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テーマ:心のトラブル110番(82)
カテゴリ:食べ物・健康
体には、本来、自衛力が備わっている。少しぐらい
間違った食物が体内に入っても、これを体外に排出し たり、自分の体の正しい組織に同化してしまう大きな 力が与えられているのだ。 もともと、病気が治るということは、本人に備わっ てい回復力によるもので、薬などの作用は、それを補 助し、促進するものにすぎない。 これが、「自然治癒力」とか「自然良能」と呼ばれ るものである。 薬だけで治らなかった症状が、食養を行うことによ って、急に効果が上がったとかいう現象は、自然治癒 力が回復した証明なのである。だから、この力をいつ でも発揮できる態勢を保つことが健康の基本となる。 自然治癒力は、年齢とともに衰えていく。出世直後 はピークにあり、再生力が旺盛だ。若ければ若いほど、 十分な力が与えられている。 例えば、老人や病弱者は、カゼをひくと、しばしば 熱や咳きなど激しい症状が出ないことがある。そのと き、多くは手足が冷えて、全身が抜けるようにだるく なり、急速に衰弱する。これは、自然治癒力が弱まっ ている証拠だ。 これに対して、若者や体力のある人がカゼをひいた ときには、派手な症状が表れる。高熱、咳、痰、頭痛、 首の凝り、発汗などが表れるが、治るのも早い。高熱 や咳は、自然治癒力が旺盛な証拠だという。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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