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Diary of Heavenly-Alica

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2005/05/01
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今日は昨日ほどじゃないにしても、やっぱ暑かったですね。

日もすっかり長くなって、気分はもう私の苦手な夏ですw。

今(21:00)はすっかり日が落ちてますが(あたりまえw)、今日は雨模様で星は見えません。


ところで...


夜空って暗いですね。

何故でしょう?

「太陽が出てないんだからあたりまえじゃん!」って?

残念ながら「あたりまえ」じゃないんですね、これが!


論理的にいうと、夜空は明るくなければならないんです。


宇宙には無数といっていいほどの星があります。

この星のひとつひとつが核融合に輝く太陽と同じ、「恒星」です。

つまり宇宙には無数の太陽が存在しているんですね。

なのにどうして暗いのか?

「他の星は遠いから」というのも答えにはなってません。

私たちの太陽に最も近いアルファ・ケンタウリという恒星からは、たった4年と4カ月で光が届きます。

各恒星の光はどれほど宇宙が広くとも、宇宙ができてからの140億年の間には隅々まで届くはず。

ってことは、宇宙は光で満たされていなければならないことになります。

だのに夜空や宇宙は暗い...


この矛盾を「オルバースのパラドクス」といいます。


1820年代、ドイツの天文学者オルバースが提唱した逆説で、以来180年間、天文学者を不景気にあえぐ会社経営者のごとくうならせ続けてきました。

つまり、「夜空は暗い」というあたりまえのような現象も、天文学的には長年の謎なんですね。


このパラドクスに対して、まずオルバース自身が仮説を立てました。

「実は、星の数は無数ではなく、1000万個程度である」

今では我々の住む銀河には、3千億個の恒星があり、この宇宙には数千億個の銀河があることがわかっています。

3千億×数千億...少なくとも100穣(100,000,000,000,000,000,000,000)個の恒星があるわけです。

「星の数は少ない説」...玉砕!


次に出てきたのが「宇宙塵説」。

「宇宙には無尽蔵の塵が浮遊していて、それが熱や光を吸収している」

ところが、この塵がほとんどエネルギーを吸収していたら、今度は塵が光りだしているはず。

結局は宇宙全体が光るはず。

「宇宙塵説」...玉砕!


20世紀に入って決定打として出てきたのが「宇宙膨張説」。

「宇宙は絶えず膨張しており、お互い遠ざかっているので、恒星からの光が赤方偏移で波長が引き伸ばされて、光量不足で暗くなる」

いわゆるドップラー効果というヤツですね。

しかし膨張宇宙と静止宇宙を比べてみても、明るさは1:2程度という結果が出ました。

つまり、ドップラー効果程度では宇宙はこれほど暗くならない。

「膨張宇宙説」...玉砕!


で、今新たに言われているのが「発光銀河若年説」。

「星々は昔から光っていたのではなく、銀河が光るようになったのはほんの数十億年前である」

つまり、銀河は生まれたての赤ん坊であり、全宇宙を光で満たせるほど生まれてから時間がたっていないから、宇宙は暗いのだそうです。

今のところこれが最有力説ですが...

よく考えりゃ、この説が正しいとしたら、いずれは全宇宙が明るく輝いて、地球も灼熱に晒されることになるんですね。


でもね、どうせそのうちこれも玉砕して、新説が出てくるに決まってますw。


で、私の説...

「神様が人間に夜空を見せて、夜空ノムコウを哲学できるように暗くした」

非科学の極致ですなw。


でもね、夜空をみているとね、思うんです...

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いくら働いても働いても

私の財布はお金でいっぱいにならない。





これって「オルバースのパラドックス」じゃ?

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お前の哲学ってそれかい? ..._| ̄|Oil|li










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Last updated  2005/05/02 12:03:55 AM
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