CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行
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久々に会った金小姐から 胡小姐の悪い噂を聞いて、何ともやりきれない思い。 前は、そんな事してなかったやんか! 頑張ってくれてたやんか・・・!!! 小彭が以前のチャットで 会社の事を嘆いていた理由が何となく 分かったような気がした。 何と言うか、 腹が立つ・・・ けれども。 私はもう江蘇の会社と無関係だし、 無言になってしまいそうだから、話題を変えた。 私 「王偉(金小姐の息子、高3)はどうしてる?」 金 「もうすぐテスト(受験?)」 私 「どうよ?」 金 「駄目」 私 「あ、そう・・・」 金 「こないだのテストの結果、良くなくて、落ち込んでた。 だから私は、言ってやったよ。 『あんた頑張ったつもりだろうけれど現実は、こうだ。 という事は、まだ努力が足りないんだ。 落ち込むのは、自分が、そこそこイケルと思ってたからだろ? 私もそうだけど、あんたも自分に対する要求が高い。 で、実力がそれに合っていないから落ち込んでいる。 そうなら、それに見合った努力しないと。 とにかく、やりな。 やるなら希望あるよ。 落ち込んで、投げ出したら、そこで終わりだ』 」 金小姐は、節約家で努力家、 運転手の仕事も朝から晩まで働いて、ここまで来た。 説得力はある。 息子は何も言わなかったそう。 金 「大学落ちたら、私、あの子に外国語勉強しろって言ってる」 私 「あ~外国語」 金 「どっちにしろ、国内の大学でも年に10万元はかかる。学費だけでね」 10万元・・・日本円で、ざっと150万円か・・・結構するな~ 金 「やるなら英語か日本語だ、って言って」 私 「ああ・・・まあ、そうかな」 金 「だから大学に落ちたら、日本に留学させようと思って」 ・・・!! 金 「どうやったら日本の大学に入れるの?調べてほしい」 ・・・これか~ いきなりお茶をくれた謎が解けた。 大陸の人(他の中華圏の人は知らないので、敢えて「大陸の人」と書きます)が、 理由もないのに御飯おごったりプレゼントをくれる時は、 大抵、頼み事 と踏んでいい。 断れなくするとかそういう意味合いはないと思うけれど(あるのかな?) 恐らく、それが礼儀なのでしょう。 (逆に、こっちが頼む時にも、使えます) 昔から、中国人留学生や研修生とは交流があったので、 知っている範囲でその場で回答した。 その一方、内心では ちょっと困ったな、と思っていた。 調べるだけってワケにゃ~いかんやろ。 日本でどうこうって事になると、親にも言っておかないと… 私の母は、「中国に遊びに行きたい」とか言っているけれども 九州の田舎出身で、実は、外国人に対する偏見がキツイ。 (父は大阪人で、そういうのはない。但し彼の意見は我が家では重視されない) 話したりするのは問題ないけれども(結構楽しそうだが) 深く交流するとなると、いい顔はしないかも・・・ でも(母が)前に中国に来た時、金小姐の家で御飯食べたしな。 育った環境が似てるから、二人で私を攻撃したし。 (つまり結構気が合ってた) 王偉の事も「立派な息子さんで」って気に入ってたし。(小遣いあげてた) と思ったので、 「我問一下媽媽(お母さんに聞いてみる)」 と言って、その場はお茶を濁した。 「頼むね!!」 と真剣な顔で言う金小姐。 (ウチの母の事は私から聞いて、よく分かっている) 私個人は保証人でも何でも、かまへん。 今までも世話になったから、そのくらい大した事ない。 でも、オカンが何と言うか・・・ この年になって母親を気にするのは情けないけれど、 あの人には心配をかけたくないので。。 あの人の愛情は ストーカー並みの濃厚さだけど でも 彼女なりの愛情表現だから。。 杭州に着いて、「食事をおごる」と言って聞かない金小姐。 それなりの大きな店を選んで入った。 いつもは、こんな気ィ遣わないのに・・・ 彼女も、子供を想う 「お母さん」 や・・・ タイプは全然違うけど ウチのオカンと、ちょっとダブった。 「写真撮らせてよ」と私。 「我想給媽媽看(オカンに見せるからさ)」と言ったら 「ちょっと待って!!!」と、ポーズを作った^^;; スナップ写真は嫌いだね、大陸の人は。 キチンと写真に写りたがる。 ホテルに着いて 「帰国前に連絡してね。お母さんに宜しくね」と言って 金小姐は、江蘇へ戻っていった。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * チェックインして、PCを立ち上げたら、 早速、母からメールが入ってた。 件名:アコさん 内容:着いたかい はいはい、着きました^^;; ・・・(考)・・・さりげなく、金小姐の頼み事、伝えるか・・・ 次回、私と母のメール、九州弁と大阪弁のやり取り、です。 ←よろしくお願いします(別窓) ←こちらも是非(別窓) ←これも、いいでしょうか?(別窓)
この話は 【続】中国への御土産 の続きです、よろしければ見てやって下さい。
【六】困った従業員 2007/06/09 コメント(14)
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