　なんと幸せなことでしょう。何年も前に卒業した生徒の保護者の皆さんが、仕事のお休みをとってまで、私のような者と飲むことを楽しみにしてくれていました（涙）。　Ｆ君のお母様の手料理（お父様もお手伝いしてくれたらしい）に舌鼓を打ちながらお酒を頂き、４時間ほど歓談させていただきました。　昔は（愛夢舎をつくる前は）保護者（顧客？）とお酒を飲むなんて不謹慎？と思っていたこともありました。もちろん、塾長になったから自分の責任の下で、というのもありますが、保護者の方から教えられたのがキッカケでした。　「ジュクチョ～、そんなカタイこと言ってちゃダメだよ～。お酒ぐらい一緒に飲めない『塾長』じゃ魅力ないよ～」（笑）　なんて言われたんですよね（笑）。それ以来、そういったことがお好きな方のお誘いには喜んでつき合わせていただいてます。（もちろん、私からしつこくお誘いすることはありませんよ）　今後もよろしくお願いします。　ジュクチョウ

  2009.06.06

  コメント(0)

• 中間テストお疲れ様

  　Ｆ中、Ｋ中の諸君、中間テストお疲れ様でした。　まだ全部ではありませんが、ほとんどのテストが返却されてきています。　受験生である中３生は一時はどうなることかと思いましたが、テスト1週間前くらいからエンジンがかかったような気がします。　大幅に点数アップした生徒がたくさんいます。（ってことは期末はもっと早くから準備すれば・・・）　中だるみ・・・と言われる中２生も中１の学年末テストで悔しい思いをしたのか、アップしてきてますね。受験生の先輩や後輩の中１生に負けないようがんばって欲しいです。　そして、人生初の定期テストを経験した中１生も本当にがんばっていました。「中間テストってなんのこっちゃ？」だったと思いますが、私たち講師陣のアドバイスを素直に聞いてよくやってくれました。「９０点台では満足できない！」って意識になってくれただけでもスゴイです。すでに「よ～し、期末はもっとがんばるぞ～！」なんて意気込んでいる中１生がたくさん出てきてくれました（嬉）。　それにしてもＦ中の中１のテストは学校平均がかなり低そうですね・・・想像以上に難しかったようです。私たちも反省しなければいけません。　でも、「平均点プラス何点」という基準で見てみなさい。君たちの点数は立派ですよ。　悔しい気持ちは・・・次の期末テストでね。

  2009.06.04

  コメント(0)

• ＴＶ出演

  　今度はテレビが取材してくれるらしいです。　残念ながら全国ネットではありません（笑）。　「私個人のドキュメンタリー」を作りたいらしいのですが、結局、私＝愛夢舎なんで（笑）。　きっと、生徒の出演部分、保護者の出演部分も出てきてしまうと思いますので、そのときは皆さんご協力お願いいたします。

  2009.06.02

  コメント(2)

• 全教室＋自習室＋講師室

  　今日の愛夢舎は何人の人が出入りしたのだろう・・・　小３・４の保護者会のお父様お母様たち。　定期テスト前最終調整のＫ中、Ｓ中の中１～３生。　模擬試験の全小学生。　模擬試験のＦ中、Ｍ中の中１～３生。　自習の高３生。（テストが終わった高１・２はさすがに誰も来なかったな）　１００人以上が出入りしたであろう・・・　いや～、にぎやかでした。全教室＋自習室＋講師室に人が溢れました（笑）。　Ｐ．Ｓ．・・・新人女性講師Ｗ先生も研修の一環としてＫ中の生徒たちの勉強に力を貸してくれました。

  2009.05.31

  コメント(0)

• Ｋ中は月曜日にあと２科

  　Ｆ中のみんな中間テストお疲れ様。（３年生はあまりくつろいでいる場合じゃないんだけどな～）　早く結果返ってこないかな～（笑）。　Ｋ中は今日明日のお休みを挟んで月曜日に英語と理科がある。今日もすでに多くのＫ中生が自習に来ています。　ほとんどの子が理科を勉強中。　英語担当の私（塾長）の出番は少ないようだ。　さて、明日もＫ中生はテスト勉強ＤＡＹ。（女性のニューティーチャーが登場？）　Ｆ中、Ｍ中、小学生は模試だよ！　小３・４の保護者の方々（保護者会）お待ちしております。　　

  2009.05.30

  コメント(0)

• 尊敬する経営者

  　私にはとても尊敬する経営者がいます。　「母」です。　大きな会社を経営していたわけではありませんが、父が他界した後、個人事業主として経営をはじめ、「自分の誇れる店」を長年守っていました。「母が自分の店を守る姿」をずっと見ていましたから、私も「経営」というものを肌で感じられたのかもしれません。　その母が私によく言う言葉があります。　「長く楽しく続けなさい」　・・・単純な言葉ですが、最近やっとわかってきた気がします。　愛夢舎もやっと１０年目に突入です。「長く」という部分を、母も少しは認めてくれるのでしょうか・・・「楽しく」の部分は問題ありませんから（笑）。　ジュクチョウ

  2009.05.28

  コメント(0)

• 就活～採用

  　愛夢舎も講師採用活動を行っているわけですが、３０～４０代の方々からの問い合わせが多い。転職希望の方々ですね。（驚きですが「就職活動初めて」に近い方もいらっしゃいました・・・）　何人か面接もさせていただきました。でも残念ながらご縁はありませんでした。もちろん、ご縁がなかった理由は「年齢」ではありません。　とても偉そうな言い方で申し訳ないのですが、もう一度「自己分析」等からやり直されたら・・・というのが私のアドバイスです。　一番働き盛りで能力の高い年代の方々です。安易に働き口だけを確保しよう・・・という考えは、長い目で見ればマイナスなのではないでしょうか。　そんなこと言っていられないご時勢なのかもしれませんが、本当にそれでいいのでしょうか。　大きなお世話かもしれませんが、ふと感じてしまったもので・・・　ジュクチョウ　　　

  2009.05.26

  コメント(0)

• やばい・・・

  　　今年になって、高校生のレベルの高いクラスの授業は教務部長の田中先生に譲りました。　若い先生が育ってよかった！と思っていたのですが・・・　思わぬところで負の要素が・・・　私自身の大学受験英語の知識が鈍ってきたのです。　「ど忘れ」といえば聞こえはいい（？）ですが、実際、生徒に質問されて「えっ～と、これはなんだっけな～」などとやっている私の姿はなんともカッコ悪い・・・　やはり、毎日のように質がよくレベルの高い問題を解きまくっていなければダメですね。　全国には「教務の鬼」みたいな先生方がたくさんいらっしゃいますよね。そういう方々は、やはり、毎日の問題研究を欠かさないですものね。見習わないと・・・　最近「脳研究」に時間を費やしすぎました（笑）。私は「脳科学者」じゃないのに・・・　ジュクチョウ

  2009.05.25

  コメント(0)

• 私事ですが・・・

  　私事ですが４１歳になりました（恥）。　バカボンパパと同じ歳になってしまいました（笑）。　出社前に８期生のＥさんからお祝いメールが来ました。　そして通勤中に４期生のＭさんにお祝い電話いただきました。　そして出社すると、社員のみんなが「おめでとうございます」と言ってくれました。　昼休み？（３時頃）には５期生のＴ君がプレゼントを持ってきてくれました（リポビタンＤ・・・もっと頑張って働け、という意味かな～笑）。　夕方、小学生のみんなが授業後に、声を合わせて（元気に）、「お誕生日おめでとうございま～す！」と言ってくれました。　この歳になると「誕生日」というものがあまりうれしくなくなりますが、さすがにこういう状況だと、うれしさは隠せません（笑）。　みんな、ありがとう！　ジュクチョウ

  2009.05.25

  コメント(6)

• 特講「プレテスト」

  　本日は「中間テスト対策特講」も終盤。　中学校別の「プレテスト講座」がメインです。　もちろん、先週の特講より実践（実戦）的な内容になっております。　「プレテスト」で気づいた自分の弱点をあと５日間で埋めていくカタチで勉強を進めていきます。　さあ、今日も１０：００ＡＭ～１０：００ＰＭまで１２時間のロードですよ（笑）！

  2009.05.24

  コメント(0)

• 小学生が集まる塾

  　愛夢舎は小１～小６（小１・２は英語サークルのみ）、中１～中３、高１～高３が対象学年。６歳から１８歳までの生徒が通っているわけです。　私は以前から「小学生に認められる塾」をつくりたいと思っていました。　もちろん高校入試や大学入試で結果を出すと、中３や高３は集まってくれました。　それでは小学生は？・・・中学受験を考えていないご家庭にとって、小学生からの「塾通い」というのは非現実的？なのだ、そしてウチは中学受験はやっていない、と勝手に解釈し自分を慰めていました（笑）。　しかし、今年度に入り状況が変わってきました。小学生の入塾が増えてきたのです（もう少しで小学生は５０名になります）。　埼玉県の県立高校入試制度が変わったことはひとつの要因かもしれません。そして、愛夢舎が移転したことも大きな要因かもしれません。　でも、自分では思いたいんです、今まで「愛夢舎小学部」がやってきたことがやっと認められてきたのだと。　「小学部」では難しいことは一切やりません。中学・高校へとつながる基礎学力を徹底的につけます。　「楽しい授業」も忘れません。「厳しい躾」も忘れません。　今月もたくさんの小学生が愛夢舎の体験授業に来てくれています。　私の理想に近づいています。ありがたいことです（感謝の嵐）。　ジュクチョウ　

  2009.05.23

  コメント(0)

• はやっ（笑）

  　今日・明日は定期テスト前にて朝１０：００から教室（自習室）を開放しています。　「１０：００オープンね」って言ったのに、中１の２人組が９：００に来やがった（笑）。　でも、うれしいですね。強いやる気が見えます。　受験生諸君・中２諸君・・・早くおいで。　ジュクチョウ

  2009.05.23

  コメント(0)

• 

  田中先生のおやつ

  田中先生の「おやつ」を何気なく見て、アレ？と思った。↓コレです。「赤飯おこわ」だそうです。あれれぇ～？僕はですね、「赤飯」も「おこわ」も、もち米から作るけど、「赤飯」は小豆なんかを入れて、赤くするヤツ、「おこわ」は、栗なんかは入るけど、白いヤツ。「赤飯」と「おこわ」は別のモノだと思っていたんだけど・・・。どうやら『赤飯は「おこわ」のひとつ』ということになったみたいです、現代では。大正時代あたりまでは分けていたみたい。（僕は昭和生まれですけど・・・）言葉って面白いですね。僕だけ？Kama

  2009.05.21

  コメント(1)

• 久々に新カテゴリ

  こんにちは、鎌田です少し先のハナシですが、来月６月１１日は、愛夢舎は「休館日」とさせていただきます毎年６月半ばに、この休館日をいただくのですが、祝日や土日であるわけでなし、なーんのイベント性もない、ド平日なので、「なんで休みだ？」と聞かれる、あるいは思われることがある。別に僕らがサボりたくて休みをとっているわけではなく実は、この休館日は、我々講師陣の「研修」にあてています。もっとも、場合によっては全員参加でないこともあり、例えば今年は、田中新教務部長がお友だちの某塾に出向、道場やぶり・・・ちがう武者修行をしてきます。よその塾さんの空気を吸い、ウチの塾の空気に新しい色をつけるべく。じゃあ、僕、鎌田は何をしているのかといえば、特に今のところ予定もなく「ずるい！」と思われるかもしれませんね。実際のところ、愛夢舎・・・というか、愛夢舎以前の時代も含めて、僕らの組織は「研修」と名のつくものが多い。愛夢舎になってからは、年に１～２回。会社によっては「研修」という名前の慰安旅行であることもあるようですが、ウチの場合は、「研修」と言ったら、ホントに研修です。実は、このブログ開設のきっかけとなった「愛夢舎ヒストリー」も何年か前の冬の研修で、僕がホテルにカンヅメになって、書き上げたのでしたところで、愛夢舎になってからの「研修」は年に１～２回、場合によっては、僕なんかは免除されることもあるのですが、それはですね～、僕が社会人１～２年目の頃、そりゃあ、すごい勢いで研修につぐ研修を受けたからだと思ってます。ヒストリーをお読みの方はご存知の、例の進学塾ですまず、内定をもらったらすぐに月に数日の研修がはじまって、それが半年続き、冬場には、また特殊な研修に出かけ、ゴールデンウィークにも研修、毎週月曜は勤務時間外に研修・・・もう、研修、研修、研修で、仕事をしてるんだか、研修してるんだかよくわかんなくなるくらい。しかし、そのおかげで、自分のことながら、僕は相当成長したと思ってます。そして、また、僕は研修と呼ばれるモノが好きでして、まぁ、いろんなことを積極的にやってきたつもり。僕が受けた研修というのは、同じ会社にいた佐々木や小田切も受けたわけで、ある意味、僕らの社会人スキルの根幹になっている・・・かもしれない。ということで、新カテゴリを立てました。ここでは、僕らが受けた研修の内容をご紹介いたします。というのは、今考えれば笑えるような内容もあったりして・・・。さらに、これをやれば、愛夢舎の講師になれるかも・・・。・・・いや、実際のところ、田中先生は受けていないので受けなくてもなれます、ハイ。先生を募集してるのに、ハードルが高いんだかなんなんだか、みーんな途中で辞退しちゃう・・・このカテゴリを読んで、さらにドン引きされても困るので書いておきますが、くれぐれも、今現在はやっておりません。あくまで、過去の、愛夢舎以前のハナシです、ハイ。（だから、講師希望の人、安心してドンドン応募してくださいな～～）では、次回より少しずつ、ご紹介していきまーす。どうぞ、お楽しみくださいませ。Kama

