国境なき　うずら団

[わがやのかわいいうずこたち] カテゴリの記事

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• タルトがヘンです！＠うずら

  　今日は朝からタルト＠うずらが過敏です。　お父さんのなちこやお兄さんのクレアに、喉の奥からブッブッブと鳴き立てています。目を▲にして怒ってる怒ってる。これが巣箱から出してあげるとびゅんびゅん転がっても兎に角走っていってしまい、そうして隅っこでしゃがんでいたりするのです。こんなことほかのうずこのみなさんにもかつてなかったことです。だっこをしても一時的に治まるだけです。　どーした、タルぴょん？　追記　と思ったら、さっき全員飛んだ。中には巣箱でジャンプして自力で篭脱けして飛んだのもいた、マロンだ。渡りの時期なのか？

  2008年09月03日

• サラダ菜か？　小松菜か？　マロン＠うずら

  　我が家で一番味に煩いのがマロンである。　ペレットより、生が好き！　葉っぱはちゃんと萎びていないのがイイ！　出なきゃ見向きもしない。　それがマロンだ。　味の追求に孤高を保つストイックさが、流石としかいいようがない。色々な意味で器の大きい女の子である。みんなのお母さんなのである。　真剣なマロン↓　小松菜と芯まで丸ごと食べてしまうサラダ菜とで吟味しいしい。　尚、このときの結果はどうやら判断保留で終わった。どちらもがっついて完食。

  2008年08月29日

• 昼過ぎのシフォン＠うずら

  　わがやのうずら一家の皆さんはいつも一斉に同じ事をし始める。ごはんも、お風呂も、お昼寝も、部屋の掃除をしての合図も、誰かが始めるとすぐに次々倣いだす。全員の砂浴びシーンなんてそれはもう、こう、なんていうかドキドキするんである。むっちりしたお腹を一生懸命に砂にこすり付けるのなんて堪らないもの。　でもって　もう１つ素敵なのがお昼ねに取り掛かるときのちょっとした静かな間なんである。眠い眠いとうつらうつら丸まり、あっちこっちで首をすくめて茶色い真ん丸がコテンとうとう横になる寸前を見守るのも楽しい。　シフォン↓　眠る寸前！

  2008年08月28日

• なちこ逃げる逃げる＠うずら

  　我が家のうずこさんの中で、なちこ＠うずらくらいまあ写真を嫌がるものはいない。シャッターを切るときのカシャリには特に動作に表れるほど大きく怯むし、携帯やカメラを寄せるだけで一生懸命後ろを向いて隠れようとする。逃げるんじゃないよと言っても、ちょっと手の届くけどカメラには入らない物影に隠れてしまう。なちこの写真はいつも小さい図柄のものになってしまうことが多い。　それで、とこの間ようやく「手振れ補正」「顔認識」「ズーム」機能のついたデジカメを買ったのだ。が、どうも茶色一色だと全体的にぼやけて「妖怪ウズラ」にしかならないじゃないか。　結局携帯でこうしていつも通り追いかけっこをすることになっている。　なちこ↓　逃げる寸前！

  2008年08月27日

• 今日のクレア＠うずら

  　まだまだげげくーの雄叫びも元気なクレア↓です。　お父さんのなっちゃんは日昼も大人しくなりました。朝も夕も付き合い程度にしか鳴きませんがその音量が小さくなりました。クレアもいずれ静かになるんでしょうか。この頃は窓辺にずっと佇んでいたり、かと思うと遠くへ飛んで行こうとあちこちぶつかって少し頭の羽が落ちたりしています。換羽も始まりました。　秋、秋ですか。

  2008年08月26日

• 匍匐前進＠うずら

  　うずらさんたちは時々面白い動作をします。　例えば一度焦点を据えるとその方向に姿勢を固定したりとか。どんなに離しても首だけ伸ばして視線を移さないし、逆に近寄ると首を竦めてじーっと虚空を睨んでいたり。　それからこんな風にちょっとかがんだまま前進しはじめたりとか。ずんずんずんずん何やら懸命に低い姿勢で歩いています。今日はそれを正面から撮りました。　タルト↓　匍匐前進中！

  2008年08月22日

• タルト犬＠うずら

  　大変です！　我が家で新種のわんこを発見してしまいました、と思ったらタルト＠うずらでした。　耳をたらしてちょっとしょんぼりぼんぼりな風情です。ちょいとタルトのお姉さんがあまりの文明の利器エアコン負けしていたのでかかりっきりになっていたのでした。おかげでタルぴょんは構ってもらえなくて落ち着かない様子だったのです。夏場は昼間でもげげくーをしてしまう誰かさんたちのせいで部屋は締め切りで防音に徹し、室内は空調でしのいでいたのですが適温がうずらさんたちの間でも分かれていて調整が大変だったのです。お母さんのマロンが暑がり、シフォンが寒がりで、暑さに弱いあきぶがマロンについて毎日25℃に設定されてしまっていたのです。　ちなみにほかのうずこは全温度適応でした。　タルト↓

  2008年08月19日

• クレアげげくと鳴いてみた

  　背筋をピンと伸ばしてげげくーーーーと雄叫び終えたところ。　鳴き終えてこちらをみたところで１枚。　うん、クレアはなかなかにりりしい男の子です。美形だし。さみしんぼで携帯で電話しているとそばによって小さくうーうー鳴くし。放置しているとやってきて足元とか甘噛みしている時もあるし。姿を見るとすぐ走り寄って来るし、でも巣箱に阻まれて顔が挟まってえらいことになってるし。抱き上げてあげると目を瞑って一生懸命身じろぎしないでじっとしているし。可愛い。　クレア↓

