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テーマ:心のトラブル110番(82)
カテゴリ:文章作法
最近、一番気になるのが、「られる」を「れる」と省
略して言う人が多いこと。たとえば、「起きられる」を 「起きれる」、「着られる」を「着れる」、「食べられ る」を「食べれる」、「見られる」を「見れる」といっ た具合。いわゆる「ら」抜きである。 これは、正しい、正しくないというよりも、感性の問 で、残念ながら、こちらのほうが正解となる可能性もな いではない。 ただ話し言葉なんて、時代とともに多少は変化してい いものだが、ちゃんとした文章となると、やはり、正確 さは伝承すべきなのでは…と思う。 「誤りやすい用字、用語の例」その六である。 ●裏舞台での交渉→舞台裏での交渉 ●折り紙付きの詐欺師→札付きの詐欺師 ●キジも飛ばずば撃たれまい→キジも鳴かずば撃たれまい ●苦杯にまみれる→苦杯をなめる、苦杯を喫する ●公算が強い、公算が弱い→公算が大きい、公算が小さい ●名前に泥を塗る→顔に泥を塗る ●平均アベレージ→平均、アベレージ ●募金を募る→寄付金を募る、募金活動を行う ●三日とあけず芝居見物→三日にあけず芝居見物 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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