伊藤清
伊藤清がアクチュアリー会で講演をしたことがあると聞いて、アクチュアリー会の会報を見てみました。年次大会という、年に一度の論文発表会で、特別講演者として発表されていました。数学の歴史から、確率微分方程式まで。わかりやすく説明されていました。おもしろいなって思ったのが、数字の話。英語では、one, two, three, four, five, six, seven, eight,...って続きますよね。この頭文字を見ると、tが2つ並び、fが2つ並び、sが2つ並ぶ、という法則があります。これは、ドイツ語やフランス語でも同じらしいです。一方で、日本語ではひー、ふー、みー、よー、いつ、むー、なな、やー、ここ、とお。となりますよね。これをアルファベット表記して頭文字を見ると、1と2、3と6、4と8という具合に、2倍したものが同じになります。こういう法則は、言語としては特殊らしいです。30年以上数字を見てきましたが、初めて気付きました。