  2008年08月17日

• 豆ください！＠うずら

  　義実家からお中元のお返しにと野菜が届きました。　この時期ですからインゲンが袋で。なかなかにぷりぷりです。早速おすそ分けにと我が家の客分のうずら一家の皆さんに中の豆を取り出しておすそ分けしたらこれが大好評で、食べたそばから好物になったようです。一口嘴に入れたらじゃんぷじゃんぷで巣箱にぶつかって豆に向かって来ました。試しに小皿に置いてマロン、シフォン、タルトの女の子を同時に巣箱から出してみたら、みんな一斉にお皿に集まりました。　スゴイヨ！　豆を手に乗せたらみんな掌に乗っかるし。　あー、しゃーわせー。

  2008年07月09日

• うずら語

  　うずらさんの一声は円熟したプロの演奏家が奏でるような音に似ています。音に色や気持ちがあります。ニンゲンも大人になると訓練しないと声に音を乗せることは出来なくなりますけど、うずらさんはいつまでも変わりません。　が、ちょっと待てよと。　声に気持ちを乗せているのでなく、気持ちに音を加えてコミュニケーションをとっているのではないか。そういや確かに「動物的な」という表現はまさに言葉によらない気づきを指すことが多いです。　ふむ。　言葉でコミュニケーションを取るのでなく気持ちを浮かべてから語りかける、相手の声を聞くときは声に纏うわずかな何かを心で聞くことにしました。　すると　よく囁きかけるタルト＠うずらの場合、１音で「ぴ」は概ね肯定やまっすぐに要求を進める時で、「ふぃ」を２音は否定でこれに少し音をずらして相手に否定を返すつまり疑問に近いという感じになってました。　んんー？　何やら言葉になっている？　タルトとの会話はこの３つだけでしか出来ないんですが、いずれほかのうずこさんのように囀りを交わせるようになりたいです。ほどほどにがんばるよ！　えいえいおー。

  2008年07月08日

• パブロフのたるぴょんぴょん＠うずら

  　我が家のかわいいうずらの女の子、タルトは電子レンジの音がするとピッピと鳴き始める。　それは練り餌がもらえるって分かっているからだ。　タマゴを産むようになって、こう気温が急に暑くなったりと思えば寒くなったりすると体力を消耗してしまう。急遽のごはんとしてケイティー　フォーミュラベービーバード　7.5oz (212g)を与えていたら、作る途中のレンジで沸かしたところで電子音に反応して鳴くようになったのだ。　うずらさんも電子音とご飯の関係を学習して「早く早く！」とせかすようになった。　パブロフは条件反射の実験で犬にベルとご飯を使ったという。食べることはニンゲンでいう３欲だけどこれが絡むと学習が捗るのかもしれない。　ちなみにうずらさん以外に意外なモノも条件学習をするんだそうだ↓　文章素材集 - パブロフの犬

  2008年07月06日

• 足水＠うずら

  　我が家のうずこさんたちの中で暑さが一番苦手なのがお母さんうずらのマロンです。ほかはみんな走り回っていても、いち早く嘴を薄く開けて荒い息をついて座り込んでしまいます。　こういう時は足湯ならぬ「足水」が最適です。ボールにうずらさんのモモヒキが濡れない程度に水を張り、中に入れてあげると段々調子を取り戻します。暴れないように両脇を軽く押さえてふーふーと吹いてあげるのもいいみたいです。　水から上がる時にはとてもすっきりした調子で歩き回っています。足水であんよも清潔になるから気分もイイに違いない。良かったな、マロン。

  2008年07月04日

• たるぴょんぴょんと雷雨を見上げる＠うずら

  　雷雨警報が鳴ったと思ったら、風が強くなり空は暗くなりで直ぐに雷雨に変わるのだ。　タルト＠うずらは不思議で仕方ないのか、網戸越しに空を眺めている。視点が座って身体をすんなり伸ばしてる。タルトはきっとどこかのうずら学園で遠足があったら、絶対に前日からはしゃぎまわっているタイプに違いないだろう。腹ばいになって顎の下にタルトを抱えてあげたら、空に向かって柔らかく唸り始めた。それからすぐに空が割れるようなでっかい雷が落ちると、今度はジャンプしたり懐に飛び込んできたり首を寄せて怖がった。　こういうところが子供らしくて可愛い。

  2008年06月09日

• 豆は身体にいいようです＠うずら

  　先日、買い物袋一杯に絹さやが届きました。　義実家では畑を借りて色々と野菜を作っているのです。冬は大根とか頂きますが、今の時期は食べきれないほど一度に絹さやが収穫を迎えているみたいです。だからもう豆が大きくなってて、さやが膨れているものもかなり。　ふふーん、　しかしこれがねらい目なのです。　うずらさんは青米とか、こういう出来立てほやほやの菽穀（しゅくこく）が大好きです。中身の豆をお裾分けしてあげると、嘴をうっすら緑に染めて一心不乱に突つきます。あんまり夢中なものだから、小松菜を少し減らして食べさせたら、これが糞も固くなるわで全てまるっといい感じになりました。　っと、みんな、落ち着くんだ。　市販の絹さやからはまず取れないごちそうだから、あせっちゃうのは分かる。だけど豆はいくら食べても減らない魔法のビニル袋に入っている。ニンゲンが毎日食べても減る気配すら見えないという優れものだ。さあ安心してたんとおあがり。　つ三３　。。。

  2008年05月21日

• 私の髪の毛の中は秘密基地だったらしい＠うずら

  　このところたまごを生み始めたタルト＠うずらはぴっぴぴと人を呼ぶ。寒いのかなーと抱っこして、あんよに背中に鼻息を掛けてやる。家人がクレアを抱き上げていたのを見よう見真似だ。　しかし何を思ったのか、　タルトは私の髪を引っ張って自分の背中に手繰り寄せてきた。眼鏡のブリッジを踏み、額を越えると、何やら首を伸ばしてにょにょーんと髪の毛の中に入り込んでじっとしている。時々頭皮を突いてくれるのがくすぐったい。　その内、髪浴びをされるかもしれないな。　そんな期待を胸にしている。