  2009.05.21

  コメント(0)

• 

  あいむしゃらしい（笑）

  　藤中と上中の生徒は中間テストまであと９日と迫りました。　そんな中・・・　受付カウンター前に座って、中１女子と小田切副塾長が、あの新兵器で「早押し大会」を始めました（笑）。　その後、高校生まで参加しました（笑）。　それにしても副塾長の座り方・・・（笑）　旧校舎のときと変わらぬ「アットホームさ」を感じたので思わず写真を撮ってしまいました。　塾長の目の前でお勉強していた中１男子もこの後「ピロ～ン」「ブー」とやっていました（笑）。　さあ、そろそろスパートですね。みんな試験勉強を楽しんでね。　P.S.受験生～、中１・２の方が気合入ってるぞ～。

  2009.05.20

  コメント(0)

• 111111

  　見逃した・・・（笑）　アクセス数　111111　！　こんなにたくさんの人に見ていただき感謝の嵐！　これからもよろしくお願いします。　ジュクチョウ

  2009.05.18

  コメント(0)

• らしくなってきた

  　やっと「定期テスト前の塾の雰囲気」になってきました。　定期テストを前にした中高生が、自習そして特講のために、続々来ています。　まだまだ勉強の仕方は甘いし、今日辺りから重い腰を上げて勉強し始めた輩も多いですが、なんとか愛夢舎らしい雰囲気です（笑）。　さて、中学生のテスト前の週末は来週のみです。来週は是非ＭＡＸでがんばってくださいね。　P.S.中間テストのないＭ中のメンバーも中間テストがあるつもりでがんばってね。　

  2009.05.17

  コメント(0)

• 愚痴、つぶやき、謎

  どーでもいいけど、いや、どーでもよくはないんだけど、愛夢舎の４階の玄関マットがなくなった・・・なんで？この強風でふっとばされたか？（↑ナイナイ）Kama

  2009.05.17

  コメント(0)

• 

  新兵器投入

  中間テストまで、あと１４日今年は中学１年生の勢いがすごい！生徒によっては、文字通り、毎日塾にやってきて、色々な科目の勉強をしっかりやって帰っていく。２年生や、受験学年たる３年生より、その勢いはすごい。（上級生、しっかりしろ～～～）３月の校舎移転でバタバタしたことも含め、今までのテスト対策とはまるで違う考え方の対策期間となっています。が、旧校舎でゲリラ式にやっていた、そして、生徒たちに大好評であった勉強法・・・というか、テスト方法。それは、なんとか残したい、いや、もっとシステム化したいということで、田中先生と相談した。「あるモノ」を買うにあたって、田中先生もノリノリで「買いましょう！」。で、常連買い物客となっているamazonで注文したのが一昨日。今日、そのブツが届きました。さすが、amazon、速いですね～～↓コレです。「早押しピンポンブー」。名前はカッコ悪いけど、要するに、早押しボタン装置。旧校舎のときには、佐々木塾長の私物であった「ウルトラクイズゲーム」の早押し機を使っていたのだけれども、引越しのどさくさで、どこにいったかわからなくなっており、しかも、ボタンのいくつかが壊れてきていたので買っちゃいました。色々なサイトを見ていると、早押し機を作るのは結構タイヘンだったり、高額だったりするのですが、この「早押しピンポンブー」は割と安かった。さっそく、何食わぬ顔して講師室のテーブルにおいてみた。そしたら、食いつく食いつく！！もう、来る生徒来る生徒、「・・・それ、なに？」さっそく、理科や社会の知識確認で僕が出題者となってやらせてみたら、他の教科の勉強をしていた生徒まで飛んできて参加したがるシマツ。「もっと問題を出してくれ！」とせがむが、色々な学校の生徒が、色々な教科をばらばらにやってるから、なかなか共通の問題が思いつかず、最後には「４人の先生の中で、今月誕生日なのは？」とか、そんな愛夢舎クイズにまでなってしまった。まあ、しかし、狙いどおり、生徒のウケは非常に良い「明日も来るから、問題出して～～」だそうです。テスト「勉強」というと「え～～～っ・・・」とイヤな顔をするクセに、「クイズ」っていうと、もっと問題を解きたいと言うわけです。はい、物事は、考え方と向き合い方ひとつで、１８０度、評価が変わるということでした。当分、ピンポンブーの威力をかりて、ばんばん、暗記チェックテストをしていきまーす。Kama

  2009.05.15

  コメント(4)

• 

  原点回帰

  数日、更新をさぼってしまったいや、さぼったわけではないのですがなかなか書くべきことが思いつかなかった。というのは、アタマの中が、あるひとつのことでパンパンだから。 この数日来、このブログの「整理」をしてました。おかげさまで、ブログをはじめてそろそろ２年になります。ここまで多くの方にアクセスいただき、僕らは僕らは、文章能力の研鑽につとめてまいりました。今後とも、よろしくお願いいたしますそれはそれとして、これまで書き連ねてきた記事がどんどん風化してしまうのももったいないそこで、一度全部活字にして、冊子にして、保存し、また、塾にいらっしゃった方にはご自由に見ていただけるよう「形」にしておきたい。ということで、始めた頃、２年前の記事から順々に表示して、コピペを繰り返す・・・。そんな単調な作業を繰り返しています。出来上がったら、どこぞの出版社にでも送りつけてみようかな 古い記事をみていくと、例えば僕自身、やけに、とんがった内容を書いてたなぁ、それに比べると、今は大分落ち着いたというか、おとなしくなったというか・・・ そんな折、各中学校の中間テストまであと１５日となりました。１学期の一発目のテストですから、僕ら講師陣の気合の入れ方はハンパない。毎年ハンパないのだけれども、今年は特に、ハンパない。MAXの数値目標を掲げ、それに向けて、１分１秒の密度をぎゅっと濃くしている。そのためか、あるいは、その逆の順番かわかりませんが、僕個人でいうと、まるで、１２年前の自分に戻ったような気持ちがしています。１２年前。社会人１年目として、某進学塾で、教室長佐々木のもとで「教務主任」として、あたふたしていた頃。いや、別に、今、あたふたしているわけではないのですが。（そこは、ホレ、それなりに成長したもんで・・・） 「教務主任は、生徒の成績を上げることだけ考えろ」そう、当時の教務部長、社長から言われ続け、しかし、なかなかその精神状態、ほんのわずかな隙すら見逃さない集中力、それを持つのに半年かかった。ちなみに、その頃佐々木と僕が所属していた「ひばりヶ丘教室」はやはり５階建てのビルの３階に位置していた。そんな、環境のシンクロもあるのでしょうか。 とにかく、今の僕のアタマの中にはたった一つ。どうやって、生徒に１００点をとらせるか。それしかありません。アタマの中にたった一つであることの証拠に、この３～４日、寝ているときに、生徒が勉強している様子しか夢にみない。あ、夢に登場する生徒は今のところ４～５人です。ほかの生徒諸君、どうか、僕の夢に登場するようにその姿、やる気、オーラを発してほしいなぁ。 僕も、ある程度「おっさん」になってしまったので当時のように「徹夜勉強会」とか、そういうムチャな働き方はできなくなった。が、体力面で低下した反面、技術力、経験値はアップしている。 欠けていたものは「気持ち」、「爆発力」だと思うのだが、それが蘇ってきた感じがする。 テストまであと２週間。言ってみれば、時速３００キロで走れるフェラーリエンジンを積んだ鎌田がいます。その鎌田に時速４０キロで乗るのも、時速３００キロで乗るのも、すなわち、いかに鎌田を使うかは、生徒諸君、キミ達次第であるぞよ。ガンガン使いまくってくださいませ♪Kama

  2009.05.14

  コメント(0)

• 追悼　清志郎

  久々の書き込みです。先日亡くなった清志郎については、すでに塾長の書き込みがありましたが、うちの息子が今大好きな歌がなぜか『雨上がりの夜空に』だったので、どうしても投稿したかった。この曲は以前から僕も好きで、清志郎のファンの一人ではあるのですが、この曲を愛夢舎ライブでやろうと思ったのは、何年か前に、テレビの『堂本兄弟』という番組の特番でたくさんのアーティストがメドレー形式で出演したライブみたいのをやってて、そのライブのトリが清志郎で、その最後の曲が『雨上がり・・・』だったと思う。そのときの清志郎がまたかっこよく、それで僕も歌いたくなってしまった。 ２年と１０ヶ月前に生まれた息子だが、１年と　１ヶ月前にライブでこの曲を聴いた。その時は僕が練習のために車で何度かは聴いてはいたが、息子が車に乗っているときは、できるだけ童謡とかをかけていたと思う。それが、なぜだかいつの頃からか車に乗せると『雨上がり！』『雨上がり！』とうるさい。仕方なく、車に乗せるたびにこの曲をかける。親はいい加減にい聴き飽きたというぐらい聴いた。僕はもちろんライブで歌ったので歌詞を覚えてはいるが、今どこかの番組みたいに完璧に歌えるかと言われると自信がない。それが、だいぶおしゃべりが達者になった２歳児とはいえ、まだこの歌詞の意味もロクに分からないはず（分かってたら怖いが）の２歳児は、何度も聴いているうちに歌詞をだいたい覚え歌いだした。だんだん熱のこもった、いわゆる熱唱だ。外でもどこでも歌うので、親としては恥ずかしいが・・・清志郎さんが生きているうちにファンレターを書きたかった。この歌をこれだけ愛している２歳児が、他にいるだろうか。ota

  2009.05.10

  コメント(0)

• 

  愛夢舎からのメッセージ

  こんにちは、鎌田です今日は、いいお天気ですね愛夢舎は、交差点の角っこに位置しています。そこそこ車どおりのある交差点で、生徒たちは、渡るときには気をつけてねで、交差点で信号待ちなんかをしてると、まぁ、校舎が、目立つ目立つ！以前、細い道に面した駐車場の奥まったところに一軒家でやっていたころに比べると、まさに雲泥の差こんなに目立つのなら、その立地を活かして、色々とメッセージを発信しようではないか。そう思うのは、僕だけではないでしょう。 そんなわけで、↓これが今日の愛夢舎。近隣の中学校の１学期中間テストが３週間後にせまってきました。今日の時点で、「あと１９日」。ビルの外壁を使ってのカウントダウンです。これで、愛夢舎の生徒はもちろん、通っていない中学生も「そっか・・・そろそろ、やるか！」と思ってくれればいいな、と。 実際、この壁面は色々なことに使えるような気がする。例えば、一日一題、クイズを貼っておいて、翌日に正解を発表するとか・・・ただ、あまりに奇抜だと、運転手さんの気をひきずぎて事故の原因にでもなったら困るので、そのバランスが難しい。でも、「人間は考える葦である」とか、「万物は流転する」とか、そういう意味深なメッセージは面白いかもしれない。あるいは「小田切先生は梅干がキライ」とか、思いっきり内輪ネタを書いてみるとか あまりにやるとナゾの壁面になってしまって（↑実は、それもちょっと狙ってるけど）ノンポリシーだとか言われるとよろしくないので、広く、中学生や高校生に向けてメッセージを発信することに使っています。 内部の生徒たちにとっては、まだあります。塾に来た生徒が一番目にすることの多い田中先生のデスクの上のパソコン。そのスクリーンセーバーが、これ↓延々と「１００点をとろう！」というメッセージが流れます。 これらの効果かどうか、分かりませんが、先日、中学１年生の授業において「キミ達は何点取るんだい？」と尋ねたら、全員口をそろえて言った。「１００点！」 ・・・洗脳？いやいや、教育です。Kama

  2009.05.10

  コメント(0)

• 本屋

  昨日の金曜日はオフをいただいた最近、読む本が尽きてきたので、久しぶりに『本屋』に行くことにした。以前にも書いたが、僕が『本屋』に行くと言う場合、それは近所のCDとかも売ってる店に行くという意味ではなくデカイ書店、ビル丸ごと本屋とか、そういうところへ行くことである。武蔵藤沢駅から西武池袋線に乗って、終点の池袋までたどりつく池袋には、文字通り、「ビル丸ごと本屋」のジュンク堂というのがあるが、そっちにいくと、半日がかりのエライことになるので、昨日は、駅ビルに隣接したリブロにした。それでも、４階まで一気に昇って、ためつすがめつしながら降りていく間にさまざまなジャンルの本でカゴが埋まっていく。僕の買う本は、小説が５割、エッセイと人文関係の専門書が２割ずつ、学術研究書が１割、そんな感じの割合。昨日も、小説の文庫版をあれこれ眺めていた。食指の動く作家の新刊がいくつか出ていたので購入する。ふと思ったのだが、どうも最近、小説が長編化しているように感じるのは僕だけか？昨日購入した２つの小説は、文庫版にして、いずれも上・中・下の３巻セットであった。２作で６冊これって、紙媒体、「本」という形式から読者が離れている、ネット媒体に、おいしいところを持っていかれているという現代の出版界における、ひとつの策略なんじゃなかろうか。そして、昨日の書店の様子を見る限り、いわゆる「本離れ」、僕はそんなに感じないのだけれど、それは、デカイ本屋に行くからそうなのだろうか。確かに、若い人、学生の姿はあまり見られないようにも感じるけど・・・。結局、昨日買った本は計１１冊。諭吉さんが飛んでった池袋駅の地下改札を出て、地上の空気を吸うことなく、そのまま駅ビルの本屋に行って、また改札を入って電車に乗って帰ってくる。僕の池袋行きは、そんなもんである。Kama

