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カテゴリ:テレビ番組
本放送中には「長すぎる」と書いてしまった昨年3月期終了のドラマ。 たまたまだが、仙台市内の病院の面会室で再放送中のこのドラマを見ていた。 「これ、久しぶりに見ると結構見ごたえがあるんだよねぇ」 そばにいた入院患者の方が呟いた。 その言葉に釣られるように自分たちも画面に見入った。 まあ確かにね。こうして再放送でまとめて続けて見ると割としっかりとしたドラマだということはわかる。 ただし、これを毎週一時間づつ見せられたときの感想はまったく別のものになるだろうなという自分の考えはいまでもかわらない。 「トライアングル」第七話。 上海を訪れた葛城サチ(広末キャンドル涼子)と郷田亮二(江口洋介)がサチの実の兄を名乗る志摩野鷹也(堺雅人)との面会を果たす。が直後に志摩野はひったりくにあい、そしてその夜、志摩野が謎の服毒自殺を遂げてしまうところが山場だった。 こんなかたちで「トライアングル」の再放送を見てしまうと、そのあと「官僚たちの夏」であるとか「ジェネラルルージュの凱旋」「クヒオ大佐」「南極料理人」と続く堺雅人の大躍進を知っているだけに実にもったいないキャスティングだったと感じた。 さて、で面会室でこの再放送を見ていた全員(七・八人はいたかな)が爆笑したシーンがあった。 上海から帰国した郷田(江口)と同僚刑事の丸山(小日向文世)が警察の屋上で志摩野の死について会話するところ。 丸山もまた志摩野の死について不審を抱いていることを明かし、最後に「…でもいい男だったよなぁ、オレに顔が似ているし」と笑顔を見せる。 作った笑みが志摩野(を演じている堺雅人)にあまりにもそっくりだったからだ。 なるほどね。これはウマい。 もしかしてこれ巷間囁かれている堺雅人と小日向文世の顔面相似をネタに現場でアドリブ的にできたシーンなのだろうか。 聞けば「重力ピエロ」の撮影で小日向氏は二年前にこの病院を訪れているという。 堺雅人が昨夏「ゴールデンスランバー」の撮影のために、この病院ではない別の東のほうにある病院に来ていることはまあ有名すぎるハナシだけれど。 ちょっとしたニアミスのようなものを感じた。 「トライアングル」最終回についてのブログ記事(09年03月) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年12月01日 02時36分31秒
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