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カテゴリ:はっとする気づき編
いらっしゃいませ、マスターの濱田です。
先日からお伝えしていますが、 「今、この瞬間にいる」、「今、ここに在る」、 「今を生きる」を生きはじめると、 不安などの思考に振り回されることのない、 とてもおだやかで、みたされた状態になります。 探してもみつからなかった青い鳥は、 「ここにあった」という状態です。 すごくおだやかで、静かで、 それでいて、何かをする時はとても集中して、 情熱とともに取り組んでいる、そんな状態です。 この感覚は、本当に体験してみないことには、 思考では理解できない状態です。 さて、この今にいる状態に「気づく」には、 体の感覚に気づいている(目覚めている)ことが、 とても重要な鍵になります。 怒りにしろ、不安にしろ、感情が動き出す時には、 必ず体に何らかの反応が起きます。 胸の辺りや、お腹の辺り、 体のどこかに、もやっとした感じや、 チクっとした感覚など、なんらかの感覚が発生します。 で、これは、無意識の状態、つまり無防備でボーっとしてると、 この反応、感覚に気づけずに、そのまま怒りや、 不安や悲しみなどの「自動反応」につながってしまいます。 そこからは、感情のドラマにどっぷりで、 いろんな連想が、まるでネットサーフィンがやめられないみたいに、 ずぅ~と続いてしまいます。 感覚に気づいていると、感覚が感情のドラマにつながる前に、 相手にしないで、ほおっておくことが出来るようになります。 そうすると、不安やら怒りやらのドラマに振り回されず、 今、この瞬間に、波に流されることのない船のように、 イカリをおろせるようになります。 これにとても効果的なのは、「今の感覚」に気づくことです。 「あ、今胸の辺りで、なんかチクっとした」とか、 「今、もやっとした感覚が動いてる」って感じです。 さて、わたしがこの感覚を、感じられるようになったのは、 2年前に7日間の坐禅と、10日間の山篭り修行をしてからのことです。 それまでは、思考偏重していたようで、 この感覚を感じることはありませんでした。 わたしには、厳しい修行が必要だったのです。 と こ ろ が、 先日のセミナーで、参加者の方たちに、 「胸の辺りに感覚を感じた方、どれくらいいます?」って きいてみたら、けっこうな人数の手が挙がるではないですか! そう、わたしが目覚めた頃とは、もうなにかが違うんです。 「今にいる」人の近くにいると、 今にいることが容易になるとはききますが、 それにしても、「速いっ!」 スポーツ競技のタイムでも、誰も破れなかったタイムを、 誰かひとりがやぶって、みながそれを知ると、 容易に他の人も破れるようになるといいます。 今にいる人たちが、どんどん増えてきて、 これと同じことが起きているのでしょう。 うう、2年前は、結構タイヘンだったんだけどなっ.....(涙)。 すごい時代になってきたなと、思ったマスターでした。 本日は当店にお越しいただき、本当にありがとうございます。 またのお越しを、こころよりお待ちしております。 いってらっしゃいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 9, 2009 05:51:52 PM
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