  2009.05.09

  コメント(0)

• 目標をたてる

  突然、「当たり前のこと」に疑問を持つことがある。近隣の中学校の１学期中間テストが３週間後にせまってきた。昨日、先生たちと話していて、ふと思った。生徒たちに目標点を設定させるべきか、どうか。「目標」をたてることは、良いことなんだろうか。「目標を持つ」ということは盲目的に「善」であると思ってきたが、果たして本当にそうだろうか。いや、目標を持つことは良いことだと思うけど、立てるべき、持つべき目標はどんな場合にも１つしかないのではなかろうか。 「クリアする。」これだけ。 例えば、富士山を登るにあたって、五合目から出発して、七合目までの到達を目標にする人はいないだろう。例えば、スーパーマリオで遊ぶにあたって、８つあるステージのうち、２番目までの到達を目標にし、そこで電源をオフにする人はいないだろう。例えば、デカ盛りのお店「古都」に行って、全体量の半分を食べることを目標にする人はいないだろう。例えば、高校や大学受験において、「惜しかったけど不合格」を目指す人はいないだろう。いずれも、完全制覇、クリアすることが目標となろう。 では、評価点は「成功」と「失敗」の二つ、「勝ち」と「負け」の二種類しかないのか。 誰もが「過程が大事である」と言うだろうし、僕もそう思う。「頑張ったけど不合格」と「頑張らなくて不合格」とは等価値ではあるまい。 しかし、それは、挑戦する当事者が思うことではなく、周囲からの評価であろう。さらに言えば、プロセスを重視する、周囲の評価というのは、結果に対する代償であって、つまり、ではプロセスさえよければ当事者にとって、結果は伴わなくともよいのかといえば、そうでないことは明らかだ。 それが、いつしか、当事者自体が錯覚をおこし、数値的目標をたてるようになってしまったのではないか。 つまり、本人による数値的目標は、妥協点の設定ということになりはしまいか。 スポーツをたしなむ者で、オリンピックに「出たくない」という者はいまい。しかし、「オリンピックで優勝する」という目標、「クリアする」という目標は常人にとって、あまりに遠く壮大で、目標が達成されないことによるフラストレーション、自己崩壊を防ぐということのため、まずは地区大会、まずは県大会、まずは優勝ではなく、ベスト８、そういう「目標」＝「妥協点」を設けるようになるのではないか。しかし、常人を超えた人、実際にオリンピックに出場するような人は、やはり、はじめから「オリンピックに出場する」ことを目指していたのではないか。 中間テストがせまってきた。 １００点満点のテストにおいて、８０点や９０点を目標に設定することに、何の意味があろう。 ８０点が目標だった場合、残りの２０点は、なんなのか？それは、本人にとっての妥協点、言い訳づくりにすぎないのではないか。満点を目標としたとき、そして、実際の点数が８０点だったとき、そのときの言い訳づくりが「目標８０点」なのではなかろうか。そういうときこそ、大人は言うべきである。 結果だけがすべてではない。 でも、本人は、常にクリアを、完全制覇を目指すべきではなかろうか。 愛夢舎のスローガン、佐々木の唱えるスローガン。「願えば叶う。」願えば叶うが、「願い」が間違っていては、間違った結果が叶ってしまう。 だから、僕らは願います。 中間テスト。狙うはもちろん、完全制覇。１００点満点。５教科５００点満点です。Kama

  2009.05.08

  コメント(0)

• 

  勉強法セミナー

  昨日５月６日は、中学１～２年生を対象とした「勉強法セミナー」を開催いたしました。佐々木が講師をつとめたのですが、ここでは「各教科をどのように勉強するか」ということではなく「勉強する姿勢・考え方」を教えます。・・・教えますっていうか、みんなで考えます用意したレジュメの最初の項目にはこうあります。「なぜ勉強するのか、　しなければならないのか」うーん、我々大人たちが子どもから聞かれて返答につまることもある命題ですね。先に断っておきますと、「大人になって、困らないように」という答えは、子どもたちは納得しませんよ。だって、実際問題として、大人になって因数分解だの、歴史の知識などを用いることはないですもんね。 そこで、「勉強することの意味」からまずは自分が納得できるように、答えを探すのです。 例えば、今回用いたレジュメは、１ページに２行ほどの文があるのみ。あえて、空欄ばかりにしていたのですが、その理由から、生徒たちに考えさせます。もちろん、すぐに「メモするため」という解答は出てくるのですが、それは、時として「模範解答」にすぎず、「自分にとっての答え」になっていない場合もある。授業中、ノートをいろいろ書いていく、メモしていく、という場合、「自分にとって実のあるノート」になるか、ただ黒板に書かれたことを、機械的に写すだけの「議事録」になってしまうのか。それは、方法論よりも精神論というか、考え方の部分がまずありきですよね。 同じハナシを聞いて、１０を得る子と１も得られない子にわかれる。それは、無論、能力の差ではなくて、気持ちの違い。 人の気持ちを他者が作る、いや、気持ちをある方向に向けさせる、自分がそういう気持ちになれるようなコツをつかんでもらう・・・。ある意味、一番難しいことですが、同時に、それさえできてしまえば、テストでの成績は言うにおよばず、この先長く、幸せに生きていくための力となる。実際、学力をつける場合にも同じです。僕らは、生徒たちから「教え方がうまい」といわれることがあります。それは、「教える技術」がうまいというよりは、「気持ちを向けさせる力」がある、そういう風に考えています。さて、昨日は出席者を１～２年生に限ったわけですが、様子を見ると、一目瞭然。２年生より１年生の方が、実になる聴き方をしている。だから、それは、能力の差ではなくて、「経験値」の差であると思う。１年間、自分なりに経験を積んできた２年生よりも、まったく「白」の状態である１年生の方が純粋に、物事を受け入れることができる。もっとも、では大人になってしまっては他者のハナシは身にならないのかというと、もちろんそんなことはありません。（そんなことがあるヒトもたまにはいますが・・・） が、このくらいの年代の子たちだと、１年の差が、大きな差になる。だから、ホントは、こういう勉強法セミナーも中学生ではなく、小学生のうちに受けておいたほうがいい。そう感じると共に、思いあたる。だから、つばさ塾や、所沢Willの生徒さんたちは「話を聴く土壌」が養われているのかなぁ・・。ウチも、今後、より低学年に向けた「勉強法」の伝授を心がけていきたいものです。 さて、１学期中間テストまであと３週間となりました。昨日のセミナーで「心」の準備ができた生徒たちに、今度は僕らが「技術」を与えていく番です。Kama

  2009.05.07

  コメント(0)

• 

  ひつまぶし　～東海行脚報告．７

  名古屋に行くにあたって、僕は、名古屋在住の姉に聞いてみた。「どこか、観るべき場所はないのか？」姉の返事は、どうも煮え切らない感じだった。こちらで第一候補としていた名古屋城についても「ふぅ～ん、観たいの・・・そう・・・」って感じだったし（↑もっとも、この理由は実際に行ってみてよーく分かったのだが）そのほかということになると、例えば、焼き物で有名な常滑、国宝の犬山城、どうせだったら伊勢神宮に行ってしまっても・・・。どうも今ひとつ、ピンと来るような提案はもらえなかったのだが、そんな姉が、たったひとつだけ、半分、命令のような口調で言ってきたことがあった。「うなぎを食べなさい。」名古屋には、名物と呼ばれる食べ物がいっぱいあるらしい。中でも有名なものというと、味噌カツ、エビふりゃあ（←フライ）、天むす、手羽先、あんこトースト（）あたりになるのだろうか。うなぎと言うと、どちらかといえば、浜名湖のある静岡なのではと思いがちだが、なるほど、名古屋発祥だという食べ方があったなぁ。それがひつまぶし。だいたいにおいて、僕の知識というのは実体験に基づいたものというよりは本やらなんやらで見知ったものが多くて、「ひつまぶし」についても、これまで何冊かの本で触れているのを読んできた。だからどういう食べ物であるかは想像はできたものの、実際に食べたことはなかった。そっか、ひつまぶしか、食べよう、食べよう♪ ５月２日、名古屋城を後にして、昼食にはいい時間。姉に勧められていたお店はかなりの距離があるようだったので、ホテルでもらったガイドマップをたよりに、割と近いと思われる、市内のお店に向かった。「いば昇」というそのお店。ガイドマップと言っても、何かおススメのコメントがあるわけでもなし、ただ地図が載っているだけだったので、アタリかハズレか、なんともわからない。しかし、お店に入ると、中には１０名を超える、長い行列（お店の外でなく、中に行列をつくるんですね。　これもフシギなところだけど、　行列のすぐ脇で食べねばならないお客さんは　どうにも落ち着かないだろうと思うのだが、いかがだろう。　あ、幸い僕らは、行列の見えない　奥の座敷に通されたのよかったけど）僕らが行列に加わると、あっという間に僕らの後ろにも人が並んでいった。中には「るるぶ」とかそういう情報誌を持っている人も少なくない。・・・おお、これはどうやらアタリの店をひいたようだぞ。自然と顔がほころぶ。この長い行列はタイヘンだが、まあ、それもまた一興、急ぐ旅でもないし、行列のできる店で食べたとなれば土産話にも花が咲く。 ところが、どうも、この行列、「消化」が早い。僕は、うなぎといえば、例えば注文をとってからさばくような本格的な店では出てくるまで３０分以上は当たり前だと思っていたので、この回転の速さには驚いた。１０分程たって、僕らは奥の座敷に通される。 座るやいなや、お店のおねえさんが聞いてくる。「なんにしますか？」座ったばっかりで、何にするもなにも、あったもんじゃないがしかし、このお店でできますものは「うな重」か「ひつまぶし」のどちらかしかない。「重」の場合、５～６段階のランクがあるけれども、「ひつまぶし」は一種類だけ。なるほど、これは、迷いようがない。佐々木、田中、僕の３人はそろって「ひつまぶし」を注文する。程なくして、注文の品が運ばれてきた。どうやら、オーダー後にさばいたり、焼いたりということはしていないようだ。僕の読んだ本では、ひとりひとりに「おひつ」とお茶碗、急須などが運ばれるようだったが、このお店では人数分の量を、まとめてひとつのおひつに入れて運んでくる。なるほど、４人がけのテーブルでは大きいおひつ、２人で食べている席では、小さめのおひつがそれぞれ乗っている。そういう仕組みか。 佐々木が僕に言う。「じゃあ、カマティー、レクチャーして」レクチャーもなにも、僕も初めて食べるわけなのだが、本で見知った知識と、周りのお客さんの様子を眺めてとりあえず２人に説明をする。「まずは、４分の１か３分の１を　そのまま食べるそうです」よしきた、とばかりに田中先生が３人のお茶碗によそっていく。お茶碗は小ぶりのもので、後のことも考えて、やや少なめと思える量。「うまいね・・・」「上品な感じの味だ・・・」そんなコメントを入れながらも１杯目はあっという間に消化。実際、うなぎがどどーんと一匹乗っているわけではなく、あらかじめ細かく切ってあるので、うなぎのカタマリが口に入ってくる感じはなく、なんか、こう、混ぜゴハンと言ったほうが近いような感覚だ。「２杯目は、薬味をかけて食べるそうです。」よしきた、と、田中先生が２杯目をよそう。めいめい、刻みネギをふりかけて食べてみる。「おお！これは・・・！」「急に風味が加わった！」「ネギ、合うね～～」これまたあっという間に消化。「３杯目は、薬味の上からお茶をかけて　茶漬けにして食べるそうです。」お店によっては「おだし」をかけるところもあるようだが、ここでは緑茶をかけるようだ。３杯目の評判は、あまりよくなかった。うなぎの焦げた味が前面に出てきて、それはそれでおいしいと思うけど、薬味だけの方がいいかな～。お茶漬けなので、これまたあっという間に消化。「最後は自分のお好みの食べ方で・・・」それぞれ、薬味をかけて食べる。 以上。 ・・・速い。 これは、田中先生じゃなくても、速く食べ終えてしまう。 なんだろう、スーパーマリオをやってるか、TBSのSASUKEに出てるか、そんな感じの勢いだった。一杯目、クリア！二杯目、クリア！三杯目、クリア！四杯目、クリア！よし、完全制覇！！ ・・・ ゲームじゃないんだから・・・。心の中で、自分にそうツッコミを入れた。 少しずつ取り分けて食べるというと、まとまった食べるのより時間がかかりそうだが、どうしてどうして、落ち着きなく、パッパッとこなしていってしまう。途中休憩というものが入らない。もっとも、それは僕らだけで、ほかのお客さんは例えばお茶漬けの前にひと休憩してそこで歓談するとか、２杯目の前にツケモノで間をもたすとか、そういうことをしているのかも知れないけれども、でも、行列の消化スピードを考えるとどうやら多くのお客さんがこのハイテンポに、まんまとやられているような気がする。それ以上座っていても何も起こるはずもないので、僕らはそそくさと席を立ち、名古屋を後にしたのでした。ともあれ、「ひつまぶしを食べる」という経験値は積んだわけだ、よしよし 前日、ろくすっぽ寝ていなかったので眠い目をこすりながら、入間まで高速をとばして帰ってきました。自宅に着いて、名古屋の道路で悲鳴を上げたことをメールで姉に報告。「新幹線で来るといいよ」だそうです。リポーターKama 

