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アメリカわんこ生活

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2005/02/05
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カテゴリ:わんこのお話
昨日の私の日記を読んでくださったり、コメントを残してくださった方々、リンクを張ってくださった方々・・・。
胸が熱くなりました。

お1人お1人にコメントのお礼、お返事を書き込みたいのですが、なにぶん多忙なので、ここでこうしてお礼を言わせていただくこと、どうかお許しください。


皆さん、本当に本当にありがとうございます!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

アメリカに来てしばらくして、異国での生活、継子たちのこと、姑のこと・・・色んなことでかなり精神的に参っていた時があった。

それで元来動物好きでもあるし、わんこを飼いたいなぁと思うようになった。

この近辺ではペットショップで犬、猫、ウサギを売っているのは見たことがない。
お店には張り紙が・・・。
「必要とされずに処分されてしまう命が溢れています。
だから私達は売りません。
シェルターやレスキュークループからアダプトしてください。」

多分全米1番の規模のチェーンのペットショップ”ペッツマート”では各店にガラス張りのアダプションセンターを設けている。
それを管理しているのはその地域のアニマルシェルター。

中に自由に入って、そこにいる動物達を見ることが出来る。
そして、月に何回が催されるアダプションデーに行って、申し込みをし、審査を通るとそこにいる希望の子を引き取ることが出来るのだ。

私はわんこが欲しかった時にそういうところにも行ったし、シェルターにも行った。

でもその頃は、まだ犬種や犬のサイズに応じたレスキュー、猫ちゃんのレスキュー、ウサギのレスキュー、フェレットのレスキュー、鳥さんのレスキュー・・・とにかく色んなレスキューグループがあるなんて、知らなかった。

こういうグループの人たちは定期的にシェルターやアニマルコントロールのオフィスを回り、自分達のグループに当てはまる子がいると自分達の団体で引き取り、里親を見つける。

普通にシェルターで引き取ると、雑種などだとどのくらい大きくなるかもわからなし、犬種によっては飼えない人もいる。
私のように喘息もちだと毛が沢山抜ける子、においの強い子は飼えない。

そういう人たちにとって、こういう犬種別などのレスキューグループはとても有難い。

私は色んなシェルターを回ったがレスキューグループはあたらなかった。
これだと思う子に出会えなくて、ちょっと失望していた時に、ご近所の方がタローを保護。
結局私が飼うことにしたわけだ。
(詳しくは7月4日の日記を。)




アメリカでは雑種でも子犬や子猫じゃなくても、幸せになれる可能性が、少なくとも日本よりはある。

でも、こうなったのはきっと昨日今日のことではない。
国の不妊、去勢手術を勧めるキャンペーン(切手にまでなったりしている)、レスキューグループやそれを支えるために寄付をする一般の人々、ペットショップチェーンなどのキャンペーンや協力などの長い長い努力が実って、ここまでになれたのだと思う。

別にアメリカが完璧で素晴らしい国だと言っている訳ではない。
殺処分だってある。
動物嫌いの人もいるし、動物虐待だって。

でも、少なくとも虐待に関しては取り締まりや罰則が厳しいし、殺処分は1匹1匹、麻酔を多めに注射して、そのまま安楽死だから、少なくとも苦しまずに安らかに逝ける分、日本よりはまし。
(日本での殺処分は・・・私がトップにバナーを張ってる「動物たちへのレクイエム」というサイトを見ると分かります。)

アメリカも日本も世界のほかの国々も、いつの日かドイツのように殺処分ゼロになって欲しいと思う。

そして、今回さくらさんが保護した子犬ちゃんも、幸せになって欲しい。
せっかく生まれてきたんだもん。

人に言わせれば大勢の中の1匹かも知れない。
でも、その動物自身にとってはたった1つの命。
雑種であろうがなんであろうが、その子自身には関係ない。
十分に助けてあげる価値はあると思う。





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最終更新日  2005/02/05 09:39:09 AM
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