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カテゴリ:四方山話
一昔前なら「何で結婚して仕事を辞めないの?」が普通に訊かれたものだった。ついこないだまでは「何で子供を作らないの?」で、最近は「何で海外旅行に行かないの?」かな。まあ糖尿病を抱えていると外食に気を遣うんですよって言えば大抵相手はまごついて引き下がってくれるけど。
こういう質問をする人は既に真に意図するところの解を持っている。 要は自分の中にすでに基準があって、相手がその価値観どおりに動いてくれないと納得できないんだよね。だからまともに答えても「おかしい」って否定されるだけ。相手が気の済む「何で」を提示できないといつまでも「人と違っておかしいよ」と指差されるわけ。 そんなに他人は他者を自分の思い通りにならないといけないのか? 存在することに理由を持たねばならないのか? 帰属性は主体に先立つのか? とかこの手の質問に晒される度に疑問に思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月25日 13時14分51秒
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