鹿のフィレステーキ
さて、今日はこれからロバート宅に鹿のステーキを食べに行く。ちなみに昨晩は鹿の挽肉入りチリだった。何故こうも鹿肉ばかり?と思われそうなのでこうなったいきさつをちょっと書こう。旦那改め夫Rの職場にハンティングをする人がいる。毎年、鹿猟が解禁になると猟が許可された場所に行くのだ。で、今回もまた体重100キロくらいの鹿をしとめ、この鹿を部位ごとにばらし、パックにしてくれる業者にその処理をお願いしたらしい。ところが、この男!! 自分でこの鹿をしとめておきながら、この業者に料金を払えないと言い出した。金額は70ドルくらい。このまま未払いにしとくと、この鹿肉は業者によって処分されてしまう。この話を職場で聞いた夫R、ロバートが鹿肉料理が上手であることを思い出した。「じゃあ僕がその料金を払うから、肉は僕に譲ってよ。」と同僚に話をつけ、譲り受けてきたという訳。私はこういう猟は嫌いだけど、せっかくこの鹿だって命を犠牲にしたんだし、食べてあげないと可哀想だという想いがあって食べることにした。考えてみれば、スーパーで売ってる普通のお肉だって元は命が宿っていたわけで、それとこの鹿の命は平等に尊いはず。という訳で、今から鹿のフィレステーキを食べに行ってきます。写真はまた次回にでも・・・。