国連決議を無視する国には制裁を
国連決議を無視する国には制裁を 4月16日 北朝鮮外務省は十四日、国連安保理議長声明に反発し、核兵器開発の再開と六カ国協議からの離脱を表明する声明を発表した。国際社会からは、北朝鮮の声明を批判するとともに協議への復帰を強く求める声が上がっている。北朝鮮の態度は国際民主主義を自ら否定するものである。国連での裁決が出たら従うのが国際社会の常識というものではないか。 法の裁きを受け入れない者は、国家権力で、採決に従わせるのが普通であるが、国連では全て平和的に解決することになっているようである。それでは北朝鮮のような国には、何の拘束力も発揮できない。この際北朝鮮にたいし国連決議の実行を促し、それでもなお、応じなければ国際連合軍を結成し、北朝鮮に罰を加えなければならない。 すなわち、国連のミサイル発射や、核開発施設をピンポイントで、完全に破壊すべきである。これらの施設を、このまま残しておけば、国際社会は、なお一層、北朝鮮に恫喝され続けるであろう。特に日本は北朝鮮の攻撃の的となるのは必至である。この制裁の妨げとなるのは、ロシアと中国である。ロシアは先日の、ミサイル発射の際、日本の領空近くに飛来し、自衛隊やアメリカ軍の発射するMDの発信周波数を測定して行ったという。 この周波数を知られた以上、次の非常事態には、ロシアが、おなじ周波数の電波を発射すれば、MDは機能しなくなる恐れがある。対抗措置としては、日米の発射周波数を変えることであるが、実際にはなかなか困難なことである。北朝鮮が国連の決議に従わないのは、中国やロシアが影で暗躍しているからに他ならない。 もし自由主義諸国が国連軍を結成し北朝鮮に制裁を加えようとしても、ロシアと中国が妨げとなり、できないであろう。もし制裁を強行すれば、世界は大戦争となるであろう。国際社会は、北朝鮮と言う、「癌」を、背負わされたこととなる。こんな中で日本はいまだに国会ごっこに終始し、憲法改正さえできず、全てはアメリカ頼みであるという醜態をさらしている。 日本は北朝鮮という、癌に備え早急に対処しなければ、北朝鮮により大きな痛手を蒙ることとなろう。「備えあれば憂いなし」である。早急に憲法を改正し、核兵器製造に着手しなければ、日本は最悪の事態を招くこととなろう。