ロシアが北方領土・択捉島で軍事演習
ロシアが北方領土・択捉島で軍事演習 7月7日 ロシア国防省は、6月末から実施している大規模軍事演習「ボストーク2010」の一部を、北方領土・択捉島で行ったと発表した。岡田外相は2日の記者会見で、ロシアに北方領土で演習を行わないよう求めていた。発表は4日付。露側が演習実施をあえて公表したのは、日本の領土要求をけん制する狙いからとみられる。発表によると、演習では兵員1500人のほか軍事車両200両が動員され、上陸した仮想敵を海に押し戻す訓練が行われた。 実施日は不明だという。千島列島は、カムチャッカ半島のすく下の、占守島から下が全部日本の領土である。敗戦時に、アメリカのルーズベルト大統領と、スターリンの二人で、勝手に決めたに過ぎない。だから正式には、未だに日本の領土である事は間違いない。これらの島々は国際機関により正式に決まったものではない。ロシアには核兵器がアメリカと同等かそれ以上でありミサイルも保持している。 日本は憲法も改正せず自衛隊はロシアには太刀打ちできない。だから日本は憲法を改正し、ロシアや、中国と同等又はそれ以上の戦力を持たないと、何時までも、ロシアや中国に舐められているのである。国際関係は、外交交渉で決まればよいのであるが現実の国際社会は、外交交渉の裏には、軍事力が見え見えである。今回のロシアの軍事演習は、ロシアの強力な軍事力によって、日本に、北方4島の返還を諦めさせる狙いがある。領土問題は、尖閣諸島でも起きている。 中国の艦船が、繰り返しくり返し、領海を侵犯し、日本の巡視船が、電波を通じたり、拡声器を通じたりして、領海侵犯をしないように忠告しているが、無視されたままである。鳩山前総理は、尖閣諸島が日本の領土であることを、知らなかったのは、お粗末過ぎる話であり、こんな低脳な総理は歴史上初めてであろう。外交はバックに軍事力がなければ、話し合いがつくものではない。 今回の参院選では、日本国家の安全保障を大事にする人たちが、大多数当選してもらいたいと思う。国民の平和と命の安全と安心がなければ、国民の幸せはありえない。