  2009.05.06

  コメント(0)

• ご冥福をお祈りします

  　５月２日岐阜から帰ってきたとたんの訃報・・・　清志郎の死・・・　私が清志郎の音楽と出会ったのは小学生の高学年だっただろうか・・・　中２のときに初めて武道館でＲＣのライブを観た・・・　丁度「サマーツアー」って曲がヒットしている頃だったかな・・・　ＹＭＯの坂本と「い・け・な・い　ルージュマジック」をやったときは衝撃だったな・・・　あの頃からマニアにはならないまでも、清志郎の音楽は常にチェックしてたな・・・　我が愛夢舎バンドでも何度も「雨上がりの夜空に」を演奏させていただきました・・・　私が大好きだったギタリスト大村憲二、ベーシスト青木智仁、ギタリスト浅野ブッチャー、そして日本のロックの神様清志郎・・・ここ何年かで立て続け・・・この辺の人たちは若すぎた・・・　　私が好きな日本の音楽家がどんどん亡くなっていきます・・・私もそれだけ歳をとったということなんですけどね・・・でも彼らは若すぎた・・・　「愛しあってるか～い」は「愛夢舎」と関係ないとは思えません・・・清志郎に感謝、そしてゆっくり休んでください・・・　ジュクチョウ　

  2009.05.05

  コメント(0)

• 

  尾張の国から　～東海行脚報告．６

  ええ～、今回のコレは書いたら怒られるんじゃないかなぁ～と思いつつ、しかし、僕らとしては、ある意味一番に残ったことなのでそれを書かないのもどうかな～、と思いつつ・・・。なんていうか、文句とか悪口っていうわけではないんですが、まあ、僕らの見た「事実」を書くだけなんですが、その～、人によって、受ける印象は違うだろうから、僕らの印象は、僕らだからっていうハナシもあるし、ええ～、だから、まあ、文句って言えば文句なんですけど・・・。そだ、アレです、アレ、「北の国から」のジュン君のモノローグ的に読んでもらえれば。なんなら、さだまさしの「アーアー♪」って音楽でもかけながら・・・。そだ、僕には名古屋に住んでる姉がいた。ここはひとつ、ねーさん宛のモノローグということで・・・。（アーア～、アアアアア～ア～、アーア～・・・）ねーさん、名古屋城に行ってみました。ねーさんは、名古屋城に行くという予定を伝えたとき「え？行くの？　・・・あまりおススメはしないけど・・」という微妙な反応だったわけで、そしてそのとき、僕は、その意味がよくわからなかったわけで・・・。行ってみたら名古屋城の天守閣にはヘンなものが突き刺さっていました。（写真右下）近くに行ってみると、それはなんと、エレベーターだったわけで・・・。もっともそれは、お年寄りや妊婦の方向けのもので僕ら一般の人間は、普通に天守閣に入っていったのですが、でも、そのお年寄り向けだというエレベーターにも一般のお客さんは、どんどん吸い込まれていくわけで・・・。天守閣の中に入り、壁を見ると、そこには城内の案内板が貼ってありました。それは、まるで、東急ハンズかパルコにあるような案内板だったわけで・・・。もちろん中にもエレベーターはあって、僕らはそれで最上階（？？？）の５階にたどりつきました。するとそこは、ガラスばりの非常に近代的な展望台だったわけで・・・。中央にはおみやげ屋さんが鎮座していたわけで・・・。さらに各階を観て歩くと、全ての階に、窓なんかはなくて、おまけに、床なんかは完全にデパート風で・・・。畳も板張りも一枚もないその様子に田中先生は「・・・がっかりしました」とぼやいたわけで・・・。僕としては、訪れた外国人のお客さんが日本の城を誤解することがないようただただ、祈るだけで、でも、天守閣を去り、正門へ向かう僕らの前には突然ジャグリングをする大道芸人が現れ、お城そのものよりもお客さんを多く集めていたわけで・・・。ねーさん、名古屋という町は不思議な町です。僕らが車をとめた駐車場は↑この写真のとおり、ガラガラなのに・・・どーして道は、路上駐車の車でこんなにあふれているのでしょう？ そーいえば、運転していてフシギに思うことがたくさんありました。高速道路でも一般道でも、みなさんは、どーしてウィンカーを出さずに車線変更なさるのでしょう？僕は、左折が優先だと教習所で習ったのですが、なぜ交差点に入ると、前方から右折する車が同時にやってくるのでしょう？名古屋駅前で前方の信号が黄色から赤になったので停止線で止まった僕らの車の両脇をものすごいスピードで２台の車が交差点に突っ込んでいきましたが、あれはなんだったのでしょう？市役所の前を歩きました。西洋風の重厚な建物の上に屋根だけ緑色でお城の形をしてのっているのを観て、「・・・ありえない。」とのたまわっていた田中先生・・・。僕らがいけないんでしょうか？どこかしこも路上駐車の車であふれる町。名古屋は、ホントに不思議な町です・・・。リポーターKama

  2009.05.05

  コメント(2)

• 

  名古屋城　～東海行脚報告．５

  旅程２日目、５月２日の朝。僕らは８時からの朝食に合わせ、７時４５分に起床したのでした。ここでいきなりクイズです問題：　起きて真っ先に　田中先生がしたこととは、なんでしょう？　　　　　　　　　　　　　　　　　　→　答えはこの記事の一番最後♪ この日、小田切先生は東京でご家族の用事がありました。そこで、朝食をとりおえると、小田切先生は単独、新幹線で東京に帰りました。おつかれさまでした～ さて、佐々木、田中、そして僕の３人は１０時にホテルをチェックアウト。せっかくここまで来たのだから、時間があれば、観光していきましょう、そんなハナシになっていた。佐々木塾長も田中先生も名古屋は初めて。僕はというと、実はですね姉が名古屋在住でございまして・・・。ただ、僕も名古屋は１度か２度しか来たことない。まして、それは姉のところに来たのであって、名だたる観光名所へは、一度も行ったことない。 さて、どこへ行きましょう？社会担当で日本史専攻の田中先生にはぜひ見ておきたいという場所があった。名古屋城。 「名古屋といえば、名古屋城でしょう」「そだね」「そうかもね」 よくわからんリクツでもって、僕らは名古屋城を目指したのでした。 ところで、名古屋城って誰が築城したか、ご存知ですか？実は、恥ずかしながら、僕は知らなかった・・・なんだろ、名古屋といえばの名古屋城、でも、その歴史的背景は言われてみると、驚くほど知らない。そして、なんと、歴史に詳しい田中先生をもってしても、詳しいことは分からないのでした。でも、そこは負けずギライの田中先生。携帯電話、iモードを駆使して、あれこれ調べ上げました。ホテルから車を走らせることおよそ３０分。ようやく名古屋城周辺に到着。 隣接する名城公園の駐車場に車を止めると、僕らは名古屋城の入口を目指し、外堀にそって歩きだした。どこに入口があるのか、よくわかんないけど、堀づたいに歩いて行けば、そりゃ間違いなくあるだろう。・・・そう考えた僕らが甘かった後で分かったことだが、僕らが車を止めた駐車場は、外堀をはさんで、ちょうど正門の反対側に位置していた。つまり、正門までは、堀の周りを半周しなければならなかった。・・・そして。名古屋城は、広かった。歩けども歩けども、なかなか門は見えてこない。幸い、歩くのがキライな３人ではなかったので、まあ、いい散歩になった、そんな程度で済んだけれども、帰りにまた半周する頃にはさすがに足が疲れちゃった・・・。 堀にはたくさんの鯉がいた。ふとのぞくと、鯉は僕らを見上げている。なんと、鯉たちは僕らの足音をききつけ確実に僕らの方を見上げているのであった。「・・・なんか、くれ・・」無機質な魚の目がそう訴える。 ・・・こわい 鯉と目を合わさぬよう、ようやく正門までたどりつきました。案内板を真剣に読む、田中先生。なんと、名古屋城を築城したのは徳川家康だったそれだったら、もっともっとそのことが有名であってもいいのに、どういうわけだか、詳しいことは知られていない。その理由は、たぶん、いや、まず間違いなく、↓コレのせいだろう。金のシャチホコ。名古屋城といえば、金のシャチホコ。徳川家康ではない。 町行く人に尋ねれば、１００人中９９人までは「金のシャチホコ」と答えるだろう。その確実さといったら、「伊東へ行くなら？」と尋ねて「ハトヤ」と返ってくるのと同等かそれ以上の確実さなのである。本来、お城の付属品にすぎないはずの金のシャチホコ。それがいつの間にか勝手にひとり歩きをはじめ、お城そのものよりも有名になってしまった。 そこに便乗する人たちのせいもあろう。お城のおみやげ屋さんでは、お城の飾り物よりも圧倒的にシャチホコの飾り物が多い。「金のシャチホコ焼き」なんていう食べ物も売っている。 つまり、名古屋城は、もはや「金のシャチホコ城」・・・。まあ、しかし、名古屋城は広いですね。きっと小一時間もあれば全部見られるだろう、そんな風に軽く考えていて、あわよくば、その後他の場所にも行ってみようと思っていたのだけれども、もう、全然時間が足りなかった。正門を入ってしばらく進むと、ようやく天守閣の全貌が見えてきた。リポーターKama 冒頭のクイズの正解は　「部屋にあった和菓子（ラクガン）を食べた」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　でした～「ええ～～っ？？！」と言う僕に、「いや～、なんかむしょうに甘いものがほしいんですよ～」だそうです。

  2009.05.04

  コメント(0)

• 家族　～東海行脚報告．４

  ２１：４５。がっきー塾長の中学３年生の授業が終わりました。社会（公民）から始まったがっきー先生の授業は途中で英語へと移行。受動態を中心とする演習へ。ただ、途中途中で、例えば、数式を用いて英文構造を説明・分析したり、公民の用語を、国語的に説明したり・・・。要するに、がっきー先生にとって「教科」というのは「学び」のための材料にすぎなくて、だから、何の教科でも構わないわけです。英語を数式で説明するあたり、ひょっとしたら、僕と近いのかも・・・なーんて 校舎を閉めた後、つばさ塾の先生方と我々愛夢舎の講師陣は、そのまま「勉強会」へとなだれこみました。場所は、先生方が用意してくださった愛知県蟹江町のとある居酒屋僕らは、根掘り葉掘り、時には失礼にあたるようなことまでもう、質問しまくりました。それに、いちいち真剣に答えていただく。ホント、ありがたいです愛夢舎の先生たちというのは、僕を筆頭に、早口でもって、立て板に水のようにベラベラとしゃべりまくる（ような気がする・・・）それに対し、つばさ塾の両先生は、一言一言、言い聞かせるように、落ち着いてお話しになる。その語り口に、この上ない「優しさ」と、同時に「厳しさ」と、そして「熱さ」が宿る。話し方ひとつとっても、勉強になります。 途中、がっきー塾長がおっしゃる。「・・・つばさ塾と愛夢舎は、　『家族』ってことで・・・」うーん、感激！月にいっぺんは、こういう会をやりたいですね、そんなこともお互いで言うものの、さすがに毎月はともかく、でも、定期的にこの場を設けたいものです。 また、つばさ塾の成り立ちもお聞かせいただいた。それはそれは、僕らの「愛夢舎ヒストリー」に劣らず壮絶なお話で、今にいたるまでの紆余曲折、艱難辛苦のご様子は、なるほど、いい塾になるわけだ、と思わずにはいられない。別に、苦労しなければいい塾にならないってことはないだろうけど、なんていうか、両先生の「覚悟」の根拠が分かった気がしました。 そこで、僕は思わず言ってしまった。「先生、『つばさ塾ヒストリー』、　書きましょうよ！」聞けば、がっきー塾長は「愛夢舎ヒストリー」を読んで、僕らの塾を知っていただいたということ。負けず劣らずの歴史をもつ「つばさ塾」にもヒストリーブックはあってしかるべきだ。それを広く、知らしめるべきだ。そう思ったのです。 すると、がっきー先生。「実は、今一番ほしいのが　『つばさ塾ヒストリー』なんですよ。」と。 うん、ぜひお書きになってください。きっと広く読まれ、つばさ塾の良さを今まで以上にわかっていただける。ウチの佐々木が「なんなら、鎌田を貸しましょうか？」なんて、冗談半分で言ってましたが、実は、僕も半分本気で、書きたいなぁ・・・と思ってたりして こうして、午後１１時に始まった勉強会は午前３時すぎまで続きました。時間の経つのは早いもんです。翌朝名古屋を出発する僕らはがっきー塾長、古海先生とここでお別れ。またの再会を誓い、佐々木は何度も何度も、がっきー塾長と堅い握手を交わしていたのでした。リポーターKama

  2009.05.04

  コメント(2)

