アメリカわんこ生活

皆さん、タローのこと心配していただいて、ありがとうございました。
とても嬉しかったです。

結局タローは金曜日と土曜日、2日連続で病院に行き、イグアナのザギーも土曜は別の病院へ。
話が長くなるので、分けて書きますね。

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初めにちょっとタローの心臓病のことを説明しておこうっと。

タローの病気は正確には「僧帽弁閉鎖不全」。
心臓の弁がうまく閉まらなくなり、その結果血液が逆流し、左心系の内圧が高まって心臓を肥大させるという病気だ。

心臓は一生懸命血液を送り出そうとするのに、うまく血液は出て行かないので、病気の進行に連れて心臓はどんどんうっ血して、心臓の周りや肺にまで水が溜まるようになる。
それが肺水腫。

タローの場合、心臓から続く動脈の血管を拡げて、できるだけスムーズに血液が心臓から流れ出るようにする薬を、2年くらい前から毎日飲んでいた。
でももうこれだけでは、不十分になってしまった・・・。
咳をする＝肺に水が溜まってきているということだから。
水を抜かなければそのうち窒息状態になってしまう。



そんな訳で、金曜日の夕方、タローをいつもの病院へ連れて行った。
この日はあいにく、いつもの心臓の先生がお休みだったので、やむなく他の先生に診てもらうことに・・・。

聴診器での診察だとそんなに肺には水は溜まっていなさそうだけど、多分心臓の周りには溜まっているだろうと。
水を抜く為に利尿剤の注射をしてもらった。

そして、デイビス先生に翌日、超音波検査をしてもらってくださいと言われた。
この先生は普通の診療もするけど、主に心臓専門。
今までもタローは心臓関係はいつもこの先生に診てもらっている。

早速翌日の予約を入れた。



さて、帰宅してからのタロー。
利尿剤がすぐに効き始めたらしく、居間で大ションベンを2回もしてしまった。
でも、仕方ないよね、薬のせいだから。

その晩は何度も外に出しておしっこをさせた。
咳は嘘のように止まって、元気も取り戻し、ほぼいつもどおり。

すごいなぁ、利尿剤だけでこんなに回復するなんて！
ものすごく嬉しかった。

でもでも、土曜の朝・・・また咳をし始めるタロー。
また水が溜まってきているのだ。

今日はデイビス先生に今日は検査してもらう予定なので、色々相談しないとね。



土曜日の検査のお話は【２】に続く～。

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さて、話は変わって、うちのわんこ達がいつもお世話になっている病院。
値段はこのエリアでは標準だと思う。
だけど、先生の数が多い・・・１０人くらいかな。
先生方は交代で休みを取るので、土日も開いているし、最新のテクノロジーを備えた病院だし、とても有難い。

待合室には、自由に飲めるミネラルウオーターのディスペンサーとコーヒー（人間用）、ペット用の水の入ったボールとわんこ＆にゃんこ用クッキーが備えてある。
これはずっと以前からそうだった。

ところが最近これに加えて、診察室で待っている最中の飲み物サービスが追加された模様。
ベットテクニシャン（動物の看護婦さんってことろかな？）の人が「飲み物はいかがですか？」って聞くので「どんな物があるんですか？」と尋ねると・・・。

なんと部屋の隅から、飲み物のメニューを取り出したっ！！

コーヒー、紅茶、ジュース、ミネラルウオーター、何でもあり。
これでアルコール飲料があったら、飛行機の機内サービスだよ～～！！

こんなことする余裕があるなら、もう少し診察料安くしろよ！って感じ。
診察料は現在1回につき50ドル。
これに検査や注射、お薬などの料金が追加される。

新聞ではアトランタ市内ベストの動物病院に読者の投票で選ばれていたけど、こんなサービスのおかげで選ばれたのかぁ？
そうとは思いたくないんだけど。



皆さんはどう思われます？
ちょっとやり過ぎだよね、やっぱり・・・。