デザインフェスタVol32を見て
11月7日、東京ビッグサイトで開催されましたデザインフェスタVol32に行ってきました。デザインフェスタではアーティストが自分の作品を展示もしくは披露する場で、アートの種類は何でも構いません。自分の作った小物を売る1.8m×0.9mのミニブースからライブ演奏、ミニシアター、レストランまであります。今回は2,700もの個人や団体が出店していて会場は大賑わいでした。屋外ではバンド演奏が繰り広げられています。一方、屋内の特設会場では自作の歌を歌っているグループあり、メロンパン、カレーを売っているコーナーもありますが、大部分は小さく区切られたブースで、似顔絵、木工細工、デッサン、革製品、銀製品、銅製品、粘土細工、竹細工、木工細工、ガラス細工、切り紙細工、編みぐるみ、服、ブローチ、書道、カリグラフィー、占い、ヒーリング、メイキャップなどなどありとあらゆる出店がされていました。オリジナル作品ならOKということで、出店されている品物は玉石混淆です。アマプロ関係ありませんので膨大な物品が展示即売されています。素晴らしい芸術作品から、評価不明のなんじゃこりゃ作品までなんでも揃っています。エログロナンセンスなんでもありです。全部見て回ったなかで一番印象に残った作品は、魚の骨に色を付けてオブジェとして飾ったものでした。神秘的な雰囲気があり、かつ美しく、思わず一つ買いそうになりましたが、一つ8,000円ぐらいと結構高く思い止まりました。毎日、魚の骨のオブジェを見ているのもちょっと暗い感じもしましたし。参加者や訪問者も若者が多く、中年以上は多くなかったのですが、職人風のおじさんが何組がいました。今回見て感じたのは日本にはこれだけ多くのアーティストがいたのかと驚きました。結局、7日の朝11:00の開場とともに入場し、全部のブースを回って4時間ほど滞在してきました。実は前日は夜行バスで直接大阪から東京に入ったのでかなり寝不足気味でしたが、一つ一つのブースを回っている間は、会場の熱気に押されて、全く眠気は感じませんでした。帰宅後、改めてホームページを見てみると日本中いたるところでデザインアートとかクラフトアートなどが開催されていることが分かりました。もちろん2,600も出店するこのデザインフェスタは日本最大規模のようです。出展料も一番小さなブースでも18,000円/日ほどかかります。来年は5月16日と17日に第33回が開催されます。既にブースの申し込みは始まっています。アラビア書道関連でパフォーマンスと小さな作品を兼ねて出店し、アラビア書道の宣伝に使っても面白いかなと密かに、かつ半分本気で考えています。魚の骨のアート作品、笑い顔の磁石、おじさんのマトリョーシカ