• 

  誇り　～東海行脚報告．３

  つばさ塾にたどりつき、ひと通り、校舎の様子を見させていただいた。１７：３０。いよいよ先生方の授業が始まる。がっきー塾長は、小学５年生対象に「作文工房」、古海先生は、６年生の「ことばの算数」。小学生は、一応「国語」と「算数」という「くくり」に入れることもできそうだが、なにしろ、そういう「枠組み」の感覚が薄いのがつばさ塾さんにお伺いした我々が感じたい最大のポイント。小学生の授業が８０分で行われる。うーむ、なかなかの長さだ。生徒さんたちの様子はどうだろう？がっきー塾長の「作文工房」では、まず、マインドマップという手法を用いる。アタマに浮かんだ言葉をキーワードとし、そこから連想される言葉をどんどん書いていく。放射状に広がる思考を、どんどん細かくしていき、それを材料に作文にしたてる。うん、この手法、僕が大学受験生に小論文を指導するときのやり方のひとつだ。中学生はもちろん、高校生であっても、ウチの生徒たちは「何を書けばいいか、わからない」「何も書けない」と言う。それが、つばさ塾では、小学５年生が、いとも簡単に長文をしたためていく。・・・これはすごいぞ大体において、自分のアタマの中、心の内を他の人に見られるということに大きな抵抗を持つ子どもたち・・・いや、大人であっても、それを極度に嫌う人が多い中、がっきー先生の授業では僕ら第三者が見ていても気にすることなく、生徒さんたちは、どんどんマインドマップを広げていく。それは、がっきー塾長の励ましと称賛の言葉が絶えず彼らに向けられるからかもしれない。確かに、中には初めの一文が思いつかずさんざん苦労するような子もいたけれども、やがて彼が書きつけたひとつの文。それを見たがっきー先生は言う。「おお～～っ！すごいやん！　その文は、中学３年生くらいのレベルじゃないかな？　かっこいいぞ～～！」・・・これだ。ここに、僕らが見たかったエッセンスが詰まっていた。 １９：０５からは、中学生の授業だ。中学３年生の授業は「英語・社会」というくくり。がっきー塾長による「文系」の授業である。２１：４５までの２時間半以上。これは、長いと思っていた愛夢舎の１２０分の授業を上回る長さ・・・。 授業が始まった。がっきー先生は、公民の問題集を使って各自、演習するように指示する。生徒さんたちの問題集には、ポイント整理のページにこれでもかというほど、マーキングがしてある。問題を解くにあたって、意外なほどに、生徒さんたちは正解を書いていく。自分で答え合わせ、間違えたところは、ポイントのページを見て、自分で解説をノートに作っていく。・・・自学の力。・・・すごい。 がっきー塾長が授業で行っていること。それは、教科内容を手取り足取り、教え込むことではなかった。ノートの作り方、物事の考え方、時間の使い方・・・。・・・勉強の仕方。いや、学び方を説く。それに終始しているように感じた。 生徒さんたちは、国語辞書を机におき、しょっちゅうそれを開いている。そういえば、先ほどの小学生の授業でも、子どもたちは辞書を開き、漢字を調べたり、ことばを確認したりしていた。それは、先生が「辞書を引け！」と言うからではない。自分に必要だから、自分にとって、大きなプラスだから自然と辞書をひく。彼らが「やらされ気」で辞書を開いているのではないことは、彼らの表情、姿勢を見れば、一目瞭然だ。 ある中学３年生が辞書を調べている。がっきー先生は言う。「お、J、　お前でも分からん言葉があるんか？」するとJ君は言う。「はい、　『平等』と『均等』の違いが知りたくて・・・」 なんというレベルの高さ！僕の授業であれば、僕が生徒たちに「違いが分かるかい？」と尋ねて初めて疑問を持つであろう、微妙な言葉の違い。それに、生徒自ら疑問を持ち、先生に尋ねるのではなく、自ら解決しようとしていく。 とにかく、がっきー先生の授業では、生徒たちはみんな辞書をひく。それが、やらされ気でも、やらなければいけないからでもなく、自分で「知りたい」と思うから。 ・・・かっこいい。そう、かっこいいのだ。 かっこいいと言えば、もうひとつ。小学生も中学生も、授業中に一切の私語がない。また、先生が話すときには、しっかりと先生の目を見つめ、ひとつひとつ、ウンウンとうなずきながら、言葉をかみしめ、吸収していく。 ・・・これまた、かっこいい！彼らの勉強の姿勢、授業の参加のしかたは、ホントにかっこいい。 小学生８０分、中学生１４０分。途中に休憩があるとはいえ、椅子をガタガタさせる生徒も、だらしない姿勢になる子も、いない。では先生たちが、厳しく彼らを叱責しているかと言うと、それは一切、ない。「話をきけ！」「姿勢を正せ！」そんな指示は必要ない。 僕らは、どうしたって聞きたくなる。「さぞかし、しつけをしっかりやったんでしょう？」「いや、自然とこうなりました。」・・・もう、驚くしかない。 小学生も中学生も、大学生が自分でテーマをみつけ、研究する、そのやり方で勉強している。はっきりと目的意識をもっている。これぞ、自ら学ぶ力・・・。彼らは、塾でなく、家でも同じように効率よく、効果の高い学習をすることができるだろう。中学を卒業し、高校生になっても、いや、大学生になっても、大人になっても、自分に必要なことを吸収していくことができるだろう。 なぜ、そんなことが可能であるか。 そこに先生方の力があった。 生徒たちに向けられる「ことば」。それは常に生徒たちを応援し、彼らのすることを認め、たたえていく。うわべだけの言葉ではない。だから、生徒たちは、辞書をひくことに「誇り」をもっている。真剣に勉強することを「かっこいい」と感じ、「誇り」をもって、机に向かっている。 ・・・うーん、文章ではうまく表現しきれないなぁ・・僕らが感じ取ったことは、もっともっと、大きく、多い。佐々木は「純粋さ」という言葉でその感じたことを表した。 非常なる純粋。純粋なる教育。それに対する「誇り」。 それが、僕らが感じた「つばさ塾」だった。リポーターKama

  2009.05.04

  コメント(0)

• 

  類似　～東海行脚報告．２

  引き続き、つばさ塾訪問記でございます恵那峡サービスエリアを出発した我々愛夢舎一行は、程なく愛知県に突入。途中、ルートを見失いつつも、無事、蟹江インターチェンジにたどりついたのでした高速道路をおりて、がっきー塾長のご指示を受け、海鮮料理のお店、「蔵や」さんでつばさ塾の先生方と合流。昼食となったのでした。（田中先生もばっちり完食。はい）がっきー塾長と古海先生はそれぞれ車でお越しになっていた。 ・・・む。 がっきー塾長の車・・・。 ウチの佐々木の車とそっくり・・・。別の会社の、まったく別の車なんだけど、形状とか、色とかだけみると、まるで同じ・・・。奇遇だなぁ・・・。 昼食後、我々は一度ホテルに向かい、チェックイン。昼食会場もこのホテルもつばさ塾の先生方がセッティングしてくれた。本当にありがたいことです～。 さあ、いよいよつばさ塾に向かいます。僕、あまり認識していなかったんだけど、岐阜県海津市って、ホント、愛知県から近いんですね。おまけに、三重県との県境もすぐ近く。ホテルとつばさ塾と、その間を移動するだけで、愛知県・岐阜県・三重県と、３つの県を通ることになる。すごいな～（↑なんとなく・・・。）【つばさ塾前。古海先生と小田切】さあ、着きました 正直言って、僕は驚いた。がっきー塾長のブログを読んだり、事前に地図なんかを眺めたりするなかで、住宅地の真ん中にあるような塾ではないことは分かっていたけれども・・・。ええ～大変失礼を承知で書きますと、ぶっちゃけ、決して恵まれてるとは言えない立地条件・・・。車がびゅんびゅん通る道路に面した校舎の裏は山。周囲を見渡しても、山、畑、田んぼ・・・。塾のおとなりは、飲み屋さん。 ・・・アレ？ ・・・どっかで聞いたことのあるような、見たことのあるような立地だぞ・・・。 ・・・これって、愛夢舎の旧校舎、かつての「家校舎」とおんなじ？ 先生方に案内されて、校舎の中へ。 靴を脱いで、スリッパに履きかえ・・・。その靴を置こうと下足置きを見ると・・・。 ・・・む。 この棚は、「家校舎」の自習室にあった本棚として使っていたのと同じスチール製・・・ 講師室に案内される。 あ、壁に生徒さんから贈られた「よせ書き」の色紙が貼ってある。・・・愛夢舎の壁にもあるんだよなぁ～ あ、シフト表が貼ってある。・・・うーむ、小田切先生作成のものと同じカタチだなぁ・・・ そして、自習室として使っているという部屋には・・・。 ・・・ギターがっきー塾長と古海先生がキレイなハーモニーを披露してくれました。 ・・・この画、どっかで見たような・・・。  結論：つばさ塾さん。数ヶ月前までの「家校舎・愛夢舎」と瓜二つでございました。 そろそろ生徒さんがやってくるようです。リポーターKama

  2009.05.03

  コメント(2)

• 

  いざ、つばさ塾へ　～東海行脚報告．１

  ５月１日、午前８時。我々、愛夢舎講師陣は塾長佐々木の自家用車に乗り込み、岐阜県海津市にあるつばさ塾へ出発したこの日の予定は、・入間市集合　→　出発・愛知県名古屋市蟹江到着・つばさ塾のがっきー塾長、古海先生と合流し、昼食・つばさ塾訪問・がっきー塾長、古海先生の授業見学・夕食を兼ねて、勉強会なかなか充実したスケジュールだ。 がっきー塾長からのお誘いを受け、まずは、昼食の時間までの到着を目指す。圏央道、入間市ICから中央自動車道に入り、名古屋、蟹江インターチェンジへ。愛夢舎の４人のスタッフは、全員免許を持っているが、こういう場面には僕が運転を担当することが多い。もっとも、今回は長距離の運転になるので、途中で交代しながら行きましょう、そんな予定で出発した。中央道に入り、しばらく運転。休憩がてら、長野県　諏訪湖サービスエリアに立ち寄る。とにかく、いい天気であるまたしても、小田切大明神の神通力炸裂。どうせなら、大きめのサービスエリアによって、あわよくば、名物でもながめてやろう、そういうつもりで諏訪湖SAを選んだ。諏訪湖は広い長野県のほぼ中央に位置し、御柱祭で有名な諏訪市のほか、オルゴール部品などの生産で有名な岡谷市なんかに囲まれている。そして、食べものの名物としては、「長野といえば」の野沢菜はもちろんのこととして、↓こんなのもある。馬肉を使った、さくら丼馬肉、馬刺しは、好き嫌いがはっきりわかれるものだが、例えばギャル曽根なんかが高速食べ歩きをしたとすれば、まず手を出すであろう、そんな食べ物だ。すると・・・レストランのサンプルをしげしげと眺める田中先生・・・・・・いや、だからがっきー塾長とお昼ごはんをご一緒するんだって・・・。ここでは食べませんよ～。 が・・・。・・・やっぱり食べた。長野名物、「おやき」。もっとも、これはおやつ程度に、４人とも食べたのですが、田中先生は２個。「いや、だって、　朝ご飯、食べてないんですよ～」 ・・・いやそれはみんな、食べていないひとしきり休憩をとり、再び乗車。とりあえず、僕がハンドルを握り続ける。 長野県を抜け、岐阜県に入ったころ、小田切先生が「運転をかわろう！」と提案。「この後部座席に座ってるの、あきてきた。」僕も、単調な高速の運転にあき気味だったので、恵那峡サービスエリアで、再度休憩。 長野・岐阜・山梨あたりの名物として、五平餅というのがある。秋田のきりたんぽみたいに、木の棒というか板というか、そこにごはんをモチ状につけて、味噌をつけて、焼く。おはぎとか、ちまきとか、そういうのが苦手な僕は実はあまり好きではないのだけれども、「五平餅、有名ですよ～」と、とりあえずメンバーに紹介する。 そしたら・・・。田中先生、またしても食す・・・ ・・・だから、お昼ごはんは、がっきー先生たちと、ね・・・ いや、勧めた僕がいかんのですね、うん、僕のせいですかね、そーしときましょうかね、うんうん・・・ ここからは、小田切先生がハンドルを握る。車は県境を越え、愛知県へ。４００キロ近くの道のりを経て蟹江インターまであと少し。いよいよ、つばさ塾の先生方との再会です。リポーターKama 

  2009.05.03

  コメント(0)

• 東海行脚報告．０

  こんにちは、鎌田です行ってまいりました。岐阜県は海津市にあるつばさ塾さん。塾長のがっきー先生と出会った当方塾長佐々木が先生の人間的魅力に大いにひかれ、僕ら講師陣も、つばさ塾を知るにつれ、やはり同じように、その魅力にとりつかれ・・・ それは、４月２６日のことでした。僕が中学３年生の授業をしている間、田中先生が急に言い出したらしい。「塾長、ゴールデンウィークは、　つばさ塾に、行くんですよね？」 ・・・そんな予定は組んでいないしかし、田中先生はもう、つばさ塾を見たくて見たくてどうしようもなかったらしい。「行きませんか？」ではなくて「行くんですよね？」というあたり・・・。・・・策士だ。あまりに急なハナシなので、つばさ塾さんにも失礼かと思ったようですが、それでも佐々木は、塾長のがっきー先生に、一応尋ねてみたらしい。・・・そしたら、あっさり快諾 こうして、決定からわずか４日。５月１日の朝、我々はがっきー塾長との再会を果たすべく、一路岐阜県へと向かったのでした・・・ということで、このブログ、しばらくはその旅程のご報告にあてさせていただきます。もっとも、しばらくと言っても、と～～～っても刺激的な１泊２日であって、僕自身も、書きたくて書きたくてしょうがない。だから、１～２日で、全部の報告をさせていただくつもりです。ヘビーローテーションというか、頻繁に更新していくことになるでしょう。 旅ブログというと、ようやっと、フツーのブログのようになりますが、そこは、ホレ、僕のことですからできるだけ読んで楽しい記事にしたいと思っております。どうぞお付き合いくださいませ♪リポーターKama

