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テーマ:酒とタバコは罪悪?(2)
カテゴリ:食べ物・健康
健康のために…という台詞が嫌いだ。もちろん、食
べ物は大事である。しかし、食べ物による「健康の維 持」は究極の目的の一つではあるがが、私にとっては それ以上に大切なのは自分の好きな酒、タバコを気兼 ねなく飲めるように、体の環境を整えてやることだ。 それは、決して長寿のためではない。私の理想の死 に方は、「ピンピン、コロリ」。つまり、死ぬ寸前ま で健康体でいて、コロリとあの世へ逝くことだ。いく ら、九十歳、百歳まで長生きをしたって、寝たきりの 状態では意味がない。 しかしながら、健康情報は巷に氾濫し、その説は種 々いろいろ。どれが正しく、どれが誤りであるかの判 断は、学者によっても十人十色、千差万別といってい い状態だ。 玄米菜食にしても、「あれは貧しい時代の食養法で 現代では通用しない」という人もいれば、「飽食の時 代だからこそ、食の原点に戻るべきだ。これは、最高 の食養法」と言い切る人もいる。 単一の食品にしても、時代とともに、その有効性や 価値は変化している。たとえば、一時期、「バターの 過剰使用はいけない。マーガリンにすべきだ」と、自 然食愛好家は、マーガリン一辺倒だったが、現在では マーガリンの有害性が喧伝され、バターが優位に立っ ている。代表的なのは、食物繊維だ。昔は、無用の長 物である…と言われていたが、現在では、腸の掃除を するなど、その有効性が分かり、積極的に摂取しなけ ればならない食品として、認識されている。 ほんの一例であるが、食の価値観は、化学の発達と ともに変化していっている。では、私たちは、どうし たらいいのか? (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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