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カテゴリ:はっとする気づき編
いらっしゃいませ、マスターの濱田です。
先日、友人の心屋ぢんちゃんと話していた時に、 彼から面白い話をきくことが出来ました。 そういえば、ぢんちゃんも煙草吸わないねって 話題が出た時のこと。 ぢんちゃんはかつて喫煙していたけれど、 すっぱりやめて吸わなくなったって話になりました。 わたしは昔、喫煙しようと思っても、 クセになることがなかったのですが、 禁煙したがっていたバーのお客様や 当時の友人たちが禁煙に何度もチャレンジしながらも 何度も挫折しているのをみていましたので、 禁煙って大変なんだなと感じていました。 ですが、ぢんちゃんの話をきいてみると、 簡単にやめられて、そこからまったく 吸わなくても大丈夫になったとのこと。 バー時代、周りの人たちがすごく苦労していたのを みていたので、すごく興味が出て、 「どうやってやめたの?」って思わずきいてみました。 すると、彼の口からはとても面白い言葉をきくことが出来ました。 彼は煙草をやめると決めたその日、 目の前にライターと煙草の箱を置いて、 「今日までどうもありがとう」って 感謝の言葉を話したとのこと。 それをきいて、「なるほど」ってすごく合点がいきました。 わたしたちは人生において、様々な執着を持っていますが、 同時にその執着に依存もしています。 たとえば「男性たるもの」とか、「成功者とはこうであるべき」 って概念に執着しているならば、 その執着が人生の自由さを奪うわけですが、 同時にその執着を持っていることで、 不慣れで未知な新しい考えや自由さの領域へ 飛び込むリスクも負わなくていいいわけですよね。 つまり、執着に依存することでリスクをとらなくていい ってわたしたちは無意識のうちに選択していたりするわけです。 ところで、執着はそれを嫌うことで継続します。 わたしも、先日まではおなか周りが気になってはいたんだけれど(笑)、 イヤだなって感じている「感情の方」を嫌って、 「感情を感じないようにしていた」時は、 ダイエットの行動を起こそうとしませんでした。 ですが、友人におなかのことを指摘されて、 (ガーンって感じだったけど(笑)) 嫌っていたのは、イヤだなって感情の方で、 おなかではなかったことがわかった時、 ダイエットの行動をはじめていました(笑)。 (ちなみに2週間でけっこうスリムになってきました) 執着は抵抗すると継続します。 それはなぜかというと、わたしの場合で言えば、 ダイエットを始められない自分を許せないって感情なのに、 おなかの脂肪が許せないって、対象をすり替えて、 自分が嫌っていた感情を感じないフリをしていたから。 ぢんちゃんが煙草をやめられたのは、 煙草はただの煙草であり、 よく悪くもないってことを理解したからなのでしょう。 わたしたちが執着を手放せない時、 わたしたちはホントはなにに抵抗しているのかを よくわかっていません。 冷静に白日の下に出してきてみれば、 責める対象でないものを責めていたのがみえてきます。 「どうして、これができないんだろう?」、 「どうして、これがやめられないんだろう?」って 感覚がでてきたら、ホントはなにを嫌がってきたんだろう? ってみてみると、意外なものがみえてくるかもしれませんね。 本日は当店にお越しいただき、本当にありがとうございます。 またのお越しを、こころよりお待ちしております。 いってらっしゃいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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