  2008年05月16日

• 寒い朝のクレアと家人＠うずら

  　ここ何日か3月に戻ったような曇り勝ちの天気で、夏の羽に切り替わりつつあるうずらさんたちには堪えるらしい。　特にクレア＠うずらには。　わがやのうずらさんたちは20度を切ると一気に動きが鈍くなるので温度には気を遣っているのだけど、それでも明け方は冷え込むようだ。よく、秋生まれの子鶉クレアはとくしゃみをするように何度も「ぎぇぎぇくー」を短く鳴いている。放置してると対抗してあまり鳴かないなちこ＠うずらまで雄叫びをあげる。女の子たちにも伝染して騒がしくなる。もちろんふすまを開けた隣の寝室の私は4回に1回の割合で寝ぼけてやらかし始めるらしい。　だから家人は皆を驚かさないように布団を抜け出すと、騒ぎの元のクレアをただじっと抱き上げているらしい。この間見た。あんよも背中も冷えて寒い寒いと小首を家人の掌にこすりつけて足をばたばたふっているのに、段々と落ち着かせて行くのを。おずおずとクレアが顔を上げると家人が大丈夫といように見詰めているのを。　とても感動したよ。

  2008年05月15日

• 我が家の音楽家たるぴょんぴょん＠うずら

  　自然の作るものは単色ではない。１つの色に見えてもカラスのように７色を持つ。葉の１つとってもそう。　人の作るものは大概が単純だ。そうあることを求められるからだろうけど、時々、無聊をかこつ。だから我が家のお抱え音楽家タルト＠うずらに慰めを求めるのだ。普段はお花に隠れるお姫様だけれど、鳴くとなったら立派だから。りりりと囀ると、ころころ音が宝石のように零れ、聞き惚れる。　いつでも生演奏を即興で奏でてくれる専属の音楽家がいるのは何と贅沢な事だろう！

  2008年04月27日

• たるぴょんぴょんにお花を＠うずら

  　花は野にあるものを愛でるもの。　自分で買って帰る、ましてや誰かに選ぶ日が来るとは思ってもみなかった。身体が変わるこの時期、タルト＠うずらは草に隠れるのが大好きで持ち帰る花を心待ちにしている。だから期待を裏切るわけには行かない。それでこうして日々花屋に日参することになっているのだ。　タルト、私はもう常連さんというレベルになったよ。　しかしこないだ君が気に入ったものだからと、雪柳を皆におすそ分けしたところ「チョコレート便×５羽全員×何回か」の発生をみたのだった。あれは酷かった。チョコレート便１つで私のおなら×５を濃縮させただけはあるから。　花との相性についてはある程度は知っておく必要があるのかもしれない。

  2008年04月26日

• たるぴょんぴょんも今年初たまご＠うずら

  　まだ他の兄弟のように大人の兆しが見えなかったタルト＠うずらですが、今年もようやく大人になりました。　たまごを生んだのです。　お姉さんのシフォンがたまごを生み始めて、お兄さんクレアがげげくーと鳴き始めて、両親のマロン→なちこと続いて、もう１ヶ月経つというところでようやく追いついてきました。２、３日前から葉っぱを猛烈に食べるようになってそろそろかと気がついていましたが、今日は特に窓辺に何度も走り寄りたがるは、抱っこして下さいと鳴き始めるは、お尻が急に暖かくなるは、と変化が一度に現れました。　で、ポンと。　頑張ったねえ、たると。たるぴょーんぴょん。

  2008年04月25日

• なちこは漢、クレアは男の子＠うずら

  　最近のなちこ＠うずらは、葉っぱをあげてもおやつをあげても直ぐには食べない。　特に女の子が巣箱のそばを歩いていると、せっかくもらった物を嘴に挟んだまま、尾っぽを震わせて、小刻みに「んふふふ」鳴いている。でもって巣箱の外から嘴を差し込まれて横取りされている。　実はこれは女の子の気を引くための行動なのだそうだ。　もっとも奥さんのマロンがやってこようが、娘のシフォンやタルトが相手だろうが、ラーメン屋で父親が子供たちにそっとチャーシューを分けるように変わらず分け与えている。そういうところが健気でなちこは可愛い。　一方、なちこの息子のクレアは頂いたらサンキューと食べている。　こちらはまだまだ子供でまた可愛い。沢山食べて大きくおなり。

  2008年04月21日

• なちこ＠うずら、初げげく

  　今日は久々にいい晴れ間がのぞいて、陽気に絆されたのかなちこ（本名：なっちゃん）が今年初めて雄叫びをした。短く「げげ」「げげく」と。息子のクレアは益々男振りが上がり濁音交じりの「ぎぇぎぇぎゅー」にバージョンアップしていた。　昨年のなちこはとても綺麗な声で「げげくー」と鳴いていたのに。声の届く先が全て澄み渡るような本当にいいものだっただけに、ちと残念だ。なちこ父さんと娘のタルトは美声の持ち主で、囀りさえも１つ１つが響く。その昔鶉が鶯やメジロと同じように鳴き合わせに供されていたというのも頷ける程に素晴らしいからね。　追記　夕方に体力を出し切ってシフォンがたまごを生んだ後、ふぃぃーーと笛のような声を上げてマロンもたまごを生んでいた。何かと春めく。

