姉男（あねお）のワインやっちまった？

やい！俺をバナナボートに乗せろ！

ひょっとして、バナナを積んでいるボートと勘違いしてない?

今日（6/7）も札幌はピーカンの晴れ！

画像は夕方に撮ったため、ちょっとモヤッた感じ。

「あー眩しー！」なんて空を眺めていると、

ややっ！あれは何だ！

札幌中心部上空に、謎の飛行物体発見！

何だか葉巻型…もしやUFO？　

慌ててアップで撮影

・・・もうおわかりでしょうか？

コレ、だったんです。

某生命保険会社の広告用飛行船「スヌーピーJ号」。

（上記画像はHPからお借りしました）

6月19日まで札幌の空を飛ぶ予定らしい。

今日の晴れ渡ったお天気なら、
飛行船に乗っていても気持ちいいだろうな～。

飛行船の上から見たらこんな感じらしい

札幌で今開催中のよさこいソーラン祭りも見られるだろうし。

（札幌では6/5～9の期間、道内外の270チーム、
約27000人の踊り子たちが

札幌市内21会場で熱い戦いを繰り広げる演舞
「よさこいソーラン祭り」が行われています。

今年はニコニコ動画でも
今日からファイナルまでの生中継をするそう）

見たい方はよさこいソーラン祭りの公式HPから可能

「いや～、葉巻型UFOだったらよかったのに・・・」
と思って思い出したのが、このワイン。

「ル・シガール・ヴォラン」

ラベルをよ～く見てください。

なんと光線を出しているUFOが描かれているもの。

実は、このワイン名にもなっている「シガール・ヴォラン」とは
"葉巻型UFO"のこと。

1950年代の南フランスで多数目撃され、
「ワインに悪い影響があるのでは・・・」

と心配したシャトーヌフ・デュ・パプの村長が
「UFO立ち入禁止」との条例を宣言した・・・

という出来事にちなみ、この名前が付けられたそう。

（画像は造り手登場の漫画）

葉巻型の木樽っぽいUFOというところが、またシャレ

このワイン自体はアメリカ・カリフォルニアのワイナリー
『ボニー・ドゥーン』が造ったワイン。

カリフォルニアワインというと
濃くて凝縮！アルコールはドカンと高い！というイメージ。

しかし、このワインを作っているワイナリー、
『ボニー・ドゥーン』のスタイルは、フランスのようにエレガント。

凝縮した果実味と、熟成感が複雑。
やはりフランスのシャトーヌフ・デュ・パプのスタイル。

シャトーヌフ・デュ・パプはフランス南東部、
ローヌ地方にあるところ。

ここで造られるワインは、ブドウ13品種を混ぜて造ってもOK。

ちなみに「シガール・ヴォラン」使われている品種も、

シラー44%、グルナッシュ43%、サンソー12％、
ムールヴェードル1%など

シャトーヌフ・デュ・パプで造られているワインと共通。

白もアリ。

「ル・シガール・ブラン　ビーズワックス・ヴィンヤード」

（名前がシガール・ヴォランじゃなく、ブランというところがダジャレ）

（品種：ルーサンヌ64%、グルナッシュブラン36%）

このワインの造り手、
ワイナリー『ボニー・ドゥーン』のオーナー

ランドル・グラム氏は、奇想天外なマーケティング、
当時はまだ一般的ではなかった有名絵師によるラベルデザイン、

一早くスクリューキャップを採用、挑発的な発言などで、
一世を風靡した人物

先ほどのUFOとの漫画にも出て来たよ

かつては大規模生産をしていたけれど、
今は自然なワイン造りを実践する小規模生産者へ大転身。

現代のワイン造りが抱える様々な問題点を飲み手に投げかける、
思慮深い造り手の一人。

UFO好きのお父さんやお友達へのプレゼントにもイイかもヨ。

字数オーバーでオチ作れない…

足跡がわりにぽちぽちっとお願いしやす