  2009.05.03

  コメント(2)

• 出立　～いざ、岐阜へ

  おはようございます、鎌田です。我々、愛夢舎講師陣は、これから、少々遠出をします。ある塾さんを、見学させていただきに参ります。この業界にいると、どうしても視野がせまくなってしまいがち、ひとりよがりの運営になってしまうと、これはよろしくない。だから、異業種を含め、我々はもっともっと、外に出るべきだ。そんなようなことは、以前からここでも書いてますし、また、僕が言うまでもなく、みなさんおっしゃることでもある。しかし、実際によその塾さんを見学させていただくとなると、スケジュールの調整であるとか、だいたいにおいて、「これは！」と思うような塾さんと出会えるかとか、まぁ、なかなかヒョイヒョイ出かけることにならず、結果として、やっぱり出不精になっている。ところが、今回は、先方様は授業を実施されていて、当方は全員身動きがとれる状態。そして、なにより、校舎での様子を簡単にお話しいただいただけで僕らが「すごい！」と心底思い、「見たい！」と強く思った、そんな塾さんである。聞けば、その塾では「英語」とか「数学」というような教科ごとの授業は行っていないという。「●●先生の授業」とか、そういうくくりらしい。で、教科の枠を飛び越えた、トータルな生徒指導をされているという。こりゃあ、すごい先月は、わざわざ岐阜から埼玉入間まで私たちに会いに出向いていただいた。今度は、こっちからおしかけます。 岐阜県海津市。 つばさ塾。行きまーす！ドライバーKama

  2009.05.01

  コメント(0)

• 異端

  今日、２つ目の記事である。今日は、塾は休みである。バーベキューの記事は、職場で書いたのである。だから、今度は、自宅で書くのであるこのブログの一番の常連さんであるぽてにゃさんと我々の「仲間」である、よろどうさんとの間で「はみだしっ子」というマンガが盛り上がってる。なんかくやしいので、僕も、amazonで購入してみることにした。それはそれとして、このブログからもおわかりかと思うんだけど、僕は、たぶん、相当なガンコ者でヒネクレ者である。「異端」という言葉が好きである。だから、ある意味、僕自身が「はみだしっ子」？周囲の人とは違うことをしたくなる。その性向は子どもの頃からだ。きっかけは僕の意志ではなかったものの、結果として、僕は「男のくせに」ピアノを習い　　（↑当時は、そうやってからかわれたんです…）小中高と、合唱祭で「歌わない」という経験を重ねた。（必ず、伴奏者か指揮者だったから）中学の部活では、誰も編み出さなかったであろうロングジャンプの３ポイントシュートとか、バックボードの裏からのシュートとか、絶対奪われないパス回しによる攻撃パターンとかを考案し、誰にも受け入れられず、一人でやっていた。高校の修学旅行では、自分の好きなコースに行ける行程で、多くの人が秋芳洞や神戸に向かうなか、最も行く人の少ない出雲を選んだ。大学では、浮世離れした、アブナイ目をした人の多い哲学科の中で、おそらく、もっとも哲学者っぽく見えない学生だった。自分が意図しているわけではなく、でも結果として、僕は「異端」であったように思う。 で、「異端」と言われる人にも魅力を感じる。例えば、音楽家であれば、なんだか曲芸みたいな演奏をする人とか、ヘンテコな楽器を使う人とか、必ずといっていいほど、CDなりを購入してしまう。そういえば、僕の持ってる楽器もまあ、ヘンテコといえばヘンテコだ。通常、４本の弦がはってあるはずのベース。僕のベースは、６本はってあったり、フレットがなかったりする。６本弦のはずのギターも、僕のには７本の弦がはってある。ドラムをたたくときには、バスドラムが２個ないと、いやだ。 あー、ひねくれもんだ・・・ そんな僕だから、今、テレビでさわいでいる「世界卓球」でも、もちろん、「異端」と呼ばれる選手に注目している。 福岡春菜選手。彼女のプレイは、北京オリンピックで初めて知って、それ以来、こっそり注目し続けている。 福岡選手は、投げあげ、かがみこみ、メチャメチャ変化の「王子サーブ」を、なんと１６種類も使いこなす。 福岡選手といえば、王子サーブ。七色のサーブとか、「卓球界の異端児」とか言われる。当然、注目している。ぶっちゃけ、２０歳になった●ちゃんとか、どーでもいいけど、福岡選手のテレビ中継は見るようにしている。 さっき、世界卓球の１回戦、当然のように勝利した。今度は２回戦である。世界を王子サーブで震撼させるべく、がんばってほしい。応援してます。みなさんも、福岡選手の異端サーブ、ご覧になってはいかが？Kama

  2009.04.30

  コメント(2)

• 

  バーベキュー、盛況のうちに終了

  昨日、４月２９日は、晴天に恵まれバーベキューを行いました。どーでもいいけど、毎年バーベキューの日は雨が降ったことがないですこれも、日頃の行いのおかげ・・・いや、最強の晴れ男、小田切大明神のおかげ。生徒・保護者との親睦を深める場として毎年この日にバーベキューをやってます。冬にはスキー・ストック、春先にはギター、秋にはオリエンテーリングのコンパスを持つ我々講師陣は、４月２９日にはフライ返しを手にし、野外シェフへと変貌するのです。昨年までは「家校舎」の「庭」でやっていて、それこそ、入れきれないくらいのご来場をいただき、もうね、ケムリにまかれながらの状態で焼いても焼いても、お肉が足りない。動物園のワニエリアに肉、あるいは、池の鯉にエサを投げてるんじゃないんだから、もうちょっとみんな落ち着いて、まったりしようよ・・・そんな「阿鼻叫喚のバーベキュー」だったのですが今年は新校舎に移転し、当然のように「庭」はなくなって、一時は、企画自体をとりやめにするというハナシも出ていたのですが、でも、少なかったとしても、来てくれるという生徒・保護者がいらっしゃるなら、なんとかして開催しようではないか。ということで、愛夢舎のある武蔵藤沢から電車で１５分徒歩１０分、飯能市は入間川にかかる阿岩橋のたもと、ざくろの里ドッグパーク付近の川原というスポットを見つけ、昨日の開催に至りました。今までみたいに、家から歩いて来れるわけでなし、車でいらっしゃるとなるとビールも飲めないし小学生たちは保護者同伴という形にしたし、さぞかし、こじんまりとした会になって、まあ、少人数で、まったりとオハナシしながら僕らもお肉を焼きつつ、食べつつ、そういうことになるだろう・・・。塾長佐々木と僕は午前１０時に現地入り。小田切先生と田中先生は、お肉、お魚などの食材の最後の買出し。現地に着くと、早くも数組のグループがいる。っていうか、今回のスタート時刻１３：００というのは、アウトドアに慣れている人にしてみれば、えらく遅い時間のようです・・・それと、ほかのグループの様子を眺めていると、いや、なんとも、装備やら段取りやらが、しっかりしてる。・・・というか、我々の装備があまりに心もとない何台ものコンロに加えて、七輪まで並べ、さらに、いつ建てたのかわからん、木製の柱つきのタープの下で笑い声をあげるグループを尻目に「それが本業じゃないとしても、　いくらなんでも、ウチのはちゃちーですね・・・」「そだね・・・」小田切先生と田中先生の到着を待つ佐々木と僕の間では、そんな会話がなされる。 １１：３０頃、ようやく買出し組が到着。ついたはいいけど何もすることのなかった僕らにようやく仕事ができた毎年、なぜか佐々木は自ら火をおこす今年も炭に火を移し、２つのコンロの火力を上げていく。その一方、僕はひたすら、ニンニクの皮むき。小田切先生が、その量につい手がでてしまったという１５個くらいのネットのニンニクをひたすらむいていく。途中で、さすがにあきちゃったでも、BBQ後半には「鎌田先生、ニンニクばっか切ってるじゃないですか」という保護者からのツッコミが入る程度にはがんばった。 １２：３０。はじめの生徒たちがやってきた。と思うやいなや、彼らは川に突入していった花より団子・・・。子どもたちにとっては、「川」というのは、それほどまでに魅力的な場のようで、もう、ほとんどの子がヒザ上くらいまでの深さの川を走り回ってた。改めて思う。「最近の子は、表で遊ばない」のではなくて、「表で遊ぶ『機会』を待っている」のだなぁ。水をかけあったり、昔なつかし、石を使っての「水キリ」に挑戦したり、アメンボやらサカナやらを探したり。僕らが子どもの頃と、なんら変わってません。 １２：４５。続々と生徒・保護者のみなさんが集まってきて、少々フライング気味だけど、「焼き」に入りました。僕の持ち場は、板前。山と積まれた肉やら野菜やらをとにかく、刻む刻む。ストーブ前は、田中先生。僕が切った食材をとにかく、焼く焼く。お皿やコップ、飲み物、箸などの手配は小田切先生。大声を張り上げて、「迷子」が出ぬよう、しきっていく。佐々木は、保護者のみなさんとオハナシ。 ・・・と、こう書くと非常にバランスのとれたいい感じのチームワークに見えます ・・・が 結局、昨日お越しになった方は総勢５０人以上。そんな、ね、おちついて切ったり焼いたりしてる状態にはならんのですよ小田切先生も次第に「焼き」に回り、僕もそっちに行かねばならないけど、でも、目の前には、これでもかというくらいの肉・野菜・肉・肉・野菜・・・。 ま・わ・ら・な・い！ ついには、見かねた保護者のみなさんがあいてるコンロの前に陣取って僕らに加わって、焼きを担当してくれた。いや、ホント、申し訳なかったですお客さんの手をわずらわせてしまうとは・・・。まぁ、しかし、こういうところにいらっしゃるお母様方はゲスト側より、オーナー側に立たれるのが好きだったりもして、僕らとしては、ただただ恐縮するしかなかったのですが、それはそれで、お楽しみになられたようで、かろうじて、救われる思いです。場所が変わっても、人数が若干減っても、結局「阿鼻叫喚のバーベキュー」になってしまつた・・・。 でも、後半になって、子どもたちがまたしても「肉より川」になってきたあたりから、お母様方にも食事を楽しんでいただけたようで・・・。 そうすると、今度は・・・。 焼いても焼いても、食材が底を尽きない・・・肉を全部消費したと思ったら、まだサカナのヒモノが山ほどあった。さらに１００本くらいの焼き鳥も出てきた。そして、キャベツとモヤシもわんさか残ってる。 ・・・買いすぎだって。 そんなこんなで、ずっと板前にいた僕にとっては肉と格闘しただけのバーベキュー、恥ずかしながら、全体像としてなにが起こってるのか、わけがわからんうちに終わってしまった。段取り悪くて、ホント、すみません。 うーむ、５０人でも、さばききれないかぁ。こりゃあ、来年はスタッフの強化が必要だぁ。 午前中、佐々木と僕と２人だけで川原にいたときに佐々木が言った。「ウチのバーベキュー、　なんでこんなに人が来るのか、わからない・・・。」はい、僕も分かりません。また来年～～。Kama

  2009.04.30

  コメント(2)

• ＢＢＱ当日でございます

  　おはようございます。　さあ、今日はＢＢＱですね。　昨年までのフォーマットとガラリ変わりましたので、講師一同、段取りが上手くいくか心配しております（笑）。　ご参加くださる保護者の皆様、なにか不備があるようでしたら本当にすみません。　精一杯やらせていただきますので、よろしくお願いいたします！　ジュクチョウ

  2009.04.29

  コメント(0)

• 大変お世話になりました・・・

  　愛夢舎が長年お付き合いしているライブハウスが今月で閉店することになったそうだ・・・　昨夜、オーナー兼ドラマーのＬ氏からお電話を頂き、その事実を知りました。　私たちは、２０００年に愛夢舎を開校し、翌年の２００１年から毎年のように「卒業生親睦会～愛夢舎バンドライブ」と称してイベントを行ってきました。　その会場を提供してくれていたのが、小手指にあるライブスポットＳＳさんでした。塾としての私たちの成長を見守ってくれ、いつも音楽についてのアドバイスをくれたオーナーＬ氏にはとても感謝している。　お別れライブ（元フィンガー５のアキラ氏が出演）にお誘いいただきましたが、残念ながらウチも明日のイベント準備で大忙し・・・　この場を借りて、サウンドスポットＳＳさんと、オーナーであり最高にファンキーなドラマーＬ氏に感謝の言葉を述べさせてもらいたいと思います。　ＳＳという最高のステージ、そしてＬ氏、長い間ありがとうございました。いつかどこかでまた、一緒に音楽をやらせてくださいね。　ジュクチョウ

  2009.04.28

  コメント(2)

• ＧＷそしてＧＷ明けもイベントだらけ

  　さて色々とありま～す！　４月２９日（祝）　ＢＢＱ大会今日が申し込み締め切り日だったんですが一気に申込書が出てきてあせるあせる（笑）。　５月１・２日　講師研修あのＴ塾を見学させてもらいます！楽しみ！　５月６日（水）　　中３・高３模擬試験、中1・2勉強法セミナー受験学年諸君初の模試で～す。まずは腕試し！そして、勉強法セミナーは私塾長が自らお話させてもらいますよ～！中1・2諸君（特に新入会生）は必聴！　５月７日（木）　中3・高3志望校調査締め切りＧＷ中に存分に学校を調べ、足も運ぶこと！その行動から本当の意味で受験は始まるのだ！　５月１６日（土）　定期テスト対策特講開始さあ、１学期中間テストの準備も本格化！パンフレットで特別講義の内容を確認して申し込んでね。　ジュクチョウからのお知らせでした　

