テーマ:プロ野球全般。(13350)
カテゴリ:プロ野球
一昨日、ヤクルトの由規が5年ぶりに支配下投手に復帰を果たしました。これまで故障に泣き育成選手へ降格されて、三ケタの背番号「121」を背負う苦渋を味わいました。そして今、支配下選手に復帰することで背番号が「11」に戻りましたが、今の気持ちを尋ねると、「さすがに三ケタの背番号は重かった」とか。 ■さて昨日、ボクはイースタンリーグを見るためロッテ浦和球場に行ってきました。対戦カードはロッテー巨人戦。三塁側から見ていましたが、すぐに目についたのは巨人の三塁手でした。後姿がとにかくデカく(187センチ、95キロ)、さらに「023」という変わった背番号をつけていたからなのです。育成選手枠ですから背番号三ケタは当然ですが、「123」なら分かるけれども、「023」とは・・・(なぜ頭に「0」がつくのかさっぱり分からん) この「023」の選手は、2012年のドラフト5位で入団した坂口真規(智弁和歌山ー東海大)でした。入団時は背番号「56」だったものの、成績が振るわずに今季から、この番号を背負うことになりました。 ■この坂口、アマチュア時代は高校、大学野球の王道を歩みました。智弁和歌山時代は2年時に夏の甲子園に出場し、現在はチームメイトの橋本到がいる仙台育英に敗れたものの、エース・佐藤由規(前出)から2点本塁打を放つ活躍を見せました。そして3年時は春・夏ともに甲子園に出場し、夏の駒大岩見沢戦では4番に座り、1イニング2本塁打の記録を作りました、これは史上初。 その後は東海大に進学し、1年春から公式戦に出場して名門・東海大野球部の中軸を担い続けました。一学年上には、現チームメイトの菅野智之がいました。 ■そして今、巨人のポジション争いでは同じ智弁系列出身の後輩・岡本和真(智弁学園)の後塵を拝し、また打撃面では、高校時代に「西の坂口、東の大田」といわれた大田泰示(東海大相模)の後姿を追う格好の坂口。 昨日の試合では豪快に本塁打を放ち、大いにスラッガーぶりをアピールしていましたが、これから生き延びる術は「代打屋稼業」に求めるのでしょうか? ただ巨人において、それはとても狭き門のように思えます。ならば環境を変えて他球団に活躍の場を求めるか? いずれにせよ、「三ケタの背番号は重かった」と笑顔で言える日が来ることを期待することにしましょう(^^♪ (写真)サードを守る坂口真規と、ファーストの岡本和真 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.07.08 00:00:31
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