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テーマ:愛犬のいる生活(77305)
カテゴリ:わんこのお話
昨日の私の日記を読んでくださったり、コメントを残してくださった方々、リンクを張ってくださった方々・・・。
胸が熱くなりました。 お1人お1人にコメントのお礼、お返事を書き込みたいのですが、なにぶん多忙なので、ここでこうしてお礼を言わせていただくこと、どうかお許しください。 皆さん、本当に本当にありがとうございます! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ アメリカに来てしばらくして、異国での生活、継子たちのこと、姑のこと・・・色んなことでかなり精神的に参っていた時があった。 それで元来動物好きでもあるし、わんこを飼いたいなぁと思うようになった。 この近辺ではペットショップで犬、猫、ウサギを売っているのは見たことがない。 お店には張り紙が・・・。 「必要とされずに処分されてしまう命が溢れています。 だから私達は売りません。 シェルターやレスキュークループからアダプトしてください。」 多分全米1番の規模のチェーンのペットショップ”ペッツマート”では各店にガラス張りのアダプションセンターを設けている。 それを管理しているのはその地域のアニマルシェルター。 中に自由に入って、そこにいる動物達を見ることが出来る。 そして、月に何回が催されるアダプションデーに行って、申し込みをし、審査を通るとそこにいる希望の子を引き取ることが出来るのだ。 私はわんこが欲しかった時にそういうところにも行ったし、シェルターにも行った。 でもその頃は、まだ犬種や犬のサイズに応じたレスキュー、猫ちゃんのレスキュー、ウサギのレスキュー、フェレットのレスキュー、鳥さんのレスキュー・・・とにかく色んなレスキューグループがあるなんて、知らなかった。 こういうグループの人たちは定期的にシェルターやアニマルコントロールのオフィスを回り、自分達のグループに当てはまる子がいると自分達の団体で引き取り、里親を見つける。 普通にシェルターで引き取ると、雑種などだとどのくらい大きくなるかもわからなし、犬種によっては飼えない人もいる。 私のように喘息もちだと毛が沢山抜ける子、においの強い子は飼えない。 そういう人たちにとって、こういう犬種別などのレスキューグループはとても有難い。 私は色んなシェルターを回ったがレスキューグループはあたらなかった。 これだと思う子に出会えなくて、ちょっと失望していた時に、ご近所の方がタローを保護。 結局私が飼うことにしたわけだ。 (詳しくは7月4日の日記を。) アメリカでは雑種でも子犬や子猫じゃなくても、幸せになれる可能性が、少なくとも日本よりはある。 でも、こうなったのはきっと昨日今日のことではない。 国の不妊、去勢手術を勧めるキャンペーン(切手にまでなったりしている)、レスキューグループやそれを支えるために寄付をする一般の人々、ペットショップチェーンなどのキャンペーンや協力などの長い長い努力が実って、ここまでになれたのだと思う。 別にアメリカが完璧で素晴らしい国だと言っている訳ではない。 殺処分だってある。 動物嫌いの人もいるし、動物虐待だって。 でも、少なくとも虐待に関しては取り締まりや罰則が厳しいし、殺処分は1匹1匹、麻酔を多めに注射して、そのまま安楽死だから、少なくとも苦しまずに安らかに逝ける分、日本よりはまし。 (日本での殺処分は・・・私がトップにバナーを張ってる「動物たちへのレクイエム」というサイトを見ると分かります。) アメリカも日本も世界のほかの国々も、いつの日かドイツのように殺処分ゼロになって欲しいと思う。 そして、今回さくらさんが保護した子犬ちゃんも、幸せになって欲しい。 せっかく生まれてきたんだもん。 人に言わせれば大勢の中の1匹かも知れない。 でも、その動物自身にとってはたった1つの命。 雑種であろうがなんであろうが、その子自身には関係ない。 十分に助けてあげる価値はあると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/02/05 09:39:09 AM
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