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カテゴリ:昭和期・第三の新人
えー、最初に宣伝を一つ、すんません。 大概このブログも「気の抜けた」ブログではありますがー、さらに「気の抜けた」ブログを一つ立ち上げました。 もしも「ぼーーーー」っとしたい時などございましたら、よろしくお立ち寄り下さい。 以下のサイトです。↓ 俳句徒然自句自解+目指せ文化的週末 『深い河』遠藤周作(講談社文庫) さて以前にも報告しましたが、音楽がらみのエッセイなんかを読むのが好きで、つい手が出てしまいます。 最近、その関係で、バッハについて書いてある本を読んでいたのですが、バッハの音楽の「真骨頂」はどこにあるかというと、それは、「カンタータ」などの宗教音楽である、と。(ついでにいうと、モーツァルトは、やはりオペラだと書いてありますね。ふむ。) どの本を読んでも、バッハについてはそんなこと、書いてあります。 曰く、『マタイ伝』がベストである。 曰く、『ミサ曲ロ短調』が圧倒的である。 しかし、こうなって来ると、やはり『聖書』理解は外せなくなってきますよねー。 まー、当たり前でしょうかね。別にバッハの音楽のためでなくても、西洋文化理解から『聖書』は、どう考えても欠かせませんよね。 と、思いまして、実は数年前に、旧約・新約、両聖書を読みました。 おもしろかったです。 でも、えー、宗教につきましては、生半可な気持ちで取り上げてはいけないんですよねー。まじめに、一心に、人生を賭けて取り組んでいらっしゃる方が星の数ほどいます。 というわけで、少し恐れ恐れ書いています。 えー、基本的に、宗教「半可通」の「寝言」のようなものです。 書いている者は、それでなくても頭のできの極めて「ユルイ」、誤解と偏見に満ちた愚者であります。 そこんところよくご理解いただいて、よろしく、御笑覧ください。 というわけで、「バッハ→キリスト教」の連想の元、キリスト教の本をどっさり、図書館で借りてきました。 どれも図版のたくさんある、初心者向けの楽しげな本です。こんな本です。 『聖書入門』ピエール・ジベール(創元社) 『図説・聖書物語新約編』山形孝夫(河出書房新社) 『キリスト教と笑い』宮田光雄(岩波新書) しかし、これだけいっぺんに借りてきて読んでいますと(絵や写真はとてもおもしろいんですが)、実際のところ、少し飽きてきます。 宗教画はとてもおもしろいですが、それ以外の箇所が、だんだん退屈になってきました。 その原因はなぜか? と考えてみました。 「原因その1」はすぐに浮かびます。 こらえ性のないおまえが悪い、です。 ……その通りですね。子どもの頃からずっと親からも教師からも、おまえは集中力がまるでない、ゾウリムシのような行き当たりばったりの思考形態だと、言われ続けた人生です。 上記本が面白くない原因の99%は、これでありましょうが、厚かましくもこの度は、わたくし、別のことを少し考えてみました。 「原因その2」は、これはまじめな話、宗教の根元に関わる問題であります。 ただ、この問題につきましては、すでにきっと、「宗教学」とか何とかの学問で、学術的に一定の見解なり、定説の出ていることと思います。 しかし、私はそれについては存じませんので、畏れ多くも、以下、素朴にこんな展開になっていきます。 えーっと、私は続いてこんな本を読んでみました。 『遠藤周作で読むイエスと十二人の弟子』遠藤周作(新潮社) この本も図説の多い入門書であるわけですが、がぜん面白いわけですね。 一体、なぜでしょう。どこが違うんだろー、と。 それは、わたくしが思いますに、この本は遠藤周作が書いたからですね。 その辺の所、次回へ続きます。 /font> にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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