  2008年04月09日

• たるぴょんぴょん＠うずらは寂しい、子鶉は皆寂しい

  　大変です。　たるぴょんぴょん（本名：タルト）＠うずらが安達祐実「積み木くずし」ばりの激しい▼眼で睨んでいます。抱っこしようとすると身体をきゅーっと細くして逃げ回ります。手を向けるとのけ反ります。身体全体でびくーっと震えています。少し離れたところで首をにゅーんと伸ばして警戒しています。ここ暫く実家の見舞いやらで家をあけることが多かったせいです。　しかし怒った顔や怯えた顔もまた何と可愛いのか！　私の中の別なスイッチが入りそうです。ああ、可愛さ余って更に魅力が増している。　暫し感慨に耽っていたのですがやっぱり相手にされないと寂しいです。鼻から牛乳で有名なバッハ「トッカータとフーガニ短調」が頭を流れます。　シフォンやクレア＠うずらはわーっと走って来て、背伸びしてシャツの裾に顔を埋めてうーうーと囁きます。甘えてくれてる？　そんなことをされちゃうから頭の音楽がバッハ「主よ人の望みの喜びよ」に切り替わるというもので、本日はバッハ尽くしと相成りました。　うずらの子供たちは反応はそれぞれだけれどとっても寂しかったんだなと実感しました。お父さん鶉のなっちゃんやお母さん鶉のマロンは「亭主元気で留守がいい」でやっぱりというかのんびりしていたのだけれど、子鶉の各々に思うところがあったらしい。

  2008年04月07日

• 日本鶉だから米食うよ！　米！＠うずら

  　シフォン＠うずらは毎日卵を産むのでとにかくばっくばっくご飯を食べます。最近はボレー粉もよく食べますが、なんといってもお気に入りがキクスイ農園さんの青米入りの「粟米玉子」です。目に付いたお米は全部食べて餌入れの中をこぼして探しています。そうすると当然あちらこちらに餌が飛びます。巣箱の中から出て行ったらその場で巣箱の近くの砂をほじってうまい具合に引き寄せてみたり、篭脱けしようと巣箱の入り口にお腹を体当たりして引き上げようとしてみたりしています。　さすがだよ、シフォン。　それでも取れない時は一生懸命巣箱の竹ひごの間から大きな頭を通そうと頑張っています。しょげてぼーっとしていたり、こっちが見ているときはぴぴっと鳴いて「取って」の合図をする時もあります。でも概ねしばらくすると飛んでいったお米のことは忘れてまた餌入れから青米を探して喜んで食べています。そうして巣箱の敷き砂の掃除に外に出してやると始めて気がついたように床に散らばって残っているご飯を１つ１つ大事そうについばみます。　うずらさんは雀さんのようにお米が好きなんだな、似ているなと思う瞬間です。

  2008年03月29日

• 家人とうずらの皆さん

  　ここ最近、どこさ悪い子いねがーとカラスが元気良く飛び回っているので我が家のうずら一家の皆さんは落ち着かないようです。　カラスはダントツですが、空を唸らせて横切る飛行機もダメだし、すずめやシジュウカラ先生、ヒヨドリ、オナガにもびくびくしています。反応が激しいのが皆のお母さんのマロンで、器用にコンパクトに身体を縮めて水入れの下に収まっています。大したものだ。うんうん、と頷いていると家人も同様に「すごいね！」と何やら喜んでいます。　鳥籠の中でも遠くにカラスを感じれば怯えるけれど、家人やあきぶに対しては籠さえあれば身構えずに砂を浴びたりと寛いでくれるのが嬉しいそうです。上機嫌で小松菜を皆に分け与えていました。

  2008年03月20日

• うずらさんのお首

  　普段は縮めて隠しているけれどこんなに首が伸びる。　写真を撮られる時、右手を左手に被せる方がいた。とある貴人の話であるが、訳は左手の強さを隠すためなのだそうだ。うずらさんも普段丸まってすんなりとした首を見せないのには秘密があるのかもしれない。サンテグジュペリ「星の王子様」には、「見えない中心部の奥に秘密をひとつ隠している」から人を惹きつけるとある。　シフォン＠うずらにも毎日素敵で優雅で賢くて淑やかなだけじゃ言い尽くせない不思議な魅力がある。きっとまだまだ謎がいっぱい隠されているからに違いない。だからこうしていつも目を放させない。かわいいねえ。　↓シフォンにょーんと背伸び

  2008年03月13日

• げげくーの正体＠うずら

  　この間から、うずらの男の子の内の誰が雄叫びをしたのかと毎日障子の陰から様子を伺っていたのです。　明石家さんまのドラマシリーズ「心はロンリー気持ちは…」でお馴染みの壁にミミ萩原、障子にメアリーといいますからね。もっとも私はこれに続けて事件の陰には女ありと私は落ちをつけているのです。まあそれは置いておいて、本日、ようやく誰が鳴いたのか分かりました。　お父さんのなっちゃんではなく、息子のクレアの方でした。　なっちゃんは時々ぷぎゃーとか何か押しつぶしたような声で練習していました。そのまま観察しているのも気の毒なので武士の情けとしてそっと立ち去ったのでした。

  2008年03月12日

• 爪の手入れと盆栽＠うずら

  　このところ春に向けて羽が変わり始めているので色々とご飯を工夫してあげているのです。その甲斐あってお羽はつやつやうずら一家の子供たちは爪もにょきにょき伸びてしまっています。砂浴びが下手だからです。切ってやらねばならないのですが、とにかく嫌がるので1日に1爪切れればいい方です。しかも曲がった爪は市販の猫やウサギ用のハサミでは巧く刃が届きません。　どうしたものか。　ふと心を落ち着けようと「盆栽宇宙」という本を眺めていたら思いつきました。細かい場所でも、木の枝すら切り落とせる刃、そうです盆栽手入れ道具を使ってうずこの爪切りが出来ないものかと。　マンションに腰を落ち着け、もう盆栽は鑑賞のみで触る事も無いだろうと思っていましたが意外にもまたこうして盆栽と接点が出来ました。

