巨大な「歌う噴水」
昨夜、ご飯を食べた後に、近所の湖水公園に散歩に出かけた。建設費用が高いからと反対する市民もたくさんいたが、市が公園の脇に「歌う噴水」を作った。完成してからもう2ヶ月くらい経ったかもしれないが、行ったことはなかった。公園に着いたのは21時少し前で、涼しげな噴水の広場にはたくさんの人がいた。周りにベンチはたくさんあるけど、敷物持参で座っている人もかなりいた。でも驚いたのは人の多さよりも、その広場と噴水の巨大さ。以前日本で見たことのある「歌う噴水」(横須賀・三笠公園)程度だと思っていた。イタリアで「トレビの泉」を見たときに、その大きさに驚いたけど、それよりもずっと大きい!(と思うんだけど、両方1度しか見てないので、そんなもんだったかなぁと自信がなくなってきた・・・。でもぐるりと囲む広場は、ほんとに広い!)これはお金がかかるはずだ。公演はちょうど21時から始まった。それを知らなかったので、偶然見れたのはラッキーだった。音楽が始まると、噴水はすごい高さになった。まるで間欠泉のよう。そこまで高くする必要があるかと疑問に思うほど。ものすごく巨大な噴水は、下からの光でいろんな色に染まる。噴水の形もいろいろ変わったが、見飽きた頃になって周りから炎が出たのにも驚いた。ずっと見ていると、不思議な感覚になってきた。夜の公園にたくさんの人と、明るい巨大な噴水・・・。2ヶ月前に行ってきた、ディズニーランドの記憶がよみがえって来るような。一部は韓国民謡など、二部はクラシック。およそ30分ずつで1時間かかる。水の音と涼しい風に吹かれて気持ちよかったのか、娘が寝てしまったので1部しか見ないで帰ったが、2部の方が良さそう。わざわざ日本から来るほどの見ごたえはないかもしれないけど、来月遊びに来ることが決まっている友人には見せようと思う。ソウル近郊に住んでいる人には、ぜひ夏の暑い夜に来て欲しいです。