第7回カリグラファーズ・ギルト作品展に行ってきました
本日初日の第7回カリグラファーズ・ギルド作品展に行ってきました。場所は東京メトロ銀座線京橋駅もしくは都営浅草線宝町駅近くの「ギャラリーくぼた」です。それほど広くないギャラリーですが、1階から5階までを使用しているためかなり多数の作品が展示されていました。作品に使用されている文言には偉人や有名人の箴言が特に多いような気がしました。聖書関連の文言はそれほど多くはありませんでしたが、古い聖書の雰囲気を表した紙を使っていました。和歌の英訳、「星の王子さま」の英語版から抜粋したものもありました。「シャボン玉飛んだ」の英訳などもありバラエティに富んでいました。紙にはケント紙のようなものから和紙のようなもののほか、色々な材質が使われていました。紙にエンボス加工したものもありました。キャプションは名刺大に統一されていましたが、作品によっては別紙に内容についての説明なども書かれているものもありました。書体についての説明は余りありませんでしたが、使用している絵具、薬剤などの説明がなされていました。作品は額装がほとんどですが、額縁も凝っているものが多く、かなり高そうです。自作したものや既製品に自分で少し手を加えていると思われるものもありました。ボックスタイプの額もよく使われ、紙を曲げ加工したものを入れたり、立体的に見えるように加工したものもかなりありました。中には陶器に描かれた作品が1点、プラスチック容器に文字を入れた造形物の作品が1点、本のように綴じた作品も2点ほどありました。会場にはカリグラフィーが体験できるコーナーも設置されていました。また、出品者の作品カタログ集(1,800円)やクリアファイル(350円)、マスキングテープのほか、チャリティ用カードも販売されていました。初日のため、会場は多くの来場者が居ました。アラビア書道生徒さんにも会いました。この展示展は東京では9月4日(日)(11:00~18:30、最終日は13:30)まで開催されています。なお、同じものが京都の京都文化博物館ミュージアムギャラリー5階で9月13日(火)から9月18日(日)まで開催されます。アラビア書道作品を作る際にでも色々なヒントになるものもありますので一度見に行くことをお薦めします。(撮影は出品者以外禁止ですので写真はありません)