アメリカわんこ生活

日本で最近にわかにコエンザイムQ10(略してCoQ10)がブームということを知り、びっくりした。
アメリカではもうかなり前からポピュラーだったらしい。
私も５年くらい前まで知らなかったけど・・・。

私自身は取りはじめて１年位かな。
それまで朝の寝起きがものすごく悪かったし、疲れが残っている感じでとても辛かったけど、これのおかげなのかどうなのか最近は朝の目覚めはパッチリ、すっきり！
とても爽快なことが多い。

ただ私の場合、これを夜寝る前に飲むと副作用でちょっと寝つきが悪くなる。
眠っていてもうとうとしているような感じで、不眠症っぽくなるというか。
だからといって寝起きが辛いわけではなく、さわやかに起きれるんだけど。

だからここしばらくの間、朝取るようにしている。
これなら不眠になることもないんで。



でも、そもそも我が家でCoQ10を最初に取りはじめたのはタロー。

５年位前に目が濁ってきているので、目専門の獣医さんに検査をしてもらった。
結果はProgressive retinal atrophy（進行性網膜萎縮）という病気。

白内障に似ているけれど、濁ってくる部分が白内障とは違い網膜。
これを治したり進行を遅くしたりする薬も手術もないと言われた。
多分２～３年中に失明するでしょうということで、盲目のわんことの生活に関するガイドブックまで渡され、かなりショックだったのを覚えている。

その時、まだ薬が必要なほどではないけれど心臓肥大も進行しつつあった。

で、そんなタローに何かしてあげられないかと色々探しているうちにある本に出会った。
"NATURAL REMEDIES FOR DOGS"というHORISTIC VETERINARIAN（ハーブやサプリメントを使ういわゆる漢方の獣医さん）が書いた本。

この本にCoQ10が目によいと書いてあった。
それに加えてSeleniumとビタミンEを取ると心臓にもよいとか。

いつもかかっている獣医さんにも相談してみたら、全く問題ないとのことで、早速この３種類を毎日あげることにした。

本に書いてあるようにタローのサイズに合わせた１日の量はこれだけ。
CoQ10 30mg, Selenium 50mg, ビタミンE 100IU

以来５年近く、タローは毎日この３種類を取っている。
あ、その他に関節痛のためのグルコサミン入り天然サプリ（他の子もみんな取っている）も。
（肝臓を休ませるために週１日お薬やサプリをお休みする日以外は）

そのおかげなのかどうかは分からないけど、目のほうは徐々に濁りが進行しつつも今も生活に支障がない程度に見えているし、心臓も昨年の夏までは薬を飲まずに済んだ。

これからも飲ませ続けたいと思う。
わんこだけじゃなくて、人間の私もね。(*^-^*)