  2008年03月09日

• そんなシフォン、声まで変わって＠うずら

  　最近ですが、わがやの可愛いうずら一家のお嬢さん、シフォンの鳴き声が変わってきました。ちぃちぃちぃとおかあさんうずらのマロンのような囁く声に変わってきたのです。以前はもうちょっと笛のようにふぃふぃとかぴぴっぴぴっと小気味よい鳴き方でしたが、今はさえずるような柔らかい声です。　ニンゲンでいうところの声変わりって奴でしょうか？

  2008年02月29日

• 今日はとっても眠い＠うずら

  　今日は風も穏やかで天気のいい日です。昨日みたいに風が吹くだけで閉じた窓からさへ冷気を通すというほどでもありません。ガタガタバタバタ軋む音も聞こえてきません。ここのところ毎日たまごを生み始めたシフォンは疲れるのか、昼間でも立ったまま眠そうにまどろんでいます。　まどろむシフォン↓

  2008年02月25日

• 今年初たまご＠うずら

  　シフォン＠うずらが今年初めてたまごを生みました。　日も暮れかけてどうも小屋の中で無性に外に出たがり気が立っています。かと思えば抱っこしてとふぃふぃと囁くので、気が気ではありませんで。こりゃここ最近活動が頻発なインド洋はスマトラ沖のように地震が起きるのか？！　だけど研究では関東には向こう100年は地震が発生する可能性は低く、東海とは逆であると聞いていたのにーーー！　気になって長周期振動地震についてなど調べることにしました。そうして気持ちも大分落ち着いた頃にうずら一家の皆さんのところに戻ったら、中に一つ、シフォンの小屋にたまごがありました。　明日、お赤飯を買ってきてお祝いをしようと思います。　↓シフォン、こんな所からこんにちわ

  2008年02月21日

• 初げげくー＠うずら

  　梅の香りも素晴らしくまた日も伸びて日増しに春を感じます。　ここ最近どうもうずら一家のお嬢さんたちはうんちが水っぽくでっかくなってきました。これはたまごを産み始める兆しかもしれません。ほうほう。感じ入っていたら、誰かが「げげくー」と鳴いていました。くぐもった「ぷぎゃー」で始まるどころか、どうしてどうして。今年は随分とスムーズな滑り出しです。　あとでお赤飯を買ってきてお祝いをしてあげよう、って思いました。

  2008年02月16日

• 見返り美人＠うずら

  　やっぱり美人だと思った。　↓振り返るシフォン

  2008年01月30日

• 寒い日のうずこ＠うずら

  　イラクのバクダッドで100年ぶりの雪と1月11日の報に驚いたら翌週18日には中東全域に広がり降雪に見舞われたサウジアラビアでは１０人もの死者を出したのでした。それが中国も50年ぶりの寒波大雪で大変な被害、と。　成程、日本は東京も寒いわけです。　イギリスではもうタンポポも見掛ける暖かさだそうですが本日は半端ありません。うずら一家の皆さんも子供のクレア、シフォン、タルトなんてそれはもう丸くなって可愛い、いや、可哀相な様であります。近くで見守っているとすぐにぎゅーぎゅーと声がします。りりしかったり、柔らかい笛であったり、澄んだ声がそれぞれ呼ぶのです。後ろを見返っているのがシフォンで正面をじーっと首をすくめているのがクレアとタルトです。ただしクレアは近寄るとすぐにこっちに一生懸命向かってきて外に出ようと嘴を籠から突き出し、タルトは体を心持右に傾けて抱えやすいように準備してくれます。　抱っこをするとぎゅーぎゅーから少し声の高いくーくーに変わって、撫ぜてもらえる様にと首をあちこちに傾けて催促します、そうして目を閉じて指に首をこすりつけて暖を取るのです。これはみんな一緒です。こういう無防備に頼り切ってくれる時、うずこのみんなに責任を感じます。心を許してくれる信頼に応えてあげなくてはと思うのです。

  2008年01月29日

• シフォン１．５倍＠うずら

  　東京は積もるかもと予想されていただけあって、本日は大変冷え込みが厳しいです。　買い物に出るにもダウンのジャケットを首元までしっかり閉めても寒くて仕方がありませんでしたもの。あー寒い寒い。我が家のかわいいシフォン＠うずらさんも固まってしまって動けません。当家比１．５倍まで羽根を膨らませて首を竦めて震えています。ここのところうずら一家の皆さんもこんな調子です。　ただ、この大きさに目を奪われてはなりません。実は寒さのためにエネルギーを消費するらしくものすごく軽くなって来ているからです。体調が戻るようにケイティー　フォーミュラベービーバード　7.5oz (212g)をどうよ？　とすすめると、穀物のごはんそっちのけでおおありがとよ！　と食べてくれます。このやり取りを数日続けてやっと普段の体重を維持させているという訳なのですから。　震えるシフォン↓　追記　で、歌を作ってみた。「シフォンの歌」　ぶーるぶるしっふぉーん♪　ぶるぶるしっふぉーん♪　しっふぉーん　ぶ・る・ぶ・る　しっふぉぉぉおおおおん♪

