|
カテゴリ:文章作法
正直に言うと、このテーマは、自戒の意味を込めて書
いている。普段、何となく使っている言葉だが、いかに 誤用していることか。あとで読み返してみて、気恥ずか しく思うことが、間々ある。モノを書くときは、必ず辞 書を二、三冊は傍らに置き、分からないこと、あやふや な語句は調べるようにしているが、それでも間違いが発 生する。とくに、思い込み、正しい意味を間違って覚え ている場合は、始末が悪い。そこで、日常、誤りやすい 用字、用語の例、その3をお届けする。 ●出る釘は打たれる→出る杭(くい)は打たれる ●天罰が当たる→天罰が下る ●苦虫をかんだような→苦虫をかみつぶしたような ●人を借り(狩り)集める→人を駆り集める ●微に入り細にわたって→微に入り細にうがって ●物議を呼ぶ→物議を醸す ●(バレエの)プリマドンナ→プリマバレリーナ (「プリマドンナ」はオペラの女性主役) ●下手な考え休むに似たり→下手の考え休むに似たり ●骨身をやつす→骨身を削る いかがでしょう。 間違って記憶している語句が、何 点あったでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[文章作法] カテゴリの最新記事
|
|