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カテゴリ:科学・宇宙...林檎落しますか?
今日で数字の話は終わりにします。 で最後に極め付きの気持ち悪い数字を見せようかなってことでw。 たぶん、夢に出るほど気持ち悪いですよ。 以下のような問があります。 問1. 1個のリンゴを3等分しなさい。 簡単ですね。 リンゴを真上から見て、120°づつ3分割すればいいだけです(算数の話ですから、『本物のリンゴは正円ではなく、もっといびつだ』などというツッコミはなしでw)。 問.2 その3等分したリンゴを元の1個に戻しなさい。 これも簡単ですね。 くっつければいいだけです(算数の話ですから、『切れ目が残る』とか『果汁がこぼれた分減っている』などというツッコミはなしで)。 図で表すと、 となります。 これを算数の式に表してみましょう。 問1ではリンゴ1個を3等分するのですから、 1/3個 ですね。つまり、 1/3=1÷3 という式になります。すると、 1÷3=0.333333・・・ “3”が永遠に続く『3の循環少数』の解になりました。 では問2も同様に式にしてみます。 (1/3)+(1/3)+(1/3)=1 で、元の1個に戻りました。 (1÷3)+(1÷3)+(1÷3)=(1÷3)×3=1 これまた、元の1個に戻りました。 ところで、 1/3=1÷3=0.333333・・・ ですから、この“0.333333・・・”も同様にしてみると... (0.333333・・・)+(0.333333・・・)+(0.333333・・・)=(0.333333・・・)×3=0.999999… あれ? 元の“1個”に少し足りない...(決して果汁がこぼれた分ではないw) ほらまた、こんなところにも『気持ちの悪い数字』が隠れてた..._| ̄|Oil|li でも、何故こんなことになったかはわかりますよね? “0.333333・・・”などという循環小数や“π”などの無理数、つまり『現実にはあらざる数』を解としてしまった時点で、“1/3=1÷3=0.333333・・・”という等式は破綻しているんですねw。 “0.333333・・・”とか“0.142857142857・・・”と永遠に同じ数が循環する数字は、数にあらざる数“∞”の一味なのです。 まったく油断も隙もない! こんなところにもやつら『気持ちの悪い数字』が潜んでいたんですねぇ... どうです? 夢に出そうでしょ? え? でるか!って...そうですか。 しかしまぁ、こうなってくると、この世で安心して付き合えるのは、指折り数えられる数字だけってことになりますね。 でも指を使っての数え方は、両手両足を使っても“20”までが限界!(まぁ、関節を1個ずつ使えば多少増えますがw) で、登場するのが、あれですよ、あれ! そう! ↓ これ! 『正』の字! いいですねぇ~、シンプルで、画数5! 日本人なら絶対書き間違えそうにない字です。 ところで、同じような数え方、アメリカにもあります。 映画の“Seven”のタイトルでも似たようなのが出てきましたよね。 まぁ、引っ掻き傷ってのが多少不気味ですが、“ I ”“ II ”“ III ”“ IIII(IV)”“ V ”ってなローマ数字がルーツだと考えればわからないでもないですね。 もしかしたら、ヨーロッパでも同じなんでしょうかね? そういえば、 真偽のほどは 確かではありませんが 昔 こういうのを 聞いたことが あります。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ イタリアの数え方... ・ ・ ・ ・ ・ ・ やっぱ、夢に出そうじゃん! この5日間を振り返って... 数字って、気持ち悪い奴らばっかり..._| ̄|Oil|li でも好きなの お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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