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テーマ:身土不二って?(1)
カテゴリ:食べ物・健康
食養には、「身土不二」という根本原理がある。そ
れは、その土地で、その季節に作られた食物を食べよ …ということである。つまり、食物は、時間と空間の 秩序を乱してはいけないということだ。 ところが、最近は農薬技術の進歩という名のもとに 大量の化学肥料、農薬が投下され、その上、大量の石 油をを使ったビニールハウスで、冬でもキュウリやナ ス、果ては、メロンまで作られるようになっている。 作物は、本来、その季節、その土地とのバランスが 取れてこそ、おいしいものができるはずなのである。 季節を無視して、人工的に栽培された作物は、生命を 養う力に欠けているのは当然である。 国には、何人といえども守らなければならない「法 律」という、一つのルールがある。破れば、当然、刑 罰を受ける。これと同じように、自然界にも「法則」 がある。その一員である人間も、法則を無視したりす ると、病院という牢獄に入れられ、病気という苦痛を 与えられる。場合によっては、「死」という極刑も受 ける。 では、法則無視とは? それは、大自然のバランス を乱し、食を軽んじることである。私たちが、食欲や 好み、果ては、流行に任せて、食べたいものだけを食 べていたのでは、健康を手に入れることはできない。 「正しい心で、正しいものを食べる」…これが、自然 界の基本的なルールなのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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