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カテゴリ:旅行・史跡など
写真は翌日帰りの際の写真です。 今回の宿泊地は、霧島みやまホテルです。 2015年4月の霧島旅行時に宿泊した場所であり、翌年の霧島旅行の時は、日帰り温泉でお世話になった場所です。 このホテルは自分にとっていろいろ思い出深いところです。 私が登山を再開したのは2011年からですが、それから3年間、火山に行くのに温泉には入れないという悩ましい状態が続いていました(あの頃は、半分ネタというか、お約束になっていましたねぇ・笑)。 2015年の霧島旅行でのみやまホテルから、登山に行くたびに温泉に無事にありつけるようになりました。そういう意味では縁起のいいところです。 ですので、霧島に行く際は、まずこの宿に泊まれるかから見て、予約一杯だったりしたときに、違う宿泊地を探している感じです。 さて、霧島みやまホテルのウリは、何といいっても貸し切り温泉です(宿泊者は無料です。日帰り入浴の場合は、今はわかりませんが、2年前は1時間800円でした)。 館内に2つ、露天に3つ温泉がありまして、それを貸し切って使用することができます。 ↑露天風呂の一つ「驫木の湯」です。写真は前回行った時のものです。 大浴場で、ほかの宿泊者と一緒の温泉も楽しいものですが、自宅にいるような感覚で温泉をのんびり堪能したいという方や、家族や友人同士、恋人などで親睦を深めたい方におすすめです。 欠点を強いてあげるとすると、温泉が5つに対して、部屋は12室で、夕方ぐらいまでは日帰り観光客なども温泉に来るので、時間によっては温泉が全部使用中となり、なかなか入れないことが起きることでしょうか(私も到着したときに見たところ、全部ふさがっていまして、30分ぐらい時間をずらしました)。 また室内については、若干設備が古くなっているので、高級ホテルのような感覚を味わいたい方には不向きかもしれません。 しかしまぁ、のんびり気兼ねなく温泉を堪能できる点や、私のような鳥には、柱にへこみやらがあった部屋の方が、自宅のようにくつろげると考えているものには、十分魅力的です(熟睡できました)。 部屋で一休みした後、のんびりと温泉に堪能しました。 ↑は2016年撮影の「霧島黒豚しゃぶしゃぶ亭 四季ごよみ」です。 夕飯時までまったり過ごした後、外に出ました。 今回夕食は、ホテルの食事でもいいかなと迷ったのですが、2年前に行った霧島黒豚しゃぶしゃぶ亭 四季ごよみに行くことにしました。 何というか、おばちゃんたち元気かなとか、そういうことを思っていました。 今回は前より資金的には羽振りが良いので(まぁ、あの時より職も変わり、給料が上がっていたのと、ため込んだ登山用資金が多かったことが影響してます)、地酒などを思いっきり堪能しようと思ったのです。 店に入ると、前にいたおばちゃんは健在でした。 スマホで撮った写真なので、写りとか若干異なります(汗)。 霧島と言えば焼酎、そしてさつま揚げに黒豚です。 ちなみに、写真は来たばかりを撮ったのではなく、いい加減飲んだり食べた後のものなので、すでに半分ぐらいが空です(汗)。あと黒豚のとんかつは、食べるのに夢中で写真撮るのを忘れたので、画像はありません(威張り)。 やっぱり現地で食べるさつま揚げも黒豚、焼酎は味が違いますね。好き放題堪能しました。 良い感じに料理と酒を楽しんで外に出ると、少しびっくりしました。雨はやんでいましたが、一面霧でおおわれ、数メートル先が靄の中です。元々「霧島」という地名の由来は、霧が多く、霧の中にまるで島のように浮かぶ光景が見られるからと言われていますが、もし鹿児島市とかから見たら、そういう光景に見えるたかもしれません。少し気を付けながらですが、信号を渡り宿に戻りました。 出迎えてくれた宿のお姉さんが、「おかえりなさい。雨はもう止んでますよね?」と声をかけてきました。 私が「クワッ! クワッ!!(雨はやんでますが、霧がすごいです)」と話すと、お姉さんはなるほどとうなづきつつ、「鳥さん、明日は晴れますよ」と答えました。 翌日本当に憎らしくなるような晴れで(そういう天気の日に高千穂峰まで登りたかった・涙)、さすがは住んでいらっしゃる方の分析はすごいと実感しました。 この後温泉また入り、軽くのぼせるぐらい堪能した後、就寝しました。 翌日は朝5時ぐらいに、わが同胞のスズメ殿に起こされて起きました。 ちゅんちゅんというかしましい声に起て窓を見ると、スズメ殿が首をかしげながら私を見ていました。どうも私が人間のように、宿に泊まっているのを不思議に思ったようです。 今回、わが同胞には本当に縁があります。 朝外の露天温泉に入り、存分に堪能しました。そして朝食まで部屋でまったりと過ごした後、朝食を食べて、チェックアウトして宿を出ました。 願わくばまたここに来れますように。 バスを待っていると、みやまホテルの屋根にスズメたちが来襲です。私を見送りに来てくれたのか、「もう来るんじゃねぇぞ」と言っていたかは不明です。 昨日買い物をした霧島温泉市場です。まだ朝の8時20分ぐらいということもあり、開店準備中のようです。 周囲を見渡していると、時間通り空港連絡バスが到着し、後ろ髪をひかれつつ、霧島とお別れです。 この後は何事もなく、無事東京に帰ってまいりました。帰ってきてからの喪失感のひどさについては、前にお話しした通りです。 今も写真を見て、「霧島に帰りたいなぁ」という想いは湧いてきます。 今度はいつ行けるかわかりませんが、また行きたいです。皆様も山登りの方はともかく(下から見るだけでも圧巻だと思います)、霧島に興味を持ってくれる人が増えてくれたらいいなぁと思います。 それではまた。
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