  2009.04.27

  コメント(0)

• 部活動とスポ魂

  愛夢舎では新年度が始まって２ヶ月が経ちました。学校の新学期も、ひと月が経過しようとし、生徒たちも大分慣れてきたようです。そんな中、田中先生による「生徒インタビュー」が続いております。僕らとしては、トータルな面倒見をしたいと思っていて、その一貫として、彼らがどんな部活動をしているのか、ほかに何か習い事やスポーツをやっているのか、プライバシーに踏み込まない程度に色々教えてほしいという主旨のもとです。したがって、まずは新中学１年生に、「何部に入りたいの？」というところから、インタビューは始まった模様。僕も塾を訪れた親御さんから、部活動について聞いたりするのですが、なんか、近年、部活に対しての僕のイメージと実際とが、だいぶんずれてきている感じがします。どうもですね～、近年は、部活に明け暮れて、寝てもさめても練習練習、汗水たらして練習して、試合に出て、負けてくやしくって泣く・・・とか、そういうの、流行りじゃないみたい。ばかりか、「顧問の先生が、県大会に行くぞ！　って、いきりたってるんだけど、どうかと思う・・・」という声さえ聞く。いや～、僕はですね～、県大会を目指さない顧問の先生、部活動っていかがなものか、と、そんな風に思うんだけど、おかしいですか？やるからには一生懸命うちこんで、強くなって、県大会どころか、その先まで目指したい。中学の頃は、そうかと言って、弱小チームだったから、地区予選敗退の常連だった、高校に入って、陸上に転向して、県大会常連組になったら、今度はインターハイまで目指した。僕はそうだったので、だから「どうせ負けるし、いいよ、テキトーで」的な顧問だったとしたら、ダンコ、抗議し、大ゲンカをしたであろうと思うんだけど・・・。でも、近年は、生徒たちの言葉を聞いても、「いや、部活動は、みんなで楽しく、　ほどほどにがんばる、ラクなとこがいい」という意見が多い。うーむこれは時代が変わったのか、それとも、長野出身の僕と関東埼玉の彼らの違いなのか。例えば、「調査書での加点を考えて、だから帰宅部はまずい、どっかに入らなければ、そして、３年生になったら適度なところで速やかに引退して、とっとと受験勉強に集中しないと・・・。」この仕事をしてて、なんだが、そういう考え方、僕には、ちょっと理解できないというか、そんなことまで考えてるんだー、すごいなー、冷静だなーって思う。 ・・・ってハナシを埼玉出身の田中先生にしてみたところ、「いや、自分も、　一生懸命やらない部活とか、ありえない」って言った。とすると、地域差ではなくて、やっぱり、時代が変わったのだろうか。 ひとつ思い当たるのは、僕らが幼かった頃にはよく見かけたものがなくなったこと。スポ魂だ。例えば「エースをねらえ」とか「アタックNo.1」、「柔道一直線」とか、そのへんは、さすがに僕もリアルタイムでは観てないし、「巨人の星」ですら、ちょいと古い、ドンピシャというと「キャプテン翼」になるけど、まあ、僕はサッカーにはいかなかった。でも、「キャプテン翼」を観て、サッカーを始めたという子は少なくなかった。「ボールは友だち、怖くない！」というセリフが流行ったものだった。僕がなんでバスケを始めたのかそのきっかけはよくわからんけど、ともかく、テレビでは必ず、「スポ魂もの」のアニメかドラマをやっていた。最近はテレビでそういうの、やってない気がする。テレビに限らず、映画なんかでも、根性系、スポーツ系は少なくなってる気がする。僕なんかは、ジャッキー・チェンのカンフー映画をみて、酔拳やら木人拳やらにすっかり影響され、修行のマネゴトなんかをしたもんである。ブルース・リーに影響された人も多かったろう。最近は、スポーツものと言っても、なんか少し、色合いが違う気がする。 根性系、もう流行らないのかなぁ。部活動は、適度に楽しくやるもんになっちゃったのかなぁ。 そんなことを憂いていたら、佐々木は言う。それは、県大会を目指すという顧問の先生の想いが当の生徒・選手たちに伝わっていないか、もしくは、先生自身がうわべだけでそう言っているか、つまり、一丸となっていないからヒンシュクを買うのでは。ちゃんと子どもたちにがんばることの意義とか、アツイ想いとかを語れば、きっと最近の子だって、「よし、県大会を目指そう！」となるはずだ、と。まあ、その通りだと思います。どうでしょ、ここはひとつ、スポ魂文化を復活すべく、テレビでそういう番組をやるというのは。・・・僕はテレビ局の人でもスポンサーでもないので、その点では何もできないけど・・・。Kama

  2009.04.26

  コメント(1)

• 講師採用活動

  　おかげさまで、まだまだ生徒数が増えています。　「教室のキャパ」や「１クラスの最適な人数」を考えると、必然的に「クラス分け」をすることになります。　そこで、「フレッシュで（笑）熱い先生」に愛夢舎に加わっていただきたいと思い、４月から「講師採用活動」を始めています。　「大学生以上のフレッシュで熱い方」が応募資格です（笑）。　　塾講師未経験の方も授業技術研修がありますのでご心配なく。　愛夢舎の生徒たちを成長させてくれる方々、是非いらしてくださいね。お待ちしております。　愛夢舎　塾長　佐々木圭　　　

  2009.04.25

  コメント(0)

• エコと「捨て不精」

  昨今、「エコ」、「エコ」と、にぎやかだ。エコノミー（節約）なのか、エコロジカル（環境にやさしい）なのか、あるいは、その両方なのか、世間が騒いでいるのはどれだろう？僕の感覚だと、「エコロジカル」なことを目指そうというスローガンのもと、人々が実際に取る具体的行動として「エコノミー」であるように思う。そもそも「エコ」という接頭語には「経済」、「生態」の両方の意味があってだから当然といえば当然なんだけど、だったら、「エコ、エコ」と繰り返した結果の「エコエコアザラク」はなんなんだろう？悪魔を召還して、粛清をかけて、世界全体を「経済的」にしちゃおうとでもいうのか。きゃー、怖い さて、エコのうちでも、「環境」の方はおいといて、「節約」という意味では、僕の知る限りおそらく究極のエコノミスト（節約家）であろうという人物がいる。 野比のび太氏だ。彼の発想はもしかすると、今の世界不況を救うかもしれない。のび太氏というと、マンガ好きで昼寝と射撃が特技というイメージが強い。自室の押入れにはネコ型ロボットが住んでいる。しかし、その押入れの中にはロボット以外にも色々なモノが入っているようだ。というのは、一度母である玉子氏が押入れのふすまを開けたところ、中から大量の物品がなだれのように流れ落ち、それに押しつぶされたことがあるのだ。その後、のび太氏はネコ型ロボットと物品の整理を始めるのだが、このとき、氏のエコ具合、着想のすばらしさが明らかとなる。 氏のエコ・グッズとは、例えば次のようなものだ。【穴の開いたグラス】　のどが渇いていないときに使える。【壊れた扇風機】　暑くないときに便利。どーです、モノをムダにしないという意味では究極の節約でしょう この着想でいけば、捨てるものはまるでなくなる。【映らなくなったテレビ】　テレビを見たくないときに使う。【去年のカレンダー】　今年のことを考えたくないときに眺める。【使用期限の過ぎた薬】　病気でないときに使える。 この着想を借りれば、日頃の食事だって、今まで以上に楽しめる。 【カレーのかかっていないカレーライス】【味噌の入っていない味噌汁】【漬かっていないタクアン】【サカナのいないお造り】どーです白いゴハンとお湯、生の大根だけで立派な食事になるじゃあないですか。この「のび太イズム」をみんなで実践することで、地球に優しい、エコ文化が実現できる、そんな気がしないでもないような気がしないような気がする。 のび太氏よりも程度は低いが、ウチの生徒たちの中にも、同じような意味で「エコ」に貢献している例が見られる。特に男子に多くみられるのだが、カバンの中に使いきった計算用紙とか、１年前に配られたプリントとか、全部を解ききった講習会のテキストとか、使うはずのない膨大な量のペンとか・・・。そういうモノをカバンがパンパンになるほど詰め込んで塾に来る生徒。かと思うと、その日の授業で使うはずの肝心のモノが入っていないカバン。このカバンには何の役に立つか。 もうお分かりですね。【勉強したくないときに使えるカバン】【成績を上げたくないときに使えるカバン】です。だいたい、のび太氏の着想を持って過ごすとどういう結果が待っているか、それも、のび太氏が自ら体現している。 のび太君の毎回のテストの結果を見れば、よくわかる。（０点、０点、０点・・・）Kama

  2009.04.23

  コメント(0)

• 体質変異

  もうね、まったくもって個人的なことでしてこのブログを楽しんでいただいている方にとっては「だから、どうした？」と怒られそうな内容なんですけど・・・。 蒸し返すようでイヤなんですが、僕、病気をしておりまして、今はすっかり良くなったと自分では思っているんですが、念のためというか、そういうものであるという医師の指示もあって、いまだ、月に１度の通院と毎日の投薬は続けているんですね。しかし、日々の生活、仕事は、支障なく過ごしております。ありがたいことです～現場復帰したのが２月の末でした。逆に言うと、今からわずか２ヶ月前は、まったく身動きができないような状態の日々であって今だからいえますが、ぶっちゃけ、最悪のケツマツまで思ったこともあった。それがほんの２ヶ月で今のようになって、「なんだったんだ、あの頃は」と自分で不思議になる。病で思うように職場にこれなかった日々が５ヶ月くらい続いたわけですが、今にして思うと、アレはホントに自分のことだったのか、あるいは、現実のことだったのか、自分でも不思議に、おかしく思うくらいだから、周囲でその状況を見てきた方にしてみればなおさらだろうと思います。ところで、２月末から、今日、４月２２日まで、このわずか２ヶ月で、僕のカラダに、色々と「変化」があったようです。半年～１年前の僕を知る人にとってはまったく想像もできないであろう変化なので、おもしろいので、ご紹介してみようかと思った次第で・・・。【変化その１】なーんと、この僕が、甘いモノを食べられるようになっちゃった食べ「られる」というより、時には食べたくなるようになっちゃった。これはですね～、僕にとっては、とんでもなくスゴイことなんですよ～。だって、１年前はケーキを１ピース食べようもんなら、胸がやけやけ・・・失礼、胸がムカムカして、気持ち悪くなってたんだから。当時の僕の砂糖摂取量は異常に少なかったはずです。ところが今は、スーパーなんかに買い物に行くと、チョコレートとか、ヨーグルトに手が伸びる。いや～、チョコレートを買うなんて、１０年以上ぶりのことです～このことを話したら、田中先生から「そりゃあ、人生の楽しみの半分が増えましたね」といわれた。そんなもんか。あ、でも、いまだに、アンコだけは食べられる気がしませんけど【変化その２】やけに早起きをするようになりました。っていうか、早く起きちゃう。夜中２時くらいに寝ても、翌日は朝の６時とか７時には目が覚めちゃう。それは、不眠症ではないのか・・・というハナシもあるので、体力にムリがこないよう、惰眠をとるようにはしてますが、なにせ、「早寝早起き」という、僕には縁遠い言葉に近い状態になってます。しかし、この仕事の上では長時間現場にいるのがキツクなってきてしまったので、（まぁ、ありていに言うならば、　持久力が落ちたということだと思うので）仕事の効率を上げ、より密度の高い時間を過ごすことが今の僕の課題です。【変化その３】そしてそして、なんとびっくり。太りました。２ヶ月で５キロ増。もっとも、２ヶ月前はガリガリだったところがさらに体重が落ちちゃって、ガリガリガリガリくらいだったのですがそれにしても、元の体重を超えてしまった。いつも以上に食べている気もしないし、だいたい、今までは「食べても太らない体質」だと思っていたんです。いや～、僕が「太る」って言葉を使うとは～。そんな心境です。・・・が、もしかして、どんどん増え続けたとしたら・・・・・・ってハナシをしたところ、「太ったカマティー、想像できねぇ～～」（塾長佐々木）「ガハハハハハハハ・・・」（小田切先生）って笑われた。 以上、ホント個人的ななんのオチもない、どーでもいいハナシでした失礼しましたKama

  2009.04.22

  コメント(0)