  2008年01月21日

• タルト足の鱗をつつき過ぎ＠うずら

  　ふぃふぃふぃふぃふぃと短く綺麗な声でタルト＠うずらが鳴くのでどうしたー？　と思ったら、右足の指をつっついて鱗に血が滲んでいるのでした。今日で２枚目になりました。何とか阻止しようと、足を消毒したら抱え上げてじっとさせているのですが目を離すと痛い痛いと鳴きながら弄りだすのでどうにもなりません。　足がかさかさしていて、葉っぱも食べたがらないから爪も曲がってこの好き嫌いさんがーーー！　明後日方向に髪を振り乱して走り出したい衝動に狩られるじゃないか。orz　で。　とうとう今日からは足湯をはじめました。　足の鱗のかさかさを和らげようと思ったのです。踵はすりきれているし、足の指からは乾燥して鱗が突き出てとがっていて、ポロポロという感じなのです。これが原因かもしれません。年を取ると段々足の鱗がこんな風に角質化してしまうと聞いた事があります。畑に放すというような感じだと庭で普通に磨耗するんでしょうが室内だと人間が何とかしてやらないとダメなんでしょう。そこでぬるま湯に消毒用にウォッカ入れて潤い用にオリーブオイル少々を垂らしてかき混ぜた中に入れ、マッサージしてあげていると言う訳なのです。　鶏はこれで上手く行ってたんだけど、鶉にはどうかな。　可愛いタルト、君が悲しい痛いだととっても辛い。君が、君だけが今日のあきぶの心を揺さぶっている。日経がどうとか、台湾立法院（国会）選挙とか、国内外の決算発表とか、それよりも君がとっても気がかりだ。　タルトー！　たるぴょんぴょーん。

  2008年01月11日

• 黒子ならぬ白子＠うずら

  　我が家のかわいいうずこたちのうち、お母さんのマロンと娘のタルトには白子があります。１枚だけ唐突に白い羽があるのです。換羽があっても同じ場所に生えています。マロンは頭頂部の右に、タルトは右のほっぺに、でいいアクセントを加えています。　何やらとってもご吉兆な徴、という気がします。

  2007年12月30日

• うずら一家の時間割

  　我が家のうずらさんたちは大体決まった行動パターンをとります。　まず、朝は十分に明るくなるまでは皆そここでうつらうつらしています。　ですが８時を回りご飯やお水を取り替える頃になると、あちこちから豪快に嘴で穀物を弾く小気味よい音が響き渡ります。一通りご飯が終えたら敷き砂を交換すれば、誰かが床を突き始めるのを合図に一斉に付け砂浴びを始めます。ばばばばと羽で砂を捲くりまくるのです。そして身体を砂にこすりつけて丸くなるものですから、黄な粉餅が５つも並んだような状態になります。十分に砂で身体を綺麗にしたらお互いぶつけ合うように砂を飛ばします。次に乾燥した松ぼっくりみたいに羽を上手に逆立てて身繕いをします。　これを大体日に３セット以上繰り返します。　それからまた合間に日差しが良いお昼にはお昼寝をしたり、お部屋を散歩したり探検したり、練り餌をもらってはしゃいだり、何かに向かってむやみやたらと怒ったり、抱っこして欲しいなと寂しがったりするのです。　↓実家の毛布のお城でうっかりお昼ねするシフォン

  2007年12月20日

• まつげがある！＠うずら

  　すごいです！！　たった今発見したんですがうずらさんを頭のほうから眺めるとまつげが見えます。ヒトそっくりです。顔から垂直に短い毛が目の縁に沿って生えています。瞼を覆う薄い羽毛には気がついていましたが、縁のあたりがヒナの時の筆羽みたくなっているようです。　鳥にもまつげがあるとは大発見！

  2007年12月17日

• タルトかシフォンか＠うずら

  　このところ頭上でヒヨドリが柿とったどー！！　で、しかもカラスがオラオラオラオラと駆け巡るので、シフォンとタルトの姉妹が恐れおののいています。どんなに遠くであろうが、目には見えない壁の向こうであろうが気配が分かるようで警戒したりしています。水入れの影に隠れたり、しゃがみこんだりしています。成程、この慎重さがうずらさん達が現在まで生き残らせた訳でしたか。精一杯の身を守る嘴のつつきもあんよのキックも優しい小鳥がどうしてか？　その謎がたった今解けました。　だけどここにはまだまだ問いが残っています。　怯えるタルトとシフォンのどちらを先に宥めたらいいのか、という問題が。ミステリに名高い寓話「トラと美女」の如き難しい選択です。　↓コワイヨーなタルト

  2007年12月15日

• タルトの約束＠うずら

  　タルトの爪の周りが血だらけで腫れた姿で発見されて早数日、ようやく一人で砂浴びも出来るほどに回復しました。療養中は不安でいつもヒトがそばにいなきゃ嫌だとぐずっていましたが最近はそうでもないようです。　ただ、このところちょっと放っておくと巣箱の入り口のあたりでずーーーーっと立って、こちらを眺めています。微かに震えて、蛍光灯の音のように聞こえるか聞こえないかというところでうーうーと鳴くのです。　熱もないあんよも大丈夫、うんこもイイ感じで、さてどうした？　家人に話してみると、そういえばと私がここ３週間寝込んでいる間のことを教えてくれたのです。タルトがよたついたり不安そうに唸ったりしている時には安心して目を瞑るまで両手で抱え込んであげていた事を。自分の足でもないように足が痛くなって心細かったでしょう、あるうる話です。でもこないだ大人になったばかりのタルトには、きっと「ずっと」こうして訴えれば抱っこしてくれると約束したと信じているのに違いありません。　分かったよ。　日向ぼっこにうってつけというのに、こちらを見上げて瞳だけが大きくなったり小さく収縮させたりしてじっと待っている女の子はタルトだね。巣箱を静かに持ち上げるとくるりと後ろを向いて、心持ち右に傾いて備えて、首だけこちらを向いて大丈夫かしらと見詰めるのも。大丈夫、ほら、抱えた。窓の外では奇声を上げるヒヨドリの威勢がいいけど、もう怖くないね。　と。　甘やかしていると、何やら他のうずらさんたちも皆うーうー唸り始めたり、水を盛んに飛び跳ねまわし始めたり、餌をがっつがっつそこらへんに飛ばし始めたり、巣箱の中をうろうろし始めひっくひっくぅと騒ぎ始めます。他の皆はさっきまで屁ともしないで砂浴びしたり足を伸ばして寝ていたのにーーー？　その後、警戒心の強いマロンを除いて、次々とシフォン、クレア、なっちゃんと抱っこで落ち着かせたのでした。　家人とタルトの約束は既にうずら一家の皆に広がっているようです。　私も批准することに決めました。　↓タルトと家人　タルトだけはいつも物珍しげに携帯カメラによってくるのでピンボケして写ってしまいます。

