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カテゴリ:科学・宇宙...林檎落しますか?
天文 物理 生化学 気象 航空力学...私、科学が好きだったりします。 でも『科学』って聞くと「嫌い!」と答える人、多いですね。 わかり出すと結構面白いもんなんですけどね~。 もちろん私、あまり頭がよくないので(←『あまり』?)、細かいことや計算は無理w! でも、そんなのは「科学者」という頭のよい専門職に任せておけばいいんです。 知って面白いのはその原理です。 『原理』ってのは書いて字の如く『原初的な道理』ですから、「(地上では)物体は高いところから低いところに落ちる」みたいな、非常に単純なものです。 例えば、空気は気圧の高いところから低いところへ流れます。 ということは、低気圧と雨雲の塊である台風は、「気圧の高いところから低いところに湿った空気が大量に流れ込んだもの」という想像がつきますね。 かように、日常のいたるところに科学は潜んでいます。 いえ、日常とは科学の塊と呼んでもいいかもしれません。 それを知らないがために、不幸を回避できないこともあるのです... 以下は、私が12~3年前、友人の『さ~ちゃん』と富士から湘南の方へ、バイクでツーリングしたときに味わった、恐怖の科学体験です。 ツーリング3日目、湘南海岸で1泊した朝のことです。 前日と打って変わって快晴(前日は大雨でしたw)。 記念写真を撮ろうと海岸の防波堤前へ。 ふと横を見ると、女の子二人組みがやはり記念写真を撮っていました。 お嬢さんたち。ボクがシャッター押しましょうか?( ̄ー+ ̄)キラッ! とばかりに私が彼女たちに足を向けた瞬間... シャッター押しまひょか? と、さ~ちゃんが関西人独特の超軽いノリで素早く反応。 「おめぇ~、所帯持ちのくせにナンパさらすな! 美人の奥さんにバラすぞ!」 と心の内で毒づきました。 「一昨日の親子連れは無視やったくせに!」 実はさ~ちゃんのこの行動、5月の日帰りツーリングのときの千畳敷、今回のツーリングの西湖でも私は目撃しています。 普通の人なら、 「女の子のグループを視認」 ↓ 「写真を撮ってあげる」 ↓ 「でき上がったら送るからと住所とTELを訊く」 ↓ 「お近づきになる」 ↓ 「(妄想)」 ↓ 「えへへへへ」 ↓ 「それにはまず声をかける必要あり」 という段階的思考を経て「実行に移す」に辿り着くところなのですが、さ~ちゃんの場合は、 「女の子のグループ」 ↓ 「実行に移す」 と、目で捉えた情報を大脳を通さず、直接行動に反映させられるらしい。 正に「パブロフの犬」、いわゆる「条件反射」というやつでした。 どうですか? 正に生活の中の科学... どこが恐怖かって? いえいえ、恐怖はこれから! 何はともあれ、せっかくお知り合いになれたんだからと、お互いをカメラに収めたり、一緒に映ったりしてから手を振りバイバ~イ。 あ~、湘南てやっぱえぇところやなぁ...ってシモたぁぁぁ! ふたりして住所と電話番号訊くの忘れたぁぁぁ...ぁぁ、ぁ...ぁ... 失意に打ちひしがれた私たちふたりは堤防に腰掛け、しばし盛夏の早朝の日の光にきらきらと煌く湘南の海を眺めていました。 待ち切れなかったのでしょうか? まだ早い時間だというのに、ウィンドサーフィンの帆が遠くに見えます。 「あぁ、今日も暑くなりそうだ...」(← 昨日は雨で寒かったくせに) ってわけで、真夏にもかかわらず『己の物忘れの酷さ』に寒気すら覚えた恐怖の体験... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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