• 

  推薦図書とボーダーライン

  先日、中学３年生対象に「入試ガイダンス」を実施したということを書きましたが、その直前に、高校３年生対象の会も開いておりました。大学受験は高校受験をはるかに超える複雑さ。当然のように、目標をしっかり見据えた上での教科選択、勉強計画の立案、そして、志望校・学科の選択が重要になります。そこで、高校３年生も「志望校調査」を仕上げてもらうのですが、調べる事項はとても多くなる。そして、志望校を選択するうちに、将来の職業や取得できる資格などにも目がいくことになり、生徒たちは、あらためて問い直すことになるのです。「自分は何をやりたいんだろう？」この３月から通い始めてくれたひとりの生徒が僕らに「志望」を語ります。「将来は、獣医になりたい。」しかし、例えば僕なんかが、獣医という仕事の難しさ、厳しさ、現実の姿などを語ると、だんだん表情が暗くなってくる。当たり前だが、「イヌやネコがかわいくて、好き」というだけでは到底勤まるまい。もちろん、目指すきっかけとしてはいいのだろうが、ハイティーンの彼らは、もっと具体的に「現実の姿」を知ってもよいと思う。そんなことがあって、自宅からある本を持ってきて、塾に置いてみました。↓コレです。「動物のお医者さん」。一世を風靡したので、ご存知の方も多いでしょう。北海道大学獣医学部を舞台とし、獣医を目指す学生と動物たちの繰り広げる日常をオモシロおかしく描いたマンガである。「マンガかよ！」そう、マンガである。僕は幼少の頃からマンガに親しんできた。最初に読んだマンガは、ドラえもんだったと思う。以来、同じくマンガ好きの姉の影響もあって、「SWAN」やら「僕の地球を守って」やら、「ここはグリーンウッド」やら「笑うミカエル」やら、とにかく多くの少女マンガ、さらには、やはりマンガ好きの父の影響で「ブラックジャック」やら「ゴルゴ１３」やら・・・。まあ、とにかくいろんなものを読んできたのですわ、はい。もっとも、本当のマンガ好きの人にしてみれば、僕の読んできた量なんて、微々たるものでしょう。大人になってからは、まるで読んでないし。 さて、塾にマンガを置きました。天津木村じゃないけど、「あると思います」。例えば、「マンガ日本の歴史」とか、そういう教育マンガを置いてもいいのでしょうけれども、僕は、いわゆる名作とされるマンガは、文字だけの小説をはるかに超えた非常によい文化だと思っています。無論、活字だけの本でも、面白いものは多いわけですが、逆に、つまらないものは、つまらない。ちゃんと読めば、つまらなくないはずだというのは、詭弁であり、むしろ、ちゃんと本を読んでこなかった大人の発言であろう。だから、面白くもない本を子どもたちに強要するのは、僕はよしとしない。だったら、絵があることで、より臨場感を増し、大きな感動を与えてくれるマンガの方が、はるかによい。もちろん、マンガの中にだって、ダメなものもありますよ。でも、いいものは、いい。当たり前の言説になってしまいますが、「活字のみ＝善」、「マンガ　＝悪」というステロタイプな判断はやめませんか？というハナシです。高校時代に読んだ「スラムダンク」なんて、ホント、感動したもんでした。僕は読んでないけど、最近連載してる（？）「ワンピース」なんていうのもそりゃあ泣けるマンガらしいじゃないですか。僕はいまだに「火の鳥」を読んでは色々と考えている。僕は、子どもたちの間では「どーでもいいことを色々知っている人」らしいが、その知識の一部は、マンガから得たものでもある。「あさきゆめみし」の効果なんてのは今さら言うまでもありませんね。（もっとも、アレは　女の人の顔がみんな同じで、余計わかりづらく、　僕は活字のみの方が分かりやすいんだけど）反対に、これはヒドイという「活字のみ」の本に出くわすことも少なくない。近年、一番ヒドイと思ったのは、深作欣二監督によって映画化され、R指定がついて、話題になった中学生の命懸けのゲームを描いた「B・R」（←バレバレですね）映画化されて多少まともになったけど、原作本は、ヒドイの一言。何の含みも、何の主張も、何の技巧もなく、あんな本だったら、ちり紙交換に出してもこれっぽっちも惜しくない。まさに百害あって一利なしの本だ。だったら、マンガの方がいい。だから、僕は「本」だから、「マンガ」だから、という基準で判断しないよう、あえて、塾にマンガを置きます。肝心なのは、マンガだろうと本だろうと、自分で良し悪しを判断できるような経験値を積むまでは、やっぱりだれか先人のガイドがあってもよいだろうなということ。僕自身は、特に見境なく濫読をしてきたので、子どもたちも気になるタイトルの本・マンガはどんどん読めばいいのだろうけど、「これはいいぞ！」という図書の推薦。「これはダメだ！」ではなく、「これを読んでごらん！」というガイド。そんなことをしていきたいと思います。Kama

  2009.04.21

  コメント(4)

• 

  話を聴く能力　～入試ガイダンスにて

  昨日は、中学３年生対象に「入試ガイダンス」を実施いたしました。昨今、埼玉県の高校入試制度は複雑になってきて、東京都内の私立高校も受験できる入間市の受験生にとっては、まず、自分たちが「闘う」入試制度をしっかり理解するところから始めなければならない。また、埼玉県立高校の入試は、今度の入試から大きくシステムが変わる。我々愛夢舎には、１０年にわたって蓄積してきたデータがあるのですが、それらが全くムダになるとは言わないまでも、「初挑戦」の入試になることは間違いない。「入試ガイダンス」では、入試の制度、内申点の扱い、テストの内容などを説明し、現時点での志望校を決められる状態になることが目的です。５月のゴールデン・ウィーク中には、中学３年生、高校３年生には「志望校調査」を書いてもらいます。特に、中学３年生は、実際にその高校まで足を運び、校舎の様子、周辺の様子などを体感してくる。仕上げとして、校門の脇に立つ自分の姿を写真にとってくるはじめは億劫と思うかも知れませんが、実際にその学校の前に立つことで、「よし！僕はここに来年通うんだ！」と、より強く思うようになることもある。あるいは、「ここは自分に合わないな・・・」と見極めができることもある。もちろん、現時点での志望校はこれから勉強をしていき、成長していく中で変わっていくかもしれない。しかし、受験勉強をスタートするにあたって、「成績を上げたい」と漠然と思うのと、「偏差値○○をとれるようにする」と具体的に思うのでは、まったくもって、「受験生活の過ごし方」がかわってくる。当然のことであるけれども、目標・ゴールラインが明確で具体的であればあるほど、実感しながら、ラクに過程をふむことができる。 そういう意味で、愛夢舎では、毎年４月にこの会を開いています。この会で「よし、やるぞ！」という気持ちを手に入れ、志望校選び、そして、５月の中間テストに臨んでほしい。ところが、それ以前に、彼らには身につけねばならない能力があるようだ。それは、「人の話を聴く能力」。昨日の会において、塾長佐々木や田中、我々「大人」が語る内容が自分の糧になると思って聴いていた生徒がどれだけいただろうか。世の中に本当に「ムダ」な話というのは、そうそう転がっていない。どんな話でも、「ムダ」であり、かつ「有益」である。それは、聴く側の問題である。つまり、ある話を「ムダ話」にしか聴こえないのか、「有益な話」として聴くことができるのか。それは、話し手の問題もあるかもしれないけれども、ほとんどの場合、「聞き手側の問題」であると思う。「校長先生の話はつまらない」と思い込んで、ハナから聴こうとしない人は話がつまらないのではなく、話をつまらなくしか聴くことができないのである。 国語の授業において、僕は「３通りの文章の読み方」という話をする。５０行の文章があるとする。そこからわずか２５行分しか読み取らない人もいれば、５０行分を読み取る人もいる。そして、中には１００行分を読み取ることができる人もいる。無論、僕は全ての生徒に１００行分を読み取れる人になってほしいと思っている。談話についても同じだ。「話を聴く」というのは、「声」のストリーミングの中に身を置くことではない。そこからどれだけの「糧」を聴き取り、結実させることができるか。これは大変重要な能力である。 しかし、まず「聴き取ろう」と思うには話を聴いているこの時間が自分にとってどれだけ有益とできる時間なのかそれを理解せねばならないだろう。残念ながら、昨日の様子をみていると、殆どの生徒たちは５０行分の談話を２５行分に聴いてしまったように思う。そして、それは即、僕ら「大人」にとって、反省すべき材料だ。僕らが「５０行分、１００行分」の話の聴き方を教えてあげねばならない。その力を身につけさせてあげるのは僕ら「大人」の「義務」である。正しい話の聴き方を教えず、声のストリーミングに巻き込んでしまったとしたら、それは彼らに悪いことをしてしまったなぁ。まず、スタートラインを教えてあげなければなぁ。そんなことを強く思った会でした。今日の授業から、さっそく語っていこう・・・。Kama

  2009.04.20

  コメント(0)

• エクストリーム・スポーツ

  昼食を食べているとき、田中先生が「富士急ハイランドに行ってみたい」と言い出した。なんでも、これまで行ったことがないということで、いくつかの絶叫マシンに乗ってみたいらしい。中でも、田中先生は「ドドンパ」に乗りたいのだそうだ僕は、たしか中学生以来、一度も遊園地に行っておらず・・・あ、いや、大人になってからは一度だけ、小田切先生と横浜の八景島に行って、最高到達地点１００メートル、最高落下速度１２５km/h、日本最強のフリーフォールに乗ったなぁ・・・でもそれ以来なので、やっぱりとんと、絶叫マシンに乗ってない。でも、「ドドンパ」はマズイと思う。思ったので、田中先生に、「アレはマズイんじゃないの？」と言ってみた。何がマズイかって、だんだん速くなるのならともかく、発射（？）後わずか１．８秒で時速１７２キロにまで達するその加速力２秒でゼロから１７０キロですよ？それを知らなかった田中先生は「首がもげるんじゃないですか？」と言ったが、今まで「ドドンパ」で頭が取れたというハナシは聞いたことがないので、まあそこは、日本の技術力で、なんとかしてるんだろう。 ところで、このハナシをきっかけに、僕はあるスポーツを思い出した。「スピードスキー」というスポーツをご存知ですか？スピードスケートではありません、スキーです。メジャーなスポーツではないようですが、僕は、アルベールビル冬期オリンピックで公開種目としてやってるのをみて、まぁ、なんと、アホな競技があるもんだと子どもながらにあきれた思い出がある。長いこと忘れていたのだが、「ドドンパ」のハナシで思い出した。 「スピードスキー」というのは、名前がその種目の特色を過不足なく表現している。とにかく、速さを競うスポーツだ。長さ１キロ以上の急斜面がコースとなり、選手は、タマゴ型、いわゆるクラウチングスタイルをとり、ただひたすら、直滑降する。途中に設けられた１００メートルくらいの計測範囲で平均速度がどんだけ出ているか、それを競うのである。 僕の知る限り、人間が生身で出すことのできる最高速度が出る。その速さ、なんと時速２５０キロF１カーに乗っているのではない。生身の人が、スキーで滑っているのだ。まぁ、四の五の言ってもわかりづらいので、なんならこちらの動画を見てください。（ほかに、youtubeで「スピードスキー」って検索すると、　クラッシュを含め、ワールドカップの様子とか、　いっぱいでてきます♪）どーです？アホでしょう？この競技、僕はやったこともないし、やろうとも思わないんだけど、なんか、技術がどうこうということではない気がする。むかーし、「ザ・ガマン」という、これはこれでアホなテレビ番組があったのをご存知の方はいるかしらん？まあ、あらゆるシチュエーションで参加者がガマンをするのですよ。例えば、イグアナが顔に近づいてくるのをガマンするとか、水車にくくりつけられて、ぐるぐる回るのをガマンするとか。スピードスキー、ある意味、最強の「ザ・ガマン」であるように思うのは、僕だけか？ 僕は向かないだろうなー。というのは、いざ滑り始めて、しばらくしたら「もし、ここで右足がちょっと外側を向いたら・・・」とか考えちゃう。考えちゃうと、実際にそうなるもんで、この場合、文句なしの大クラッシュになる。なんでも、スピードスキーの事故の例としては、転倒した選手が９００メートル吹っ飛んだとか・・・（もちろん、お亡くなりになった・・・） うーむ、観ているのは楽しいかもしれないが、このスポーツを実際にやろうと思う人の気がしれない。生身で時速２５０キロは、イカンでしょう。 「イカンスポーツ」といえば、ガケを落ちるようにすべる、エクストリームスキーというのもあるけど、最近、知られるようになってきたのがもうひとつある。 「フリー・ランニング」はご存知ですか？街中で道具も使わず、手軽にできるスポーツです。これも、動画をリンクしておきますので、よかったらどうぞ。（これも、フリーランニングで検索すると、いっぱいでてきます）・・・絶対、マネできん。Kama

  2009.04.19

  コメント(0)

• マーガレットメンバー増！

  　愛夢舎の小学生英会話部門「英語サークル・マーガレット」のメンバーが、おかげさまで、増えてきています（笑）。　３階の３０１・２教室のパーテーションをはずし、大教室にしてレッスンを行っています。　特に最近は低学年（小１・２生）が多く入会してくれ、若い（？）血がマーガレットを盛り上げてくれています。　小１～６生が無学年で楽しく英語を学んでくれる姿を見て、私もパワーをもらっています。　今日は『ハンプティ　ダンプティ』を暗唱したり、ビートルズの『Eight Days a Week 』を歌いました。　さあ、来週は？

  2009.04.18

  コメント(0)

• BBQ企画

  　愛夢舎では毎年ＧＷの頭に「ＢＢＱ大会」を開催しています。　しかし・・・　今までは校舎の前に「ひろ～いお庭」がありました。　移転した今では、校舎前は「大通り」「交差点」・・・もちろん、校舎前でＢＢＱをやる場所などありません（悲）。　ということで、昨日のオフを利用して鎌田と飯能方面の河原を何ヶ所か視察に行って参りました。まっ、愛夢舎ＢＢＱをやるにふさわしい場所があるかの下見ですね。　なんとか「いい場所」を見つけました。具体的な企画が後手後手になっていますが、開催する方向で検討しておりますので、参加希望の生徒諸君、そして同伴してくださる保護者の皆様、お待ちしております。　４月２９日（祝）の休館日、元加治にて開催予定です。

  2009.04.18

  コメント(0)

全2272件 (2272件中 1501-1550件目)

< 1 ... 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 ... 46 >