槍ヶ岳山頂でゲリラ演奏!
つ、遂に実現しました。この夢のような企画を思いついたのは何年前だったでしょう!まさか実現するとは・・・槍ヶ岳山頂でソプラノサックスの演奏に成功しました!イカレポンチ研究所ならではのイカれた実験ですね。うは。イカレ動画http://www.youtube.com/watch?v=IQChYlZqDGs場所も場所ですが、リハなし一発勝負、酸素のこと、恐怖感などの心理状態でやはり演奏の出来はよくありませんね!どひゃ。ソロの場合、テンポをキープするため方足で調子をとるのですが、そこまで考えていませんでした。頂上はあまり広くなくて四方が絶壁となるため非常に危険です。足場も悪く、演奏中に後ろを人が通った場合にもしもの接触で転落するのが怖かったので自分の体のキープするために片足を前に出して踏ん張ってました。やや走り気味の焦った演奏になってますね。(汗)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ここ数年、毎年お盆休みは上高地に出かけてトレイルランを行っていますが、まともな天候に恵まれたことが無いですね。ところが今年は天気予報も見ると11日~ずっと晴れマーク。ついに夢のチャンスが巡ってきました。 2,008年に始めて槍ヶ岳に登頂したときビギナーズラックというか快晴で穂高までくっきりと見渡せました。そのときにここでサックス演奏したら面白い企画になるなぁ・・なんて。翌年から出発前にお天気チェックをしていましたが、そんな都合のいい日はありませんでした。 昨年も雨の中登頂しましたが、3180mの頂上では登ることすら容易ではないのです。晴れていたとしても強風だったりガスがかかって冷たかったりと登頂したときにどうなっているのか?山頂は刻一刻と変化し予想のつかない世界です。8月11日に上高地に移動して例の如く徳澤にキャンプイン。今回はお天気が安定しているのでソプラノサックスを持参。翌朝4時起床、トレラン用のザックに必需品を詰めてサックスのケースをくくり付けるのですが、上手く出来ないのです。・・・出発前に考えていないのがミソですね。あはは。本体を出してタオルで覆いザックに無理やり押し込む。5時半に出発。もちろんトレランですから走って行きます。ソプラノサックスがやや重いのですが、普通に走れます。徳澤から横尾に着いて急いでいるので何も考えず左に!これは涸沢カールへの道ですね!バキューン。 速く槍ヶ岳に到着しないと昼から天候が崩れるので焦っていたのでしょうか?本谷橋を過ぎてコース違いに気が付く。既に時刻は6時30分。迷うことなく横尾に折り返して槍に向かう。走っているからこそ出来ることですね。結局7時に横尾に再び戻りました。1時間のロスタイムです。横尾を過ぎて少し行くと走れるようなところは所々しか無く後はひたすら身軽な歩き登りです。気温も上昇し標高が高いので空気が薄くなりダラダラと登ることに・・11時槍小屋に到着。ここから槍の頂上までは登山渋滞もあり30分は掛かるので、どうしようか迷いましたが、お腹が減ってフラフラするので先に食事をすることに。カレーと生おルービを頂いてご機嫌。 まだ雲も出ていないため頂上演奏を決意してトライ開始。岩にしがみ付きながらクサリ、はしごなどを使って登るのですが、遅い人もいますのでなかなか進まないですね。頂上に到着してすぐ楽器を出してまず音が出るか確認。すぐそばにいた大学生のような若者に動画を撮ってほしいと依頼しアングルや撮り方を指示。彼はちゃんと撮ってくれました。名前を聞くの忘れてた。たまたま頂上にいた人たちに「ここで演奏するのが夢だったので演奏させてください」と告知。「曲はdreamです」といって演奏を開始。音色はあまり良くなかったようです。カメラの動画なので音源も良くないようですが、演奏が出来ました。気温も低くなく、風も強くなくラッキーな瞬間としか言いようがないですね。お昼からも雲が掛かることも無く、偶然がここまで重なるよい日に遭遇しすることすら難しいと思います。夢は叶うものですね!前代未聞だったら凄いのですが・・楽器演奏の出来る方、山頂ゲリラライブどうぞお試しください。槍ヶ岳以外の山でもいいのですが、とにかく槍の頂上は他の山と違い格別な空間だと思います。下りはザックが岩に接触して楽器が潰れないように慎重に降りました。槍小屋から徳澤まで走って帰りました。午後4時ごろに無事に到着。いい練習が出来ました。翌日は岳沢~前穂高~奥穂高~涸沢~徳澤のグルリンパトレランです。・・・つづく8月のおジョグ 254km年間変態指数 11.0イカレポンチ研究の成果にご満悦なせんせに今日もポチッとお願いします!↓ ↓ ↓にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村