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テーマ:ニュース(99953)
カテゴリ:テレビ番組
日本サッカー協会は27日、アジア・カップ準決勝(25日)の日本戦で韓国のMF奇誠庸が得点後にサルのまねをして「日本人をばかにした」との批判を浴びている問題で、韓国協会に正式な抗議をしないことを明らかにした。日本協会が韓国協会に対して本人への聞き取り調査を依頼したところ、奇誠庸は「あのパフォーマンスは日本人に対してではない。(所属クラブの)セルティックでプレーしていて、相手のサポーターからサル呼ばわりされている。そういう差別発言をする人たちに向けてやった」と釈明したという。日本協会は韓国側から「結果として日本の皆さんに誤解を与えることになり、申し訳なく思う」と謝罪の意が伝えられたことも明かした。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/headlines/20110127-00000031-kyodo_sp-spo.html サルのまね韓国選手処分も/アジア杯 韓国代表のMF奇誠庸(キ・ソンヨン、22)=セルティック=が、国際サッカー連盟(FIFA)から処分を受ける可能性が出てきた。奇は25日の日本戦の前半23分にPKを決めた後、カメラに向かって頬を膨らませながら左手で顔をかくなどサルのまねをした。 奇は26日に短文投稿サイト「ツイッター」で、観客席の旭日旗を見て「私の胸中で涙が流れた」と説明し、その5時間後に「私は選手である前に大韓民国の国民だ」とコメント。日本人に向けて意図的に人種差別的なパフォーマンスを行ったことを事実上認めた。26日付の中央日報(電子版)は、旧日本軍が旭日旗を使用していたため、怒りを抑えられなかったとみられると指摘した。 奇はMF中村俊輔(横浜M)も所属していたスコットランドプレミアリーグ・セルティックに在籍。サルのまねは白人が東洋人などを侮辱する際に使うことが多く、FIFAがこれを人種差別行為と認めれば、何らかの処分は避けられない見通し。自身もスコットランドで人種差別行為を受けたことがあり、韓国では「軽率な行動」と批判する意見も出ている。 http://www.sanspo.com/soccer/news/110127/scd1101270503001-n1.htm 最初にこのニュースを見たとき自分は何が問題なんだろうと首をひねった。 サッカーの国際試合で韓国の選手が相手を屈辱するポーズをとるぐらいはいつものことだろう。目くじらを立てるようなものでもあるまい。 そう思っていた。 ところがこの問題は意外な方向に飛び火したようで、ここらあたりでこのニュースを知ってしまったものだから自分は混乱してしまったようだ。 サッカー韓国代表のMF奇誠庸選手の「サルまね」問題で、テレビ朝日が27日の情報番組 「ワイド!スクランブル」(午前11時25分)で「奇選手が見た観客席の旭日旗」として 紹介した写真が、別の試合のものだったことが分かり、同局は28日、同番組で寺崎貴司アナウンサーが訂正し、視聴者に謝罪した。 テレ朝によると、27日の同番組では、韓国のテレビ局SBSが報じた旭日旗の映像写真を フリップで紹介。 しかし、写真は昨年6月19日のサッカーW杯南アフリカ大会日本対オランダ戦での観客席の様子だった。同局は「内容確認が不十分だった」としている。 この問題では、奇選手は当初、サルまねをしたことについて観客席の旭日旗を見て「胸中で涙が流れた」などとツイッターで説明。韓国紙の中央日報は「旧日本軍が旭日旗を使用していたため、怒りを抑えられなかったと見られる」などと報じていた。 http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110128/scr11012814040012-n1.htm ようするに韓国の選手がついた嘘に韓国と日本のテレビ局がさらにそれを上塗りする嘘をついたということだろう。 これもね、いつも言っていることだけれども「テレビ局というものは平気を嘘をつく」そんなの当たり前のことじゃないのかと。 にしても自分が笑ってしまったのはこの選手の行為を「健全なナショナリズムの範囲内」としていたコメンテーターがいたことだ。 いや待てって。それじゃ弁護にもなんにもなってないしむしろ韓国国民に対する屈辱行為になっていることにそのコメンテーターは気がつかなかったのか。 コメンテーターの川村晃司のコメント(動画) http://www.youtube.com/watch?v=bydVppA3zm8#t=7m35s このヒトの言う「健全なナショナリズム」ってのはなんのことなのだろうか。 実に不可解すぎる一言だった。 当然、じゃこの人にとっての「健全でないナショナリズム」とはなんなのか、とかも考えてしまった。 思うに、これは「ナショナリズム」の問題なんかではないということを、おそらく川村本人も知っていながら、問題追及の矛先をかわすためについたいわゆる「やさしい嘘(麻木用語)」のたぐいなんだろうと自分は推理している。 全員が嘘をついてしまうと嘘の中の嘘が本当のことに見えてしまうというまるで「嘘つき村のパラドックス」みたいして、このニホンでは「嘘」が事実として堂々とまかり通ってしまうということの恐ろしさだろう。 選手も選手なら韓国の放送局もそうだし、それらの言い分を丸呑みして「事実」として放送してしまう日本のテレビ局とその局お抱えのコメンテーター…んー、なんかわかりやすい図式だなぁ、これ。 こういうことがあるから自分は「テレビの人の言うことなんか本気にすんなよ。自分のアンテナで情報収集をしよう」と呼びかけたくなるのです。 ああわかりにくかったですね。すいません。 要するに、川村が言っている「韓国の健全なナショナリズム」ってのをそのまま解釈・理解しようとすると「韓国人は平気で嘘をつくってこと」になるだろうということです。 これが「嘘の嘘は事実」になってはいないのかということね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年02月10日 01時02分42秒
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