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カテゴリ:科学・宇宙...林檎落しますか?
先日の日記で、人間の脳の働きで起きる錯覚について書きましたが、夕べ、凄く面白いサイトを発見しました。 人間の目って、前面60度くらいははっきり見えているようですが、実はピントが合っているのはほんの数センチの直径の範囲だけです。 それを補正するために、人間の目は焦点の位置を無意識にずらして、ピントの合った様々な周りのイメージも脳に送り、それらを連続する画像イメージに変換しているのだそうです。 早い話、絶えずきょろきょろと周りを見回しているんですねw。 ところが、そのイメージの間にグレーの無地画像を挟み込むとどうなるか? 例えば、間違い探しのような、Aという絵とそれと少し違うBという2枚の絵の間にグレーの絵を挟み、連続して表示します。 A → グレー → B → グレー → A → グレー → B ・・・ って感じです。 すると、普通ならすぐわかるAとB、2つの絵の違いが、非常にわかりづらくなります。 試しに、ひとつ問題を作ってみたのですが... ■問題 どうですか? 2種類の絵の違い、わかりました? 実はこの錯覚、答えを知っていると働きません。 ゆえに私にはうまくできているかどうか、わからないんですw。 で、答えです。 ■解答 わかったでしょ? じつはこの現象、『チェンジ・ブラインドネス【Change Blindness】』といいます。 「変化の目隠し」ってことですかね? 明らかに違っている映像の間にグレーの絵が挟まることで、目で追っている画像の連続性が乱され、違いが認識できなくなるんですね。 ちょこっと『サブリミナル効果』にも似てますねw。 これの正式版が見たい方は、Frank Schieber教授のChange Blindness Demonstrationにどうぞ! 英語のサイトですが、左下の方の“Click here to start the Change Blindness demonstration”という部分をクリックすると、Change BlindnessのFlashが始まります。 絵にカーソルを持っていき、右クリックすると、“Plane”“Harbor”“Dinner”etc.といった別の絵でのChange Blindnessを選択できます。 しかしねぇ... 間にグレーの絵を挟むと違いがわからなくなるんでしょ? ってことは... 昔より太っちゃったとか、ハゲちゃったとか、シワが増えちゃったとかで、「お前、昔と変わったよなぁ」と言われるあなた... 顔の前に昔の顔写真とグレーの絵を持っていき、交互に出しながら歩くと、誰にも歳くったように見られないかも?! おー、ないすあいであ! こんな感じ? ↓ んなわけあるか! バカ! (¬_¬)ふっ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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