  2007年12月07日

• うずらの歌

  　うずらさんの囁きは森の中にいるような気にさせてくれます。目の前で鳴いていてもどこか遠くからのように響くからです。春夏のげげくーの雄叫びは別として野山や茂みではきっとこんなふうに密かに囀っているのに違いありません。　今日はお天気も良く、カラスも見当たらず、車もうるさくなく、そこそこに気を許していたのでしょう。うずらさんたちと過ごして１年目にしてようやく歌を聞くことができました。それは私が一緒に日向ぼっこしていた時のことです。　りりりりり。　小気味良い鈴の様な微かな声がしました。でも鈴ほど甲高く金属ぽくなく、かといって虫の音よりも明るく柔らかい不思議な音色でした。心に染み渡ります。もしかしたら妖精が現れる前に聞こえる良いう鈴の音なのだろうかと見ると、タルトでした。すぐに歌を止めてしまいましたが、あれはずっと聞いていたくなるものでした。小さな頃から父親のなっちゃんのように声が素晴らしいかったのですが長じてこれ程とは。人が一生に一度は聞くといい、そういう歌です。　わがやのかわいいうずこたちは静かでめったに鳴きませんが、いつか家人にもあの歌が聞けるといいのになと思いました。

  2007年12月01日

• 

  タルトが怪我をしました＠うずら

  　「いえーい」で始まって「すぅぅっぱひぃぃろお」で終わるCSI:マイアミを楽しんでいたら、急にうずらさんのお部屋で鳴声がしました。　クレア、シフォン、タルトがうーうーと寄っては来るのですが、おかしな様子は見えません。とりあえず問答無用で１羽ずつ抱き上げてみます。するとタルトだけが妙に足を庇って曲げるのです。仔細にみると張れて血が出ていました。消毒をして、砂をどけて、清潔なペットシートを敷いた中にタルトを入れました。だけどすぐに砂が欲しくてペットシートを齧ったり、自分で出したうんちに含まれる砂までも物色し始めてしまいました。早速バスを乗り継いだペットショップまで出掛けて砂を調達してきたのでした。　明日にでも砂を注文しようと思います。・砂浴び御用達↓小鳥の敷き砂　バードサンド　　2kg　これ以外の砂を入れても砂浴びをしたがりません。目の細かさが気に入っているようです。たださすがに食べるには粉っぽくいみたいで口に入るとはっはと嘴をあけて吐き出そうとします。それでも上手くいかないと水入れで嘴をすすぎます。・食用ミネラル豊富な食べる砂　グリット　250g　食用ではこちら。砂肝で役に立つ、程良い大きさで好評です。

  2007年11月20日

• うずらの瞬き

  　うずらの瞬きは下からだけでなく上下同時に閉じる事があります。　同じキジ目の鶏とはちょっと勝手が違うようです。概ね下瞼でお目々を全部覆ってしまいます。見たところ、上瞼：下瞼＝２：８ぐらいの割合で瞼の余裕があるらしいので、上からも下からも閉じる事ができるみたいです。ぱちぱちっと。　ほうほう、大したものじゃないか。

  2007年11月17日

• 隠れるシフォン＠うずら

  　１年たってシフォンは女の子らしくかなり体が大きくなりました。　お母さんみたいな立派な体躯で、もう男の子や小さくてスリムな妹タルトみたいに両の掌で包むことも出来ません。でもシフォンはそれでも掌に乗るとつんつんと指をつついて「くるんして」とせがみます。ごめんよ、あきぶは成長したお前をもう手の中に収める事ができないんだ。手がちいこいんだもの。宥めるものの、シフォンは癇癪を起こして部屋の隅のカーテンの陰に隠れてしまいます。かと思えばすぐさま抜け出して、まるめたスカーフやタオルで作ったお山に飛び込みます。そうしてもぞもぞと布を纏うと、首だけ出してひっくひっくうと怒ります。　人差し指と中指の間から頭を出すのが好きで、いつもくすぐったくて気持ちよくしてくれたものでした。ああ、あのシフォンに帰ってきてもらえるように横抱っことか色々試してみよう！　そう思いました。気分は「北斗の拳」のテーマソング状態です。　隠れるシフォン↓

  2007年11月15日

• タルトは親離れ？＠うずら

  　遊歩道の脇に咲くメランポジュームは黄色くて小さい可憐なキク科の花だ。この花の群生を見る度に、いつもタルト＠うずらのことを思い起こす。花に隠れるほど背も低い可愛いうずらさんだからだな、きっと。　小さい頃は背筋をしゃっきりして嘴をこれでもかと言うくらい開いてぴーぴー！　身体全身震わせて私を呼びつけたものだった。それがここ最近は目を▼にして物言いたげだ。かと思えば、ミルトン「失楽園」に描かれる人の祖のようにささと隠れるからもどかしい。　これはひょっとして親離れの時期なんだろうか。　外を散歩して、タルトを想起させる欠片がほんの少しでも見つかると、そんな風に考えている。小さ過ぎる体躯のせいで、こないだはお母さんのマロンに手酷く突かれて鳴いていたじゃないか。だからこそ誰よりも大事にしてあげなくちゃって思っていたのにいつの間にこんなに独立心がついたんだろうな。でもな、タルやタル。それでもこれから先また誰かに苛められて独り寂しい思いをするなら、このあきぶが存分に甘やかせてやるので覚えておいておくれよ。

