アメリカの保険のシステムって恐ろしい・・・ (21w1d)
先週の日記で病院を変えなくてはならなくなるかも・・・と書いた後色々調べてみたら大変なことが分かりました!! 普通保険にはOut-of-Pocket Limitといって自分の懐から出す金額には限度があって(私の場合は1年で$2,000)その金額を超えたら保険が超過分は全部負担してくれる、というシステムになってます。私の今の保険は私が診てもらってるドクターは保険が利くんだけど、彼女の勤める病院(Legacy系)は一部しか保険が利かないんです。(変なの~・・・)もしもLegacy系の病院に行ったとするとその懐限度額が何と、$2,000ではなく$6,000ということが判明したのですよ~・・・。ちょっと今の病院よりは遠くなるんだけど、Providence系(オレゴン以外にもあるのかな?)なら限度額は$2,000で済むんです。すごい違い・・・。普通分娩ならどちらの病院に行ってもあまり変わらないかもしれないけど、(あ、でも入院費があるからやっぱり違ってきますね。)もしも例えば帝王切開ということにでもなったらその差はすごいことに!!この前今の病院が教えてくれなかったら一体どうなっていたことか・・・とかなり冷や汗ものです!!ここ1週間で同僚や友人に聞きまわってProvidence系でいい先生を紹介してもらったし、どうやら何とかなりそう・・・、という結果に昨日ようやく辿り着いてほ~っと胸をなでおろしている次第です。日本だったら政府から出産費用も戻ってくるんでしょうけど、アメリカにはそんなものがない! 一人出産するのにそんなに大金が掛かって、アメリカ人は一体どうやって生活しているの~!?と、本当に疑問です。きっとこんなんでアメリカ人の借金は増えていくのですよ・・・。でも例えばKaiserの保険だったら出産はほとんどただのようなものなんですよね。彼の会社はKaiserなんで、私も彼の方に加入を考えたけど、私の保険は全部会社もちなので、ただ。ところが、彼の保険に加入するとなると、月$200~300はかかります。しかも1年に1度しか入会、退会が出来ないので、 1年間加入するとなると今の私の保険で出産するよりも高くつくのです。もっと大きな会社だったら保険の内容もかなりいいんじゃないかなぁ。何か損してるような感じ~・・・。まぁ、そんなことを言ったところで仕方がないんですが・・・。アメリカの医療制度、どうにかしてくれ~!!って言うのが結論ですね。最近妊娠した同僚にこのことを教えてあげると、彼女も知らなかったらしく、「私も確かめなきゃ!!」と焦っていました。なぜこんなことになったのか、というと、会社の保険が今年1月に変わったんです。だから私は去年以前の保険の時に産婦人科に行き始めて、保険が変わった時にきちんと調べきれてなかったんですね。私の方も抜かりがあったんだけど、アメリカ人の同僚も気付かないほどのことなのでやっぱり制度に問題があるのだ!!と怒ってます。