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カテゴリ:経営戦略
いろんなトマトを作って販売してみたい。
栽培するに技術がいるといえばトマト。そんな栽培者の腕のみせどこ ろな いろいろなトマトの品種のお話です。農家さんが色とりどりの トマトや、味に特化したトマトなどを栽培して近在の洋食さんに持ち 込んだりなんていう話もけっこうありますしね。そんなトマトの、た くさんある品種と色に関するおはなしです。2010年以前の回なのです が、次回関連ということで、よろしかったら。。 ↓ 『トマトが ■くなると医者が青くなる』 「トマトが赤くなると医者が青くなる」という格言があります。この話 を いちどは耳にされた経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 この格言の意味するところは・・ トマトの赤色は カロテノイド類のリコピンという物質 ↓ このカロテノイド類は体に好影響を及ぼす抗酸化能をもっている ↓ ヒトがリコピンの量が多くなった熟れたトマトをたべる ↓ 摂食されたカロテノイド類の作用が体に好影響を及ぼす ↓ トマトを食べたヒトが健康になる ↓ 病院に行くヒトが減る ↓ 医者の商売があがったりになり、医者が真っ青になる というなりゆきを、はしょって〔短縮して〕語っているわけです。 しかし。現在では、この格言も次第に過去のものとなりつつあります。 それは 食のマーケットが成熟した現代において トマトの果実色が 赤ばかりではなくなっちゃったのが原因。 そうなんです。いまや黄色やオレンジ色はあたりまえ、なかには黒い トマト、そして白いトマトや緑のトマト、杏色なんてトマトもでてき ちゃってる。さらには 斑入り状〔しまうま/ゼブラとよばれます〕の ものまであって、実際にみるととてもとてもカラフル♪ このような色の多様性は、前述のリコピンの量でかわってくるもの といわれており[リコピンの量が多くなると色が濃くなる]たとえば リコピン量が2倍になるとトマトの果実の色が黒に近づくとされて いますよ。 また リコピン以外のカロテノイド類もトマトの果色に影響を与え ており・・・ ■ トマトにはリコピンを含めて約9種類のカロテノイドがある ■ 無色・黄色・オレンジ色・赤色・緑色・紫色などがある ということで、カロテノイドの種類と量によって、いろいろな色の トマトができるということになっております。 さてさて、こうなったら大変なのはお医者さんです。「トマトが赤く なると医者が青くなる」ということで、以前には赤いトマトだけに 対処しておけばよかったのに、これからはいろいろな色にも気をつか わねばならなくなった。 トマトがカラフルになり、健康に好影響する果色がふえたわけですか ら、「トマトが黒くなると医者が青くなった」り、「トマトが緑のま までも医者は青くなった」りしなければならないわけです。 これは 油断できませんし、大変な時代の到来です。それが原因で お医者さ んの血圧があがっちゃったりすることもあるかもしれませんしね/笑。 というわけで今回は、いろいろな色ができているトマトのおはなしで した。ちなみに こちら。色違いの丸トマトの出荷の様子となります。 このような多種類のトマト、健康に関する話題づくりにもなり ますから、小面積から経営を始める新規就農者の取り組む作物と して、アピールするにはうってつけの作物なのかも、ね。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜」 のの お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 25, 2023 12:02:33 AM
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