  2007年10月25日

• うずらも縄張りを持つらしい

  　夏至も遠くになりました。公平に日が当たるようにと、たまに皆の巣箱をシャッフルしています。　しかしうずらさんは住み慣れた視界が変わるとどうにも居心地が悪いようです。掃除のために巣箱から出してあげると、こないだまで自分のいた場所に戻って威嚇します。われわれと同居しているうずら一家の長男のクレアはぶっひーぶっひー、末っ子タルトは目は▼にしてひっくひっくーと怒鳴りつけています。かと思うと、巣箱の脇にぴたりと身を寄せて座り込んでしまいます。　うずらさんたちも場所を覚えて縄張りを持つようです。　新たな発見でした。

  2007年10月24日

• １羽だけ異常に水の減りが早いです＠うずら

  　わがやの賢くて美しいうずらのシフォンは、直ぐに水を空にします。朝に水をいれても何度も継ぎ足してあげないと無くなってしまうのです。どうしてそんなに水が消えるのかというと水面をレ点を突くように掬い上げるからです。　しかし更に今日気が付いたことがありました。　兎に角、水滴を隣の巣箱に跳ね散らかすのですが、そこに特定の意図があるようなのです。一体どうした食事をしているのかと、早速観察してみることにしました。　すると　穀物を食べている時に餌も水もあちこちに飛ばす　↓　飛ばした餌が気になる　↓　餌の隣の水入れに落ちているのを発見　↓　顔を突っ込んだり、乗り上げて足で蹴り上げる　↓　水入れの水があちこちにばら撒かれて空になる　この様なサイクルを繰り返しているのでした。　この一件は、シフォンの食べ物１粒１粒を大事にする几帳面な性格を示してくれました。

  2007年09月27日

• 秋色のドレス＠うずら

  　羽の殆どが一気に抜け落ちてタルト＠うずらは待針が突き出る針山になりました。　抜けた直ぐ下から新しい羽が皮膜に包まれ蕾みたいにまとまっているためです。こういう時に抱っこしようとすると、目を▼にして嫌がります。翼で手を払いのけます。ぴっ！　っと鳴いて逃げ去ります。　そのタルトのお羽も、毎日朝から晩まで手入れをしているおかげでようやく身体全体に広がりました。１度に生え変わったものですから、どこもかしこも柔らかい羽で幼児の肌の様にすべすべしています。あごで背中を触ってみると、新宿の京王デパートでみた我が家の食費の２か月分はするシルクのローブみたいで驚きました。でもそれよりはずっと暖かくて質感があって手放したくないと思わせます。　生き生きした秋の茶色が良く似合って可憐で王女様みたいです。これはタルトだけの纏う世界でただ１つの素敵なドレスだと思いました。

  2007年09月21日

• 上下関係はどこで決まるんだろう＠うずら

  　すごいぞ！！　あのマイペースでおっとりなうずら一家のお嬢様、シフォンがお母さんのマロンを追い払った。　巣箱の掃除にシフォンを外に出して、下敷きのトレイを皆と交換していた時だった。マロンがするりと抜け出してしまった。シフォンはマロンの大好きな日向の窓辺に立って首を長くして外を見ている。そこへマロンが走っていった。　マロンは嘴が強くて突かれると無茶苦茶痛い。対するシフォンは小松菜すら柔らかくつつくんだ。大体、奴さんは大柄だし喧嘩なれしている。旦那のなっちゃんだって、妹のタルトだって半泣きするほどだ。逃げるんだ。逃げるんだ、シフォオオオオオン！！！　でも、シフォンは逃げない。　ぱっと振り返り目を見開き背筋を伸ばしてマロンを見下ろす。威風堂々立派に立つ。お互いの嘴の距離は１センチもない。するとなぜか瞬時にマロンは怯んで半身を引く。そしてびくびくと脇に控えようとする。そこを見逃さない。向きを変えるかどうかで止まったところをシフォンが突く。驚いたマロンはカーテンの陰に隠れてしまった。　やるねえ。　鮮やかなものだ。　マロンを隅っこから回収する間、戦い終わったシフォンはぽくぽくと日向に当たって目を細めたり開けたりしていたけれどやっぱり自分の巣箱がいいのか一人で戻って行った。巣箱の準備を待ちながら隣の妹のタルトのこぼれ餌を食べてみたりといつも通りで、些かの動揺すら見せない。　だけどマロンは何に怯えたのだろうか？

  2007年09月19日

• 同性に対して気が荒いようです＠うずら

  　うずらのお父さんのなっちゃんとお母さんのマロンは最近富みに同性に対してキッツイです。自分の子供達であろうと容赦がありません。　掃除だ、と小屋から出してあげるとなっちゃんはパッと息子のクレアの前まで瞬間移動してむーむーと唸ります。嘴を巣箱の隙間から突っ込みすぎて顔に跡がつくほど擦り続けていたらとうとう顔の羽が剥けて来ました。　お母さんのマロンは娘のシフォンやタルトと一緒に出していたものの攻撃性が激しく、特に身体の小さいタルトがそばによるだけで怯えてしまうほど痛めつけるようになりました。換羽の途中の羽を毟ったり、足を狙いつついたりとやることは相当にエグイです。　案外、秋というのは大人のうずらさんを殺伐とした気に追い込むのかもしれません。

  2007年09月18日

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