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カテゴリ:映画・書籍
先日の流れついでに、一冊本をご紹介したいと思います。 私はブログで、よく日刊紙や週刊誌の煽り記事をぶった切っています。大地震や火山大噴火を予測するそれらの記事の多くは、科学的な根拠がなく、また当たったように錯覚させる様な曖昧なものばかりです。 しかし一見するとあたっているように見えるので、信じてしまう人がいる。これはすごく残念なことだと思います。 先日も「水素水」というものについていろいろ出ていましたが(私はこれについては全く無知なので、これ以上中身には触れません)、巷には根拠のないニセ科学が蔓延っています。 これらはエンタメ的な視点で読むにはすごく面白いのですが、科学的な話、根拠のある話だと思ってしまうと、とたんに大きな悪影響を及ぼすこともあります。 例えば怪しい「健康食品」で健康を害したり、悪徳商法に騙されたり、危険は遠くにあるものではないのです。 そういったものに騙されないために、学ぶことが必要なわけですが、いったい何がニセ科学で、何が正しい知識なのか皆目見当もつかない。そんな方も多いかなと思います。 そこで今回ご紹介するのがこの本です。 季刊 理科の探検 (RikaTan) 2017年 04月号 [雑誌] 「理科の探検 (RikaTan) 2017年 04月号」です。 この本は巷にあふれるそれらニセ科学について、いくつも切り込んで検証しています。 特に私が推すのは、自分のブログで書いていることと重なりますが、P44~49に書いてある「メディアを賑わす「地震予知」のニセ科学性」という記事です。地震予測商法がの実態(実際のサービスの的中率などについても載っています)非常にわかりやすく書かれています。 興味を見った方は、ぜひお手に取っていただければと、お勧めいたします。読んでいただいて損